「親の古民家、もらってくれる人がいれば譲りたい」 「でも古民家を0円で出しても、誰も手を挙げないんじゃ…」
北海道の古民家を手放そうと考えている方は、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
北海道の古民家を早く確実に手放したいなら、「差し上げます」と募集する前に、建物ごとの買取査定を1社取っておくと損をしにくくなります。家と土地をまとめて手放す道は、無償譲渡・空き家バンク・買取の3つ。柱や梁を活かしたい方には、古材・移築という4つ目の道もあります。
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北海道の古民家は0円でも貰い手が見つかりにくい

空き家率は全国を上回る。0円の家でも受け手に贈与税がかかる(出典: 北海道「令和5年住宅・土地統計調査 調査結果の概要」、国税庁 No.4408、北海道「不動産取得税」)
0円で譲っても、受け手には贈与税(もらった財産にかかる税金)や不動産取得税(家や土地を手に入れたときにかかる税金)がかかり、古い木造なら直す費用も先に出ていくため、手を挙げる人は限られます。0円の家でも、もらう側にはお金がかかるんです。
0円なら誰か引き取ってくれる、と考えたくなりますよね。でも、もらう側は家を受け取った日から、税金と修理の支払いが始まります。
道内の空き家は45万戸を超え、受け手が選べる家は多い
北海道の空き家は45万1,900戸で、空き家率は15.6%。全国の13.8%を上回っています(北海道「令和5年住宅・土地統計調査 調査結果の概要」)。5年前の調査より7万2,100戸も増えました。
これを受け手の側から見るとどうでしょう。道内には空いている家がそれだけあり、住む家を探す人は多くの候補から選べます。
⇒ 「0円」という条件だけでは、たくさんの空き家の中から選んでもらう理由になりにくいんです。
中心地から離れた家でも、諦める前に別の手放し先があります。建物ごと代金を払って買い取る会社や、柱や梁を古材として活かす相談先です。
0円でも、もらう人には税金がかかる
無償譲渡(お金を受け取らずに家と土地を譲ること)でも、もらった人には贈与税(個人から財産をもらったときにかかる税金)がかかります。1年間にもらった財産の合計から110万円を引いた額に、税率をかけて計算する仕組みです。
たとえば、家と土地の評価額が500万円だとします(評価額は仮の数字です)。個人がこれをもらうと、まず500万円から110万円を引いて390万円になります。これに20%をかけて25万円を引くと、53万円が贈与税になります(国税庁 No.4408 贈与税の計算と税率)。
さらに不動産取得税(家や土地を手に入れたときに1回かかる都道府県の税金)もあります。北海道では令和9年3月31日までの取得なら土地・住宅とも税率3%で、宅地は価格が2分の1に軽くなります(北海道「不動産取得税」)。
築年数の古い木造なら、住めるように直す費用も受け手が先に持つことになります。北海道で空き家を譲るときの冬の管理費は、北海道で空き家を差し上げたい方へで詳しくまとめています。
持ち続ける側にも負担はあります。放置が続いて市町村から勧告を受けると、土地の固定資産税が最大6倍になる場合もあります(空き家の固定資産税が6倍になる条件)。0円で募集する前に、ほかの手放し方と並べて比べておきましょう。
北海道の古民家を手放す4つの方法と向く家

