茨城県で0円物件を探したい方へ|窓口の選び方と手放す側の判断軸

「茨城県 0円物件」で調べる方の多くは、通える距離で安く家を持ちたい側です。探せる窓口は空き家バンク(県内39市町村)・無償譲渡のマッチングサイト・個人間の掲示板・移住相談の4種類で、0円でも登記費用と税金は取得側にかかります。当社には「0円でも引き取り手がない」という相談も届くため、手放す側の判断軸まで整理します。

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0円で出しても引き取り手が現れない茨城県の空き家も、仲介手数料0円でご相談いただけます。

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茨城県で0円物件が出てくる背景

茨城県の空き家率は14.1%で、前回調査から0.7ポイント下がりました。それでも0円物件が出続けるのは、減ったのがアパートの空室で、戸建て中心の「放置に近い空き家」だけが増えているからです。母数はこの層にあります。

空き家率は下がったのに、放置に近い空き家だけ1万5千戸増えた

「茨城の空き家は減っている」という記事を見て、0円物件を探すのは難しいと感じた方もいるかもしれません。数字を分解すると印象は変わります。県内の空き家は196,200戸で、空き家率は14.1%。2018年の197,200戸・14.8%から1,000戸減り、率も0.7ポイント下がりました(茨城県「令和5年住宅・土地統計調査の結果の概要」表2-1、2026年8月時点)。全国は13.8%で0.2ポイント上昇しているため、県全体としては逆の動きです。

ところが内訳を見ると、動いた方向が区分ごとに違います。

区分 2018年 2023年 増減
空き家 総数 197,200戸 196,200戸 -1,000戸
賃貸用の空き家 105,400戸 90,700戸 -14,700戸
賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家 78,200戸 93,200戸 +15,000戸
売却用の空き家 4,500戸 5,400戸 +900戸
二次的住宅(別荘等) 9,100戸 6,900戸 -2,200戸

データ出典: 上記調査「表2-1 居住世帯の有無別住宅数の推移-茨城県」(調査基準日 令和5年10月1日)

率が下がった理由は、賃貸用の空き家=アパートやマンションの空室が14,700戸減ったことです。その裏で賃貸にも売却にも出されていない空き家が15,000戸増え、93,200戸になりました。空き家総数に占める比率も、上の表2-1の数値から計算すると2018年の39.7%から47.5%へ上がり、いまや空き家の半分近くがこの層です。県はこの区分を「管理されず放置される可能性の高い住宅が含まれている」と説明し、この10年で約1.4倍(6.7万戸→9.3万戸)に増えたとしています(茨城県「県内の空家の状況」、2026年8月時点)。全国は同じ期間で約1.2倍ですから、茨城県のほうが速いペースです。

0円物件の母数は一戸建ての空き家8万200戸にある

探す側にとって意味があるのは、この増加分がどんな建物なのかです。同じ調査では空き家のうち一戸建が98,800戸(空き家総数の50.4%)、共同住宅が89,900戸(45.8%)で、一戸建の空き家の81.2%=80,200戸が「賃貸・売却用でも別荘でもない」空き家です。逆に共同住宅は85.1%が賃貸用の空き家でした。

つまり0円や数十万円で市場に出てくる可能性があるのは、アパートの空室ではなく戸建ての側です。移住やセカンドハウス目的で探すなら、この8万戸規模の層をどう見つけるかが実務になります。

首都圏に近い茨城県でも0円で出される事情

首都圏に近い県で、なぜ0円まで下がるのか。理由は立地よりも所有者の事情にあります。空き家の発生原因は半数以上が相続とされており(政府広報オンライン、2026年8月時点)、相続した側が県外に住んでいると管理に通えません。建物は築年数が進み、家財が残り、境界も曖昧なまま時間が過ぎます。

この状態の物件は、価格を下げても仲介で買い手が付きにくくなります。所有者にとっては、売値を得ることより固定資産税と管理義務、近隣への迷惑から抜けることが目的になります。だから0円という価格が出てきます。探す側が向き合うのは、値段の安さではなく、その物件が抱えている条件のほうです。

