神奈川県で0円物件(空き家)を探す方法と自治体窓口の使い方

神奈川県の空き家率は9.8%と全国平均を下回りますが、空き家そのものの戸数は約47万戸と全国で3番目に多く、0円級の物件は三浦半島や県西エリアに偏って存在します(神奈川県「空き家施策」)。この記事では、神奈川県内で0円の空き家を「どこで・どう探すか」を、県内の空き家事情・自治体窓口・注意点まで手順に沿って解説します。

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なお、0円物件そのものの定義や手放される仕組みは0円物件の仕組みと注意点の総合ガイドにまとめています。本記事は「神奈川県で探す」ことに絞って進めます。

この記事の監修者

株式会社リアテクス 執行役員 鶴野博之

鶴野 博之(株式会社リアテクス 執行役員)

宅地建物取引士/賃貸経営管理士/FP2級

一棟投資物件専門の仲介会社で不動産業界に参入後、前職では「訳あり・瑕疵物件」に特化したコンサルティングプログラム責任者として600名以上の投資家の購入から売却までに携わる。自身も再建築不可物件を中心に訳あり物件へ投資し、転売売買から保有物件まで数々の実績を持つ。

神奈川県で0円の空き家はどこにある?

空き家戸数約47万戸で全国3位・放置空き家率が湯河原10.4%など三浦半島と県西で高く都市部は2%台という神奈川の偏在を示す図解
空き家率の低さと戸数の多さ、地域偏在を3点で整理(出所: 神奈川県「市町村別その他の空き家数・空き家率」総務省令和5年住宅・土地統計調査を基に当社作成)

神奈川県は空き家率が低い一方で戸数は全国3位と多く、0円級は三浦半島・県西の海沿いや別荘地に偏在します。

「神奈川に0円物件なんて本当にあるのか」という疑問は自然なものです。都市部のイメージが強い神奈川県ですが、県内の空き家をエリア別に見ると、放置された物件が集まる場所とほとんど出てこない場所がはっきり分かれています。まずはこの偏りを押さえておくと、探す場所を絞り込めます。

空き家率は全国45位でも戸数は全国3位

神奈川県の空き家率は令和5年時点で9.8%と、平成25年のピーク11.2%から低下しています(神奈川県「県内の空き家の現状」)。全国平均の13.8%(総務省「令和5年住宅・土地統計調査」)を大きく下回り、都道府県の中では低い部類に入ります。

ところが、空き家の戸数そのものは約47万戸で、全国で3番目に多い水準です。率が低いのは分母となる住宅総数が多いためで、実数で見れば神奈川県は空き家が豊富な地域と言えます。しかも、賃貸や売却の予定がない「その他の空き家(放置系)」は、平成5年の約6万戸から令和5年には15万戸超へと増え続けています。率の低さと実数の多さのギャップこそが、神奈川県で0円物件を探すときの出発点になります。

0円級が出やすいのは三浦半島・県西

県内のどこに放置空き家が集まっているかは、市町村別の「その他の空き家率」を見ると分かります。県全体の平均が3.2%であるのに対し、湯河原町は10.4%、三浦市と二宮町は9.3%、横須賀市は6.6%、大磯町は7.2%と、三浦半島と県西の海沿い・別荘地で高い数字が並びます(神奈川県「市町村別その他の空き家数・空き家率」)。

これらの地域は、かつて別荘やセカンドハウスとして建てられた築古住宅が多く、相続後に使われないまま残るケースが目立ちます。傾斜地や道が狭く再建築が難しい立地も少なくありません。0円やそれに近い条件で出てくる空き家は、こうした「売りにくい立地の築古」に集中します。探すなら、まず三浦半島(三浦・横須賀・葉山・逗子)と県西(湯河原・真鶴・二宮・大磯・小田原・箱根・松田・山北)に狙いを定めるのが効率的です。