代金を受け取りたいなら買取から当たり、古材・移築を選ぶ場合は土地の手放し先も並べて決める(当社作成)
家と土地をまとめて手放す方法は、無償で譲る・空き家バンクに出す・買取業者に売るの3つで、代金を受け取りたいなら買取から当たります。古材の引き取りや移築(建物を解体して別の場所に建て直すこと)は建物だけの扱いで、土地は手元に残るため、解体するときに柱や梁を捨てずに活かす道として組み合わせます。空き家バンクは、自治体が空き家の情報を載せて、住みたい人・使いたい人とつなぐ仕組みです。
| 方法 | 手放せる範囲 | 手元に残るお金 | 先に出ていく費用 | 引き渡し後の責任 | 向く家 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1. 無償で譲る | 家と土地 | 0円 | 登記・契約書づくりの費用(誰が持つかは話し合いで決める) | 家の状態と修理の扱いを書面で決めておく | 譲りたい相手がすでに決まっている家 |
| 2. 空き家バンクに出す | 家と土地 | 成約した金額 | 登録の費用は市町村ごとに確認(函館市は無料) | 契約の内容しだい | 時間がかかっても地元で使ってほしい家 |
| 3. 建物ごと買取業者に売る | 家と土地 | 買取価格(仲介より低め) | 家財を残したまま引き渡せる会社なら片づけ費用なし | 契約書の条項で確認(免責を明記する会社もある) | 家財が残っていて、期限を決めて片づけたい家 |
| 4. 古材・移築の相談先に出す | 建物だけ。土地は残る | 条件しだい(相談先と工事内容で変わる) | 解体の段取りと費用の持ち方を事前に確認 | 土地は所有者が持ち続ける。建物の扱いは相談先と取り決め | 柱や梁に古材の価値があるか確かめたい家 |
※ 表は横にスクロールできます。
たとえば、築60年で家財がそのまま残り、相続したものの住む予定はない家だとします。冬の前に片づけて固定資産税の支払いも終わらせたいなら、3の買取から当たるのが早い道です。立派な梁や柱を残したいなら、解体を決める前に4の相談先へ連絡し、土地は1〜3のどれかで手放す段取りを並べて考えます。
なお、相続土地国庫帰属制度(相続した土地を国に引き取ってもらう制度)もあります。ただ、建物が建ったままの土地では申請できません(法務省「引き取ることができない土地の要件」)。そのため4つには入れていません。詳しくは相続した空き家と国庫帰属をご覧ください。
1. 無償で譲る(近所・知人・個人に)
不動産会社を通さず、知り合いや近所の人に直接譲りたい方もいますよね。気軽に見えますが、手続きの段取りは所有者が自分で整えます。
名義を移す登記は、司法書士に頼めます。もう1つ決めておきたいのが、引き渡したあとに雨漏りやシロアリの被害が見つかったときの扱いです。売買なら、契約不適合責任(引き渡した家に契約と違う不具合があったとき、売主が負う責任)の範囲を契約書で決めます。無償で譲る場合も、家の今の状態と、修理を誰が持つかを書面に残しておけます。
⇒ 口約束だけで譲ると、あとで修理の話が出たときに、決めた内容を確かめる手段がありません。無償で譲る場合も、家の状態と修理の扱いを書いた書面を残します。
0円物件の探され方や譲渡の流れは、0円物件のガイドにまとめています。
2. 空き家バンクに出す
道が運営する北海道空き家情報バンクがあり、利用方法は北海道宅地建物取引業協会、空き家そのものの相談は道の建築指導課が受け付けています。
市町村のバンクも使えます。函館市の場合は登録が無料で、登録期間は2年。ただし、不動産会社と専任媒介契約(1社にだけ売却を任せる契約)を結んでいる物件や、法人が持つ物件は登録できません(函館市空き家バンク)。問い合わせるときは、都市建設部都市整備課の空家対策担当へどうぞ。
札幌市と旭川市は、相談の入口をこう分けています。
- 札幌市:売却や改修の相談先が分からない所有者は、建築安全推進課へ(札幌市「空き家対策」)
- 旭川市:倒壊や落雪の心配は建築部建築指導課、相続は旭川司法書士会、売買は北海道宅地建物取引業協会の旭川支部へ(旭川市「空き家等に関する相談窓口」)
空き家バンクに載せるのは物件の情報までです。相手が現れるかどうか、いつ現れるかは分かりません。急いで手放したい家より、時間をかけても地元の人に使ってほしい家に向いています。
3. 建物ごと買取業者に売る
不動産会社が買い手を探すのではなく、買取業者そのものが買い主になる方法です。会社によっては残置物(家の中に残された家具・家電・衣類などの家財)を置いたままの現況買取(今ある状態のまま買い取ってもらうこと)にも応じます。
代金を受け取れて、家財を残したまま引き渡せる会社もあります。ここが無償譲渡や空き家バンクとの大きな違いです。引き渡し後の不具合を誰が負担するかは会社ごとに違います。確かめ方は「買取業者を選ぶ前に確かめる3つのこと」で説明します。
一方で、業者が買い手になるぶん、仲介で一般の買い手を探す場合より価格は下がります。仕組みは不動産買取の仕組みで詳しく解説しています。
4. 古材・移築の相談先に出す(建物だけ・土地は残る)
古材買取(解体するときに柱や梁を再利用のために引き取ってもらうこと)も、移築(建物を解体して別の場所に建て直すこと)も、建物だけの話です。土地は所有者の手元に残ります。
北海道古民家再生協会は、解体せざるを得ない場合に古材の再活用を提案しています(北海道古民家再生協会「古材とは」)。つまり古材の引き取りは、家を解体するときに柱や梁を活かす道なんです。
解体したあとの土地は、1〜3のどれかで別に手放すことになります。古材に回す相談と、土地の手放し方の相談は、同じ時期に並べて進めると二度手間を防げます。解体費用の目安は家の解体費用をご覧ください。
築50年を超える古民家は、古民家鑑定で古材や移築に回せるかが分かる
柱や梁を古材や移築に回せるかは、北海道古民家再生協会の古民家鑑定(家の状態を調べ、解体せずに再活用できるかを示す鑑定)で分かります。築50年以上(または昭和25年以前)の家の木材が古材の対象です。