茨城県の0円物件を探す窓口の選び方

窓口は公的な空き家バンク、無償譲渡のマッチングサイト、個人間売買の掲示板、移住相談の窓口の4種類です。掲載件数の多い順ではなく、条件が整理されている順に当たるほうが空振りが減ります。茨城県内では39市町村が空き家バンクの窓口を公表しています。

市町村の空き家バンク(39市町村に窓口がある)

どこから当たればいいかわからないという状態は、選択肢が多いこと自体が原因です。まず公的な窓口から入ると、物件の条件と担当者が最初から確定します。茨城県は市町村ごとの空き家バンクを一覧で公表しており、地区別の内訳は次のとおりです(茨城県「市町村空き家バンク一覧」、2026年8月時点)。

地区 窓口を置く市町村数 主な市町村
県北 5 常陸太田市・高萩市・北茨城市・常陸大宮市・大子町
県央 9 水戸市・笠間市・ひたちなか市・那珂市・小美玉市ほか
県南 13 土浦市・石岡市・龍ケ崎市・牛久市・つくば市・守谷市ほか
県西 7 古河市・下妻市・常総市・筑西市・桜川市ほか
鹿行 5 鹿嶋市・潮来市・神栖市・行方市・鉾田市

データ出典: 上記一覧(担当課名・連絡先も同ページに掲載)

注目したいのは担当課の名前です。ひたちなか市は「空家等対策推進室」、石岡市は「空家相談室」、龍ケ崎市は「空家対策室」、牛久市は「空家対策課」と、空き家専任の部署を置いている自治体があります。窓口に迷わず到達できるという意味で、この4市は問い合わせのハードルが低い側です。0円物件そのものの全体像は0円物件の基本ガイドでも整理しています。

無償譲渡に特化したマッチングサイト

民間のマッチングサイトは0円・無償という条件で絞り込めるため、件数だけを見れば最も多く当たります。掲載から公開までが早く、県内の物件も並びます。

ただし公的な窓口と違い、条件の確認は自分で行うことになります。建物の状態、境界の有無、農地や山林が付いているか、私道の通行権があるかは、掲載情報だけでは判断できません。気になる物件が見つかったら、所在地の市町村名で空き家バンクにも同じ物件が出ていないかを確認すると、条件の裏取りができます。

個人間売買の掲示板・フリマ系サービス

地域の売買掲示板やフリマ系のサービスにも、0円から数十万円の物件が出ています。売主と直接やり取りできるのが利点で、交渉の余地も残ります。

一方で、契約書の作成と所有権移転登記の手配は当事者側の仕事になります。個人間の取引では宅地建物取引業者による説明が入らないため、登記簿と現況が一致しているか、未登記の増築部分がないかを自分で確かめる必要があります。司法書士への依頼を前提に予算を組んでおくと、後から慌てずに済みます。

移住相談の窓口から入る方法

エリアを先に決めている場合は、市町村の移住相談窓口から入る方法が早いことがあります。空き家バンクに登録される前の情報を持っている担当者がいるほか、後述する移住支援金の事前相談も同じ窓口で進められます。

茨城県の移住支援金は転入前の事前相談がない場合は申請できない仕組みです。物件を決めてから相談すると、要件を満たさなくなる可能性があります。制度を使う前提で探すなら、物件探しと窓口相談は同時に始めます。

窓口を当たる順序を5ステップで整理する

  1. エリアと目的を決める — 通う頻度、移住か別荘か投資か、リフォーム予算の上限を先に決めます
  2. 狙う地区の空き家バンクに登録・照会する — 県の一覧から該当市町村の担当課へ連絡します
  3. マッチングサイトと掲示板を横断する — 同じエリアで並行して探し、バンク掲載物件との重複を照合します
  4. 現地を見る — 建物の状態、周辺の道路幅、境界の目印、残置物の量を自分の目で見て回ります
  5. 費用と名義変更、支援制度を確認する — 取得後にかかる金額を出し、移住支援金や市町村の補助の対象になるかを窓口で確かめます

この順序を守ると、「掲載を見て気に入ったが条件が合わず取り下げ」という往復を減らせます。

0円物件の取得にかかる費用と使える支援

0円物件の取得にかかる費用と使える支援。取得側には所有権移転登記費用・不動産取得税・贈与税・翌年からの固定資産税・修繕改修費・解体費がかかる一方、移住支援金は世帯100万円、単身60万円、18歳未満の世帯員1人につき最大100万円加算。住宅用地の軽減は200㎡以下で課税標準の6分の1。