主なエリアの「その他の空き家率(放置系の空き家の割合)」を整理すると、次のように地域差がはっきり出ます。

エリア・市町村 その他の空き家率 傾向
湯河原町(県西) 10.4% 別荘地・温泉地の築古が多い
三浦市(三浦半島) 9.3% 海沿いの築古・再建築不可が点在
二宮町(県西) 9.3% 相続後の放置住宅が目立つ
大磯町(県西) 7.2% 別荘系の空き家が残る
横須賀市(三浦半島) 6.6% 実数・率ともに高め
県全体 3.2% 平均
海老名市(県央) 1.7% 内陸で需要があり空きにくい

出典: 神奈川県「市町村別その他の空き家数・空き家率」(総務省令和5年住宅・土地統計調査、2024年公表)。数字の高い市町村ほど、0円級の空き家に出会える可能性が相対的に高いエリアと読み替えられます。

都市部で0円物件が少ない理由

一方、横浜市や川崎市の「その他の空き家率」は2%台、県央の海老名市は1.7%、綾瀬市は2.8%と、内陸・都市部では放置空き家の率が低くなっています。実数としては横浜市が最多ですが、地価が高く需要もあるため、所有者はわざわざ0円で譲るより売却したほうが得になります。結果として、都市部の空き家は市場に出ても0円にはならず、有償の中古住宅として流通します。

つまり神奈川県では、「便利な場所ほど0円物件は出ず、売りにくい場所ほど0円級が出る」という構図になっています。同じ関東でも都県ごとに事情は異なり、他エリアの傾向は関東エリアの0円物件まとめ東京都内の0円物件の探し方で比較できます。神奈川で探すなら、利便性より「手を入れて住む覚悟」で立地を選ぶ姿勢が現実的です。

神奈川県で0円物件を探す3つの経路と手順は?

市町村の空き家バンク・かながわ県西空き家バンク・民間の無償譲渡マッチングサイトの3経路を併用する探し方の手順図解
県統合ポータルがないため3経路を併用する流れを整理(出所: 神奈川県「市町村の移住・定住支援」を基に当社作成)

神奈川県で0円物件を探す基本は、市町村の空き家バンク・かながわ県西空き家バンク・民間マッチングサイトの併用です。

一つの窓口だけを見ていると、掲載数が少なく「神奈川には出物がない」と感じてしまいがちです。神奈川県には県全体をまとめた統合ポータルがなく、情報が市町村や民間サイトに分散しているため、複数の入口を並行してチェックするのが探し方のコツになります。以下の3経路を順番に押さえていきましょう。

経路1:市町村の空き家バンクで探す

最初に確認したいのが、各市町村が運営する空き家バンクです。自治体が地元の物件情報を集めており、移住相談とセットで案内してくれる点が強みです。

  • 必要なもの:メールアドレスや電話番号(問い合わせ・会員登録用)、希望エリアと予算の条件整理
  • 所要の目安:登録済み物件の閲覧は即日、問い合わせから内見までは数日〜数週間
  • 注意点:バンクは物件を仲介するのではなく「所有者と希望者をつなぐ」役割が中心。交渉や契約は当事者間で進むため、条件確認は自分で丁寧に行う

伊勢原市・小田原市・三浦市・葉山町・二宮町・箱根町・大井町・開成町・大磯町・愛川町・清川村など、県内の多くの市町村が独自の空き家バンクや空き家情報の窓口を持っています(神奈川県「市町村の移住・定住支援」)。狙うエリアが決まったら、その市町村名で空き家バンクを検索し、登録の有無を確認してください。

経路2:かながわ県西空き家バンク(県西エリア)

県西エリアには、複数の市町を横断して物件を探せる「かながわ県西空き家バンク」があります。小田原・南足柄と足柄上郡・足柄下郡の町を含む県西一帯を対象としており、市町村ごとにバンクを巡らなくても広域でまとめて閲覧できるのが利点です。

県西は前述のとおり放置空き家率が高く、0円級や低価格の物件が出やすい地域です。移住や二拠点生活を視野に入れているなら、県西空き家バンクは最優先で登録しておきたい窓口と言えます。お試し移住の制度を用意している町もあるため、いきなり取得せず一度暮らしてみる進め方も選べます。