古民家鑑定で再活用できる家かを確かめる
古民家再生協会は、古民家の調査や再生・活用に取り組む団体です。北海道では、一般社団法人北海道古民家再生協会が、全国古民家再生協会の北海道第一支部の事務局をつとめています。
協会は古材を次のように定めています。
- 昭和25年以前に建てられた民家に使われていた木材
- 築50年以上の民家に使われていた木材
どちらかに当たれば古材の対象です。そのうえで、古民家鑑定士が古民家鑑定(古民家の状態を調べ、解体・廃棄せずに再活用できる住宅かを示す鑑定)を行い、鑑定書にまとめます。
⇒ 築50年という条件だけでは、自分の家を見分けられません。再活用に回せるかは、鑑定で分かる家の状態で決まります。
北海道では、築100年を超える伝統様式の古民家がまとまって残るのは珍しいことです。厚真町は、北陸地方の伝統様式を残す築100年以上の古民家が町内に多く残ることを「北海道内ではとても珍しい」と説明しています(厚真町古民家移築再生整備事業)。古材や移築に回せるかは鑑定の結果しだいなので、結果が出るまでは買取や空き家バンクの準備も並べて進めておくと安心です。
移築は解体前の調査と番付けから始まる
北海道で移築がどう進むかは、厚真町の事業が参考になります。町は平成25年から、町内の農家の古民家を移築して交流施設として整備しています。手順は次のとおりです。
- 解体前に建物を調べる
- 部材に番号を付ける(番付け)
- 部材を壊さないように解体し、整える
- 断熱や換気など今の技術を加えて建て直す
胆振東部地震で全壊した旧木澤邸は、古材の寄付を受けて梁組を復元し、展示しています。
北海道古民家再生協会の施工事例には、100坪の古民家の部材で40坪の家を建てる「減築新築」という手法も紹介されています(北海道古民家再生協会「古民家移築」)。どの方法でも、移っていくのは建物だけで、元の土地は所有者に残ります。
番付けは解体の前にしかできません。通常の解体で部材を壊してしまうと、活かす道は残りません。移築や古材の引き取りを考えるなら、解体の見積もりより先に相談してください。
函館の保存地区にある家なら修理に助成がある
ここは函館市の特定の地区に家がある方だけに関わる話です。重要伝統的建造物群保存地区(重伝建。歴史的な町並みを守るために国が選んだ地区)は、北海道では函館市元町末広町の1地区(14.5ha)だけです(文化庁「重要伝統的建造物群保存地区一覧」)。
この地区の伝統的建造物なら、外観の修理に経費の5分の4以内・600万円までの助成があります(函館市「歴史的建造物に対する助成制度」)。公開する部分の内部改修にも、経費の2分の1以内・1,000万円までの補助があります(函館市「歴史的建造物活用促進事業補助金」)。
内部改修の補助は、所有者の同意があれば所有者以外も申請できます。受け手の修理の負担を軽くできる制度なので、あてはまる家なら、譲る・売る話を進めるときに相手へ伝えておきたい材料です。
北海道で古民家を建物ごと買い取る業者と古材の相談先
家ごと代金を受け取って手放すなら、家のある市町村を買取対象に含む会社を、下の表の「拠点と買取対象エリア」の列で選びます。柱や梁を活かしたいなら、北海道古民家再生協会に相談します。
北海道は広く、札幌の会社が函館の家を扱うとは限りません。道内に拠点があり、建物ごとの買取を公式サイトで確認できた4社と当社を並べました。建物を買い取らない古材・移築の相談先は、最後に別枠で紹介します。
この記事は、訳あり物件の直接買取を行う当社(買取くん・株式会社リアテクス)が作成しています。当社を1番目に掲載し、各社の情報は公式サイトで確認できた内容だけを載せています。
| 業者名 | 特徴 | 拠点と買取対象エリア | 買取の形 | 古民家・築古木造の扱い | 解体・家財処分・遠方の売主への対応 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 買取くん | 投資家300名以上へつなぐ直接買取。仲介手数料0円 | 道内拠点なし(本社=東京都品川区)。北海道全域を全国対応・オンライン査定で受付 | 自社で直接買取 | 築古・訳あり物件を現況買取 | 家財を残したまま引き渡し可 。現地に通わずオンラインで査定 | 公式HP |
| ゴエン | 倶知安ニセコ・富良野に特化した買取専門店 | 富良野市栄町・札幌市豊平区。倶知安ニセコ・富良野が中心で、道内の他地域も相談可 | 直接買取(仲介との比較も案内) | 築古・老朽化した家を現状のまま買取 | 解体・残置物処分まで一社で対応 。処分費・修繕費は売主負担ゼロ | 公式HP |
| Leadit | 空き家・空き地を現状のまま買取 | 札幌市中央区(札幌本店)。買取対象エリアの記載なし | 現状での買取提案と仲介の両方 | 古い建物は自社で解体して引き取る | 残置物の処分を考えずに売却を進められる | 公式HP |
| センチュリー21 北海道宅建 | 函館周辺の土地・中古住宅を買取 | 函館市美原。買取は函館市・北斗市・七飯町 | 自社での買取と仲介の両方 | 「建物が古くて解体費用が無い」家も相談可 | 買取完了まで広告しない(近所に知られにくい) | 公式HP |
| CLOUD9 | 最短数日で現金化する直接買取 | 恵庭市駒場町。売買は恵庭市・千歳市・北広島市に対応 | 仲介と直接買取の両方(買取は市場価格の70〜80%程度と 売買のページ に明示) | 公式に記載なし | 内覧・広告不要。空き家管理も同じ会社で相談可 | 公式HP |
※ 表は横にスクロールできます。
「公式に記載なし」は、対応していないという意味ではありません。気になる会社があれば、問い合わせのときにそのまま聞いてみてください。査定の早さや家財の扱いなど、表に入れなかった項目の聞き方は次の章でまとめます。
1. 買取くん(株式会社リアテクス)