0円は「支払いがゼロ」ではなく「売買代金がゼロ」という意味です。登記費用、不動産取得税、翌年からの固定資産税、修繕費は取得した側にかかります。先に総額を出してから、支援制度で戻る分を差し引いて判断する順序が安全です。

0円でも発生する費用と税金

0円と書いてあるのに0円で終わらない、という感覚は正しいものです。取得側に発生する主な費用は次のとおりです。

  • 所有権移転登記の費用 — 登録免許税と、司法書士に依頼する場合の報酬
  • 不動産取得税 — 無償で受け取った場合も課税対象になりえます
  • 贈与税 — 個人から個人への無償譲渡では、受け取った側に課税関係が生じる場合があります
  • 翌年からの固定資産税・都市計画税 — 建物と土地の両方にかかり続けます
  • 修繕・改修費 — 雨漏り、シロアリ被害、給排水設備の交換、断熱の追加など。金額の幅が最も大きい項目です
  • 解体費 — 使えない建物を撤去する場合。木造でも規模と搬出条件で金額が大きく変わるため、見積りを取ってから判断します

なお土地には課税標準を引き下げる特例があり、固定資産税は200㎡以下の小規模住宅用地で6分の1、200㎡超の一般住宅用地で3分の1に減額されます。ただし空家法に基づく勧告を受けた特定空家の敷地や、居住のための管理がなされず今後居住する見込みがない空き家の敷地には、この軽減が適用されなくなります(政府広報オンライン、2026年8月時点)。取得後に放置すれば、税負担が上がる側に回ります。

「土地のみ」の物件が混ざる実態を先に確認する

0円で出ている物件には、建物付きだけでなく土地のみのものが混ざります。前の所有者が解体まで済ませているか、建物が使えないため取り壊しを条件にしているかのどちらかです。

土地のみなら建物の不具合を引き継がずに済みますが、その土地に新しく建てられるかは別の問題です。接道の幅が足りない、市街化調整区域にあたる、農地の転用許可が必要といった条件があると、建築できません。「安く土地が手に入った」と思って進めた後に、家が建てられないとわかるのが最も損失の大きいパターンです。用途地域と接道条件は、市町村の都市計画課で無料で確認できます。

現地で見る箇所と、伝えられなかった不具合の扱い

写真ではわからない部分で後から金額が膨らむ、というのが取得側の最大の不安です。現地では次の箇所を見ておきます。

  • 床下の湿気・シロアリの痕跡
  • 屋根と雨樋の破損、天井のシミ(雨漏りの跡)
  • 水回りの配管と、給湯器・浄化槽の状態
  • 建物全体の傾き(開き戸や引き戸が自然に動くか)
  • ブロック塀・擁壁のひび割れ、境界の目印の有無
  • 残置物の量(家具・家電・仏壇・農機具)

引き渡した建物が契約の内容に適合しない場合、買主は履行の追完や代金減額、損害賠償、契約の解除を請求できます(民法第562条以下)。無償で譲る場合も、譲る側が状態についての責任から自動的に解放されるわけではありません。個人間で「現状渡し」と口約束をしても、書面がなければ争いの種が残ります。取得側は不具合を書面に列挙してもらい、譲る側はわかっている不具合を先に伝える——どちらの立場でも、これが自分を守る手順です。

わくわく茨城生活実現事業と市町村の補助が使える条件

移住を伴うなら、県の移住支援金が使える場合があります。支給額は世帯100万円(18歳未満の世帯員を帯同する場合は1人につき最大100万円を加算)、単身60万円です(茨城県「わくわく茨城生活実現事業(茨城県移住支援金)」、2026年8月時点)。