経路3:民間の無償譲渡マッチングサイト

自治体バンクに載らない物件は、民間の無償譲渡マッチングサイトでも探せます。個人が「0円で譲りたい」空き家を掲載しており、未登記建物や残置物が残ったままの家屋まで幅広く出てきます。ただし掲載主体やサービスによって手数料や利用の流れが異なるため、事前に確認しておく必要があります。代表的なサービスの評判や使い勝手はみんなの0円物件の評判・利用者の評価で整理しています。

探す手順の全体像は、次の流れになります。焦らず複数経路を回すことが、神奈川で出物に出会う近道です。

  1. 狙うエリアを三浦半島・県西に絞る(放置空き家率が高い市町村から)
  2. 該当市町村の空き家バンクとかながわ県西空き家バンクに登録する
  3. 民間の無償譲渡マッチングサイトを併用し、掲載範囲を広げる
  4. 気になる物件は必ず現地を確認し、建物の状態と周辺環境を見る
  5. 取得後にかかる費用と権利関係を確認したうえで契約に進む

内見の際は、写真では分からない床の傾きや水回りの傷み、接道の状況を自分の目で確かめてください。掲載情報だけで判断せず、現地とのギャップを埋める作業が、後悔しない物件選びにつながります。

神奈川県内の空き家バンク・自治体窓口はどこに問い合わせる?

市町村の独自バンク・国交省事業の全国版空き家バンク・県の相談協力事業者登録制度という3つの問い合わせ先を整理した図解
市町村・全国版・県窓口の3つの問い合わせ先を整理(出所: 神奈川県「空き家施策」を基に当社作成)

神奈川県には県統合の空き家ポータルがなく、市町村ごとの空き家バンクと全国版バンク、県の相談窓口が主な問い合わせ先になります。

「どこに聞けばいいのか分からない」という戸惑いは、神奈川県特有の事情から生まれます。県は市町村を支援する立場に徹しており、物件情報の管理は各市町村に委ねられています。そのため、窓口の当たりを付けておくと動きやすくなります。

独自バンクを設置している市町村

県内では、伊勢原市・小田原市をはじめ三浦市・葉山町・二宮町・箱根町・大井町・開成町・大磯町・愛川町・清川村などが、独自の空き家バンクや空き家情報の窓口を設けています。秦野市や中井町は「住まい」関連の支援ページで空き家情報を扱っています。市町村ごとに登録物件の傾向が違うため、海沿いなら三浦・葉山・湯河原方面、山あいなら愛川・清川・山北方面といった具合に、暮らしたい環境から窓口を選ぶとよいでしょう。

全国版空き家バンクと県の相談窓口

市町村バンクと並行して、国土交通省の事業として運営される全国版空き家・空き地バンクも活用できます。LIFULL HOME'Sとアットホームが運営し、神奈川県内の市町村も参加しているため、複数自治体の物件を一度に検索できます。空き家バンク全般の仕組みや掲載物件の傾向は0円空き家バンクの使い方と掲載物件の傾向で詳しく解説しています。

県の空き家相談窓口・相談協力事業者

物件探しだけでなく、相続や管理の相談をしたい場合は、県の相談窓口も頼りになります。神奈川県居住支援協議会やかながわ住まいまちづくり協会が空き家に関する相談を受け付けており、県は管理・売買・賃貸・解体・相続などに対応できる「空き家相談協力事業者登録制度」も設けています(神奈川県「空き家施策」)。取得を検討する側も、手放す側も、公的な窓口を起点にすると悪質な業者に当たるリスクを下げられます。

神奈川県で使える移住支援・空き家補助金は?