北海道で古民家の手放し先をお探しなら、当社(買取くん)もぜひご検討ください。
共有持分・再建築不可・築古など、仲介では断られやすい物件に絞った直接買取のサービスです。北海道に店舗はありませんが全国対応で、道内の物件もオンライン査定で受け付けています。
おすすめポイント
- 道外に住んでいて古民家に通えない → 家の住所や築年数など、お伝えいただいた情報をもとにオンラインで査定を進め、現地に何度も足を運ばずに金額を確認できます
- 家財の片づけが終わっていない → 生活用品や家具を残したまま現況で買い取り、仲介手数料は0円です
- 冬が来る前に決めたい → 無料査定は最短6時間、売却の成立は最短3日で、雪の季節の前に予定を立てられます
年間の問い合わせは500件以上で、宅地建物取引業の免許は東京都知事免許(1)第107888号です。
- 該当エリアの拠点: 北海道にも対応(全国対応/オンライン査定)。北海道内の案件は本社(東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前2階)の対応チームが対応
- 公式サイト: 公式HP
2. ゴエン(クウカン株式会社)

倶知安ニセコ・富良野エリアに特化した不動産買取専門店です。運営のクウカン株式会社は2022年11月の設立で、富良野と札幌にオフィスがあります。築古で老朽化した家もリフォームや解体をせずに現状のまま買い取り、解体や残置物の処分まで一社で引き受けます。処分費と修繕費は売主の負担ゼロと明記しています。相続登記は司法書士の紹介を含めて手伝い、上記以外の道内エリアも相談を受け付けています。
- 特徴: 買取と解体・家財処分をまとめて頼める。直接買取では契約不適合責任も免責と明記
- 該当エリアの拠点: 富良野オフィス(北海道富良野市栄町4-7)・札幌オフィス(北海道札幌市豊平区豊平4条3丁目1-1)(公式サイトの運営会社欄)
- 公式サイト: 公式HP
3. Leadit(株式会社Leadit)