項目 内容
支給額 世帯100万円(18歳未満1人につき最大100万円加算)/単身60万円
移住元の要件 直前10年間で通算5年以上、かつ直前に連続1年以上、東京23区在住または東京圏(条件不利地域以外)在住で23区へ通勤
県独自要件 転入前に転入先市町村への事前相談が必要(事前相談がない場合は申請不可)
申請時期 転入後1年以内。申請日から5年以上の継続居住の意思が必要
実施市町村 水戸市・土浦市・石岡市・常陸大宮市・古河市・潮来市など、県が公表する実施市町村一覧に掲載された市町村

データ出典: 上記ページ(実施要領は2026年4月1日施行版)

要件は移住元と就業形態で細かく分かれ、テレワークで移住する場合は「住宅の新築または購入」が条件です。予算の範囲内での支給なので、上限に達すれば年度途中で終了する可能性もあります。加えて市町村ごとに空き家バンク登録物件を対象としたリフォーム補助や家財処分の補助を設けている場合があります。金額と条件は年度で変わるため、狙う市町村の担当課で最新の内容を確認してください。

0円でも引き取り手がつかないときの判断軸

0円でも引き取り手がつかないときの判断軸。相続土地国庫帰属制度は申請5,698件のうち国庫に帰属2,885件、取下げ1,063件、不承認93件、却下83件。建物が建っている土地は申請段階で却下され、解体後も工作物や樹木が残れば不承認になりうる。

ここからは手放す側の話です。0円で告知しても反応がない場合、待ち続けるか、国に引き取ってもらうか、買取に出すかの選択になります。判断軸は価格ではなく、費用と責任がどこまで自分に残るかです。

0円譲渡が成立しにくい物件の特徴

0円で出しても引き取り手が現れない物件には、共通する条件があります。

  • 再建築不可、接道の幅が足りない、私道の通行に他人の承諾が必要
  • 市街化調整区域にあり、用途の変更が難しい
  • 建物の傾き・雨漏りが進み、修繕費が土地の価値を超える
  • 残置物が大量に残っていて、片付けが引き渡しの条件になる
  • 田畑や山林が付いており、農地法の許可や境界確定が必要
  • 相続人が複数いて、全員の同意が取れていない

受け取る側から見れば、0円物件は「無料でもらえる家」ではなく「維持費と解体費、そして手続きを引き受ける契約」です。上の条件が重なるほど、引き受ける側の負担は増えます。人口が減っている地域で、その負担を越えて住みたい人の数は限られます。0円で告知して待つ方法だけに頼ると、時間だけが過ぎます。

相続土地国庫帰属制度は建物の解体が前提になる

「国が引き取ってくれる制度がある」という情報は広く知られました。運用実績を見ると条件は厳しめです。制度開始から令和8年6月30日までの申請は5,698件(うち宅地1,973件)で、国庫に帰属したのは2,885件(うち宅地1,073件)でした(法務省「相続土地国庫帰属制度の統計」速報値、2026年8月時点)。

区分 件数 主な理由
却下 83件 建物の存する土地に該当 4件/現に通路の用に供されている土地 22件/境界が明らかでない土地 21件/添付書類の提出がなかった 37件
不承認 93件 工作物・車両・樹木等が地上に存する土地 45件/国による追加の整備が必要な森林 36件/災害の危険により措置が必要な土地 11件
取下げ 1,063件 有効活用の見込みが生じた 562件/却下・不承認であることが判明した 375件

データ出典: 上記統計(令和8年6月30日現在の速報値)

建物が建っている土地は、申請の段階で却下の対象になります(法第2条第3項第1号)。このルートを取るには先に解体が必要で、費用は所有者の負担です。しかも解体後に庭木や物置、古い塀が残っていれば「工作物・樹木等が地上に存する土地」として不承認になった実績が45件あります。境界が明らかでない土地の却下21件も、山林や農地が隣接する県北・県西の物件では現実的なリスクです。承認された場合も10年分の管理費相当額にあたる負担金の納付が必要になります。

取下げ1,063件のうち562件が「有効活用の見込みが生じた」ことによるものだった点も示唆的です。この区分には、申請と並行して民間側の受け手が見つかったケースも含まれると考えられます。

手放す前に踏む順序(名義・残置物・境界)