神奈川県の移住支援・補助金は市町村ごとに分かれ、県西・郊外は移住定住、都市部は中古住宅の取得・改修補助が中心です。

0円やそれに近い物件を手に入れても、そのままでは住めない築古も多いのが実情です。改修費や引っ越し費用をどう抑えるかを考えると、市町村の支援制度は無視できません。神奈川県は「県西=移住・活用」「都市部=取得・改修」で制度の性格が分かれています。

県西・郊外の移住定住支援

県西や郊外の町では、移住・定住を促す制度が充実しています。大井町の三世代同居等移住定住促進補助金のように、家族での移住を後押しする補助金や、真鶴町・清川村などのお試し移住・移住体験の仕組みが用意されています(神奈川県「市町村の移住・定住支援」)。空き家バンクと移住支援が連動している町も多く、物件取得と補助金申請をセットで進められます。

都市部の中古住宅取得・改修補助

都市部では、子育て世帯を対象にした住宅補助が目立ちます。相模原市は子育て世帯等中古住宅購入・改修費補助事業を、座間市は子育て世帯等住宅リフォーム補助事業制度を設けています。寒川町は木造住宅の耐震診断・改修・除却の補助や、結婚新生活支援の補助金を用意しています。0円物件そのものは都市部で出にくいものの、低価格の中古住宅を取得して改修する場合には、これらの制度が実質的な取得コストを下げてくれます。

補助金を使う際の注意点

補助金には共通の落とし穴があります。多くの制度は「申請・交付決定の前に工事を始めると対象外」となり、着工のタイミングを誤ると受け取れません。予算枠に達すると年度途中で受付が終わることもあります。金額や要件は市町村ごとに異なり、年度で改定されるため、必ず各市町村の公式ページで最新情報を確認してください。松田町のように空き家改修の補助を設ける町もありますが、上限額や対象経費の割合は自治体により差があります。

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神奈川の0円物件でも本当に無料?取得でかかる費用と注意点

0円物件でも所有権移転登記の費用や不動産取得税、修繕費などがかかり、無償譲渡では贈与税の対象になる場合もあります。

「タダでもらえる」と考えて探し始めると、実際には無視できない出費に驚くことがあります。神奈川県は築古や再建築不可の物件が0円級として出やすいだけに、取得後の負担まで見込んで判断することが欠かせません。

無料でもかかる費用

物件そのものが0円でも、名義を変えるための所有権移転登記には登録免許税や司法書士報酬がかかります。取得後には不動産取得税が課される場合があり、個人から無償で譲り受けると贈与税の対象になることもあります(国税庁「贈与税がかかる場合」)。さらに、取得後は毎年の固定資産税と管理の手間が発生します。こうした取得側の費用や後悔しやすいポイントは、0円物件で後悔しやすい失敗パターンと回避策で具体的に整理していますので、契約前に目を通しておくことをおすすめします。

神奈川特有の注意(再建築不可・傾斜地・別荘の維持費)

神奈川県で0円級が出やすい三浦半島や県西の物件には、地域ならではの注意点があります。海沿いや山あいの別荘地は、道が狭く接道条件を満たさない再建築不可の土地が含まれ、建て替えができない場合があります。傾斜地では擁壁の補修に高額な費用がかかることもあります。別荘地では、管理組合への管理費や、温泉付き物件なら温泉の権利維持費が毎月かかるケースもあります。これらは物件価格が0円でも継続的に発生する負担なので、取得前に必ず確認しましょう。

契約前に必ず確認すること

現地を見ずに契約するのは避けたいところです。建物の傾きや雨漏り、シロアリ被害などの現況、土地の境界、そして無償譲渡・売買それぞれの契約不適合責任の扱いを、書面で確認してください。個人間の取引ではトラブルが起きやすいため、可能であれば宅地建物取引士や司法書士など専門家のサポートを受けると安心です。0円という価格だけで飛びつかず、取得後にかかる費用と権利関係を総額で見積もることが、神奈川で失敗しない最大のポイントです。

0円でも引き取り手がつかない空き家はどうする?

0円で譲ろうとしても決まらない築古や別荘は、売却・買取という出口を検討したほうが現実的な場合があります。

ここまでは「探す側」の視点で解説してきましたが、神奈川県の空き家問題には「手放したいのに手放せない」というもう一つの現実があります。0円で譲りたくても引き取り手が見つからず、維持費と固定資産税だけを払い続ける所有者からのご相談が、当社にも寄せられています。