手段を先に選ぶと、書類や同意が足りずに途中で止まります。順序は3つです。

  1. 名義と相続の状態を確認する — 登記簿で現在の名義を確かめ、相続登記が済んでいなければ着手します。相続登記の申請は令和6年4月1日から義務化されています(法務省、2026年8月時点)
  2. 残置物と建物の状態を把握する — 家具・家電・仏壇・農機具が残っていると、譲渡でも売却でも片付けを条件にされることがあります。写真で記録し、量を伝えられる状態にします
  3. 境界と接道を確認する — 目印の有無、隣地との認識のずれ、私道の権利関係を確認します。国庫帰属でも売却でも同じ書類が使えます

遠方に住んでいても、登記簿の取得と相続人の把握は現地に行かずに進められます。ここを済ませておくと、その後の交渉が軽くなります。

無償で譲る場合と買取に出す場合の分かれ目

無償譲渡と買取は、受け取る金額よりも「引き渡した後に何が残るか」で分かれます。

判断軸 無償譲渡(個人・バンク経由) 買取(宅地建物取引業者が買主)
受け取る金額 0円 査定額(相場を踏まえた価格)
成立までの時間 相手が現れるまで読めない 査定から契約まで日単位で進む場合がある
残置物 片付けを条件とされることが多い 現況のまま引き取る事業者がある
仲介手数料 個人間なら不要/バンク経由の仲介では発生 直接買取なら不要
引き渡し後の責任 譲った側に残る 免責特約を結べる
市町村の補助 バンク登録が条件で使える場合がある 対象外になることが多い

宅地建物取引業法第40条は、宅建業者が自ら売主となる場合に買主に不利な特約を制限する規定です。逆に業者が買主になる取引では、業者側が契約不適合責任の免責を受け入れる形の特約を結べます。専門知識を持つ側が建物の状態を評価して買い取るためです。当社の買取くん(株式会社リアテクス)も、残置物を残したままの現況買取と、仲介手数料0円・契約不適合責任の免責を条件としています。

なお相続した空き家またはその敷地を売却する場合、一定の要件を満たせば譲渡所得から3,000万円まで控除される特例措置があります。令和9年(2027年)12月31日までの売却が要件で、昭和56年5月31日以前の建築、相続開始から3年経過年の12月31日までの譲渡、譲渡価格1億円以下などの条件が付きます(政府広報オンライン、2026年8月時点)。0円で譲るか売却するかを比べるときは、この控除の期限も判断材料になります。個別の税額は物件と相手との関係で変わるため、税理士に確認してください。

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茨城県の空き家買取業者5選

茨城県内で空き家の売却・買取を相談できる事業者を5社まとめました。1社目の当社を除く4社は、公式サイトの会社概要・店舗情報で茨城県内の住所を確認できた事業者だけを掲載しています。拠点は水戸市・つくば市・常陸大宮市・石岡市で、県央・県南・県北に分かれています。

サービス名 特徴 該当エリアの拠点 査定スピード 公式サイト
買取くん(株式会社リアテクス) 訳あり物件専門・残置物そのまま現況買取・仲介手数料0円 茨城県内に拠点なし/全国対応(本社: 東京都品川区) 最短6時間 公式HP
香陵住販株式会社 東証スタンダード上場・県内主要市に支店網・空き家管理も対応 茨城県水戸市南町2-4-33 明示なし 公式HP
ザ・ハウス株式会社 県南(つくば市)拠点・即日査定を掲示・空き家と相続の相談窓口 茨城県つくば市島名万博公園西G5街区6 即日査定(時間の明示なし) 公式HP
ひたちハウス 県北(常陸大宮市)拠点・空き家買取専門・残置物の片付け不要 茨城県常陸大宮市根本297-1 明示なし(無料出張査定) 公式HP
株式会社キャピタルトラスト 石岡市拠点・買取再販が本業・買取エリアは県全域 茨城県石岡市東石岡5-7-38 明示なし 公式HP

「査定スピード」は各社の公式サイトを実際に確認した結果です。時間単位の査定スピードを数値で公開していたのは当社のみで、他4社の公式サイトには時間の記載がありませんでした(2026年8月時点の確認)。記載のないものを推測で埋めてはいないため、比較の際は各社に直接ご確認ください。

1. 買取くん(株式会社リアテクス)