0円譲渡が成立しにくいケース

無償譲渡が決まりにくいのは、もらう側にも費用と手間が発生するからです。県西や三浦半島の別荘地では、管理費や修繕費の負担を嫌われて話が進まないことがあります。残置物が大量に残っている、再建築不可で活用しにくい、といった物件も敬遠されがちです。相続土地国庫帰属制度で国に引き取ってもらう手もありますが、建物がある土地は対象外で、更地化の費用と手数料・負担金がかかります(法務省「相続土地国庫帰属制度」)。こうした出口の全体像は0円物件の仕組みと注意点の総合ガイドでも比較しています。

売却・買取という出口

0円で手放すことばかりに目が向きがちですが、実は買取のほうが手元にお金が残る場合があります。立地が良ければ仲介で売れることもありますし、訳あり物件でも専門の買取業者なら現状のまま買い取れることがあります。無償譲渡や空き家バンクで動きがないまま維持費だけがかさむより、まず買取価格を確かめてから判断したほうが、損失を抑えられるケースは多いものです。相続登記の義務化(取得を知った日から3年以内、過料10万円以下)も進んでおり(法務省「相続登記の申請義務化」)、放置し続けるリスクは年々高まっています。

当社が対応してきた訳あり物件の実際

当社の買取くんは、他社で断られやすい訳あり物件を専門に扱っています。実際に、相続した実家を他社で希望額に届かず相談いただき1,200万円で買い取った事例(大阪府堺市)、約8年空き家だった老朽物件を450万円で買い取った事例(富山県富山市)、築50年超で傾きのある借地上の建物を4,400万円で買い取った事例(東京都北区)があります。残置物が残ったまま、清掃や解体をせずに現状のまま査定できるのが強みです。神奈川県の県西・三浦半島で「0円でも引き取り手がつかない」空き家を抱えている方こそ、価格が付くかどうかを一度確かめてみる価値があります。手放す判断の前に相場観を持っておくと、無償譲渡と売却のどちらが得かを冷静に比べられます。

神奈川県の0円物件に関するよくある質問(FAQ)

神奈川県で0円物件を探す・手放す際によく寄せられる疑問に、地域事情を踏まえて回答します。

Q1.神奈川県で0円物件はどこで探せますか?
市町村の空き家バンク、県西エリアを横断できるかながわ県西空き家バンク、民間の無償譲渡マッチングサイトの3経路が基本です。神奈川県には県統合ポータルがないため、狙うエリアの市町村窓口と全国版空き家バンクを併用して探すのが効率的です。

Q2.神奈川県の空き家補助金・移住支援にはどんなものがありますか?
県西・郊外ではお試し移住や移住定住促進の補助金、都市部では子育て世帯向けの中古住宅取得・改修補助やリフォーム補助が中心です。制度は市町村ごとに異なり年度で改定されるため、神奈川県「市町村の移住・定住支援」から各市町村の最新情報を確認してください。

Q3.神奈川県で0円でも引き取り手がつかない場合はどうすればよいですか?
無償譲渡や空き家バンクで動きがないまま維持費だけがかかる状態なら、売却・買取という出口を検討しましょう。訳あり物件でも専門の買取業者なら現状のまま対応できることがあり、まず買取価格を確かめてから判断するのが現実的です。

Q4.神奈川県で0円物件が多いのはどのエリアですか?
放置空き家の率が高いのは三浦半島(三浦市9.3%・横須賀市6.6%など)と県西(湯河原町10.4%・二宮町9.3%など)です(神奈川県「市町村別その他の空き家数・空き家率」)。横浜市や川崎市など都市部は率が低く、0円物件は出にくい傾向があります。

まとめ

神奈川県は空き家率こそ全国で低い部類ですが、戸数は約47万戸と全国3位で、0円級の物件は三浦半島や県西の海沿い・別荘地に偏って存在します。探すときは市町村の空き家バンク・かながわ県西空き家バンク・民間マッチングサイトの3経路を併用し、取得後にかかる登記費用・改修費・維持費まで総額で見積もることが失敗を避ける鍵になります。0円物件の全体像や他エリアとの比較は0円物件の探し方ガイドで確認できます。逆に、手放したいのに引き取り手がつかない空き家を抱えている場合は、0円で譲る前に買取で値が付くかを確かめておくと、選択肢が広がります。

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