買取くんの公式サイト

茨城県の空き家を0円でも手放したいとお考えなら、まず検討したいのが当社の買取くんです。

買取くんは、空き家・古民家・別荘に加えて再建築不可・共有持分・底地・借地権・古家付き土地・事故物件といった、一般の仲介では取り扱いを断られやすい物件を専門に直接買い取るサービスです。0円で譲る相手を探すのではなく、当社が買主として契約するため、価格が付いたうえで引き渡しまで進みます。茨城県内の物件も全国対応の対象です。

おすすめポイント

  • 無料査定は最短6時間以内: 0円で告知しても反応がなく期間が読めない → 物件情報をお伝えいただければ最短6時間で査定額を回答し、判断材料をすぐにお渡しします
  • 残置物・生活用品を残したまま現況買取: 家財や仏壇の片付けに費用と気力がかかる → 片付けを条件にせず、現況のまま買い取ります
  • 仲介手数料0円・契約不適合責任の免責: 引き渡した後に不具合を指摘されないか不安 → 当社が買主として状態を評価するため、免責特約を前提に契約できます

当社の買取実績には、大阪府堺市の相続実家を生活用品が残ったまま1,200万円で買い取った例、富山県富山市で8年空き家だった投資用物件を450万円で買い取った例、東京都北区の築50年超・傾きのある物件を4,400万円で買い取った例があります。買い手は常時300名以上の不動産投資家ネットワークから探すため、相場を踏まえた価格を提示できます。所有権移転登記は提携する司法書士が担当し、弁護士・土地家屋調査士とも連携する体制です。

  • 該当エリアの拠点: 茨城県にも対応(全国対応/オンライン査定)。茨城県内の案件は本社(〒141-0021 東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前2階)の対応チームが担当します(買取くん

2. 香陵住販株式会社

香陵住販株式会社の公式サイト

水戸市南町に本社を置く総合不動産会社で、東京証券取引所スタンダード市場に上場しています(証券コード3495・設立 昭和56年10月5日)。事業所は水戸市内の複数店に加えてひたちなか市・東海村・日立市・つくば市・土浦市・牛久市・守谷市に広がり、県央から県南までを面でカバーしています。不動産売買事業に「不動産買取・販売」を明記し、賃貸管理事業には「空き家管理」「サブリース」を持つため、すぐ売る判断がつかない段階で管理だけ委ねるという相談もできます

  • 特徴: 東証スタンダード上場の総合不動産会社。不動産買取と空き家管理の両方を事業に明記。宅地建物取引士161人・相続支援コンサルタント34人を公開(2025年9月末時点)
  • 該当エリアの拠点: 茨城県水戸市南町2-4-33(本社)(香陵住販 会社概要

3. ザ・ハウス株式会社

ザ・ハウス株式会社の公式サイト

つくば市島名に拠点を置き、公式サイトのファーストビューで「即日査定」「空き家・相続相談」「リフォーム・リノベーション提案」を並べています。売却査定の専用導線があり、エリア検索と沿線検索の両方を用意しているため、つくばエクスプレス沿線や県南の物件で相場を確かめたい段階の相談先になります。営業時間は10:00〜19:00で定休日なしと明記されており、平日に動けない所有者でも連絡を取りやすい構成です。

  • 特徴: 県南(つくば市)拠点。即日査定を掲示し、空き家と相続の相談を受付項目として明示。リフォーム提案まで同じ窓口で扱う
  • 該当エリアの拠点: 〒300-2655 茨城県つくば市島名万博公園西G5街区6 ワークつくばビル102(ザ・ハウス 会社概要

4. ひたちハウス

ひたちハウスの公式サイト

常陸大宮市根本に拠点を置く空き家買取の専門店です。リサイクルショップ運営で培ったノウハウを不動産買取に転用したという成り立ちを公式サイトに明記しており、ゴミや家具を片付けないままの買取を中心に据えています。傾きや雨漏りのある建物、草木が伸びた土地、田畑や空き地、入口が狭い物件、借地権付き不動産も対象と明示。常陸大宮市を中心に県内全域へ無料出張査定に対応し、公式サイトでは常陸太田市の4DK平屋を233万円、大洗町の7DK戸建を350万円で仲介した実績を公開しています。県北エリアの物件で候補に入ります。

  • 特徴: 空き家買取専門。残置物の片付け不要を中心サービスとし、傾き・雨漏り・借地権付きも対象と明記。宅地建物取引士が在籍
  • 該当エリアの拠点: 〒319-2143 茨城県常陸大宮市根本297-1(ひたちハウス

5. 株式会社キャピタルトラスト

株式会社キャピタルトラストの公式サイト

石岡市東石岡に拠点を置き、事業を「買取再販業」と「賃貸業」の2つに整理しています。空き家を買い取ってリフォーム後に再販する流れを公式サイトで説明しており、買取エリアとして茨城県全域を明示しています。中古戸建に限らずマンションも買取対象としているため、戸建て以外の空き室を持っている場合の相談先にもなります。営業時間は平日9:00〜17:00、定休日は土・日・祝日です。

  • 特徴: 買取再販を本業とし、リフォーム後の再販まで自社で行う。買取エリアは茨城県全域。戸建に加えマンションも買取対象
  • 該当エリアの拠点: 茨城県石岡市東石岡5-7-38(キャピタルトラスト 店舗情報

茨城県で空き家買取業者を選ぶときのポイント

比較で見る軸は、査定スピード・買取実績・費用負担と契約不適合責任の3つです。いずれも公式サイトの表示か見積書で確認できるため、感覚ではなく事実で並べられます。県内は事業者ごとに得意なエリアが分かれているので、拠点の市も併せて確認します。

査定スピードの確認方法

公式サイトに「最短○時間」「即日回答」といった時間の記載があるかを見ます。記載がなければ、問い合わせのときに「情報を送ってから金額の回答までどれくらいかかりますか」と時間の単位で質問します。日数ではなく時間で答えられる事業者は、査定の判断基準が社内で標準化されていると考えられます。回答が「現地を見てから」で止まる場合は、現地調査までの日程も含めて聞いておきます。

買取実績の確認方法

見るべきは件数ではなく、実額が公開されているかどうかです。エリア・築年数・条件と金額がセットで示されていれば、自分の物件と比べられます。傾きや残置物ありといった悪条件の事例が載っているかも手がかりになります。実額の公開がない場合は、似た条件の物件を扱った経験と、そのときの価格帯を口頭で確認します。あわせて再建築不可や共有持分、市街化調整区域といった条件に対応できるかも先に聞いておくと差が出ます。

費用負担と契約不適合責任の確認方法

確認するのは、仲介手数料の有無、残置物の処理費用をどちらが負担するか、解体が必要な場合の扱い、契約不適合責任を免責にできるかの4点です。「契約不適合責任は免責になりますか」は書面で確認してください。口頭で免責と言われても、契約書に記載がなければ後から争いになります。買取であれば買主が宅建業者になるため免責特約を結べますが、条件は事業者ごとに異なります。

選定基準まとめ

評価軸 チェックすべきポイント 買取くんの該当実績
査定スピード 時間単位の目安が公開されているか 無料査定 最短6時間以内
買取実績 エリア・条件・実額がセットで公開されているか 堺市の相続実家1,200万円/富山市の8年空き家450万円/北区の築50年超・傾きあり4,400万円
対応範囲 再建築不可・共有持分・残置物ありに対応できるか 空き家・古民家・別荘・再建築不可・共有持分・底地・借地権・事故物件に対応/全国対応
費用負担 仲介手数料と残置物処理をどちらが負担するか 仲介手数料0円・残置物そのまま現況買取
契約不適合責任 免責特約を書面で結べるか 免責特約を前提に契約
現金化までの期間 契約から入金までの日数 最短3日

この6つの軸で並べると、当社は時間・費用・責任のいずれについても条件を数値と文言で公開している側に入ります。

買取くんが茨城県の空き家買取で選ばれる理由

「買取業者は安く買い叩くのではないか」という不信感は、価格の決まり方が見えないところから生まれます。当社が相場を踏まえた価格を提示できるのは、買い取った物件を引き渡す相手をあらかじめ抱えているという構造があるためです。

買取くんが選ばれる理由:

  • 常時300名以上の不動産投資家ネットワーク: 買い手を探してから買うのではなく、購入意欲のある投資家が常時300名以上いる状態で査定するため、相場から大きく外れた価格を提示する必要がありません
  • 他社で断られた物件・少額物件への対応: 再建築不可・共有持分・底地・借地権・事故物件を専門領域としており、茨城県内の古家付き土地や田畑が隣接する物件も全国対応の範囲に含みます
  • 査定から現金化までの短さ: 無料査定は最短6時間以内、契約後は最短3日で現金化した実績があります

0円で譲る相手を待つ間も、固定資産税と管理義務は所有者に残り続けます。価格が付いたうえで責任も切り離せるなら、待ち続ける理由は小さくなります。

\ 最短3日で現金化 /

県北の山林隣接地や県南の市街化調整区域の物件も、全国対応で査定を受け付けています。

受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)

よくある質問

Q. 茨城県で0円物件はどこで探せますか?

市町村の空き家バンク、無償譲渡のマッチングサイト、個人間売買の掲示板、移住相談の窓口の4種類です。県内では39市町村が空き家バンクの窓口を公表しており、地区別では県北5・県央9・県南13・県西7・鹿行5となっています。条件が整理されている公的窓口から当たり、民間サイトを横断して重複を確認する順序が空振りを減らします。

Q. 0円物件は本当に費用がかからないのですか?

0円は売買代金がゼロという意味で、支払いがゼロではありません。所有権移転登記の費用、不動産取得税、翌年からの固定資産税、修繕費や解体費は取得した側にかかります。個人から無償で受け取る場合は贈与税の課税関係が生じることもあります。総額を先に出してから、移住支援金などで戻る分を差し引いて判断してください。

Q. 0円で出しても引き取り手がつかない空き家はどうすればよいですか?

再建築不可、市街化調整区域、残置物が大量、相続人の同意が未了といった条件が重なる物件は、0円でも動きにくくなります。国庫帰属制度は建物があると申請段階で却下されるため、解体費の先出しが必要です。買取なら現況のまま引き渡せる場合があり、契約不適合責任の免責特約も結べます。当社は残置物そのままの現況買取に対応しています。

Q. 水戸市やつくば市など県央・県南の物件でも相談できますか?

できます。本記事に掲載した5社のうち、水戸市に本社を置く事業者が1社、つくば市が1社、石岡市が1社、常陸大宮市が1社です。市街地では買い手の母数が多いぶん仲介での売却も検討でき、県北では買取専門の事業者が候補になります。当社は全国対応のため、県内どの市町村の物件もオンラインで査定を受け付けています。

Q. 田畑や山林が付いた物件はどこに相談すればよいですか?

農地は農地法の許可が必要で、山林は境界が確定していないことが多く、通常の宅地とは手続きが変わります。国庫帰属制度では境界が明らかでない土地が却下理由の21件を占めているため、境界確認を先に進めることも検討してください。田畑や空き地も対象と明示している事業者や、土地家屋調査士と連携できる事業者を選ぶと話が進みやすくなります。

まとめ

茨城県の空き家率は14.1%まで下がりましたが、賃貸にも売却にも出されていない空き家だけが15,000戸増えて93,200戸になりました。0円物件の母数はこの層、なかでも一戸建ての80,200戸にあります。探す側は39市町村の空き家バンクから当たって取得後の総額を先に出す、手放す側は名義・残置物・境界を整えてから譲渡と買取を費用と責任の残り方で比べる——判断軸はこの2つに集約されます。国に引き取ってもらう道は建物の解体が前提になる点も、選択肢を絞る材料になります。

\ 無料査定は最短6時間 /

茨城県内の空き家も、仲介手数料0円・残置物そのままで査定額をお伝えします。

受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)

この記事の監修者

株式会社リアテクス 執行役員 鶴野博之

鶴野 博之(株式会社リアテクス 執行役員)

宅地建物取引士/賃貸経営管理士/FP2級

一棟投資物件専門の仲介会社で不動産業界に参入後、前職では「訳あり・瑕疵物件」に特化したコンサルティングプログラム責任者として600名以上の投資家の購入から売却までに携わる。自身も再建築不可物件を中心に訳あり物件へ投資し、転売売買から保有物件まで数々の実績を持つ。

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