札幌市中央区に本店を置き、東京・大阪・沖縄にも支店を持つ会社です。2019年の設立で、免許は国土交通大臣(1)第10531号。不動産売買のページでは、放置された住宅や使われていない空き地を現状のまま買い取ると案内しています。古い建物は同社で解体し、隣地の承諾や境界の確定まで進めてから引き渡すと説明しています。「雪かきが大変・対応できない」といった管理の悩みも、相談の例に挙げています。
- 特徴: 古い建物の解体まで自社で引き受ける現状買取。残置物の処分を考えずに売却を進められる
- 該当エリアの拠点: 札幌本店(北海道札幌市中央区北5条西24丁目3-1 カレラ円山ビル2F)(公式会社概要)
- 公式サイト: 公式HP
4. センチュリー21 北海道宅建(北海道宅建株式会社)

函館市美原に本社を置き、令和5年にセンチュリー21に加盟した会社です。免許は北海道知事 渡島(1)第1238号。「不動産買取サービス」で、函館市・北斗市・七飯町の土地や中古住宅を買い取ります。「建物が古くて解体費用が無い」「放置している建物・土地がある」を買取の対象例に挙げ、築年数が古い家もまず相談するよう案内しています。買取なら仲介手数料は不要で、仲介より価格が低くなることも自ら明記しています。
5. CLOUD9(合同会社CLOUD9)

恵庭市を拠点に、不動産管理・賃貸仲介・売買・空き家管理を手がける会社です。売買は恵庭市・千歳市・北広島市を対応エリアにしています。売買のページでは仲介と直接買取を並べて説明し、買取は最短数日で現金化、内覧や広告は不要としています。買取価格の目安を「市場価格の70〜80%程度」と自社で示している点は、比べるときの材料になります。
- 特徴: 仲介と買取の差を価格の目安つきで示す。手放すか持つかを、空き家管理とあわせて相談できる
- 該当エリアの拠点: 本社(北海道恵庭市駒場町1丁目6-8-1F)(公式会社概要)
- 公式サイト: 公式HP
古材・移築の相談先:北海道古民家再生協会

建物は買い取らず、古民家の調査(古民家鑑定)と再生・活用の相談を受ける団体です。全国古民家再生協会の北海道第一支部の事務局で、築100年の古民家を解体して別の場所に建て直す移築の事例も公開しています。柱や梁を活かしたいときの最初の相談先になります。
ただし、ここに相談しても土地は手元に残ります。土地の手放し方は、買取業者や空き家バンクとあわせて考えておきましょう。
- 所在地: 北海道札幌市東区北17条東20丁目3番11-403号(協会概要)
- 電話: 011-513-7059
- 公式サイト: 北海道古民家再生協会 公式HP
買取業者を選ぶ前に確かめる3つのこと

公式サイトに記載がない項目は、図の質問をそのまま問い合わせで使う(各社公式サイトの記載を基に当社作成)
問い合わせの最初に、査定額が出るまでの日数と、家財を残したまま引き渡せるかを聞きます。あわせて、古い木造の家を買い取った・解体まで引き受ける記載があるかを確かめて比べます。
3つすべてで満点の会社を探す必要はありません。道外に住んでいて片づけに通えないなら家財の扱い、冬の前に決めたいなら査定の早さ。自分の状況に合わせて、どれを一番に見るかを先に決めておくと、回答を比べやすくなります。
無償譲渡や空き家バンクでは、相手探しと契約の段取り、家財の片づけが所有者の手元に残ります。買取業者を比べるときは、その負担をどこまで引き受けてもらえるかを見るのがコツです。
1. 査定スピードの確認方法
公式サイトで、査定の返事が「時間」や「日数」で書かれているかを見ます。今回の掲載先で比べると、当社の無料査定は最短6時間です。ゴエンは現地査定が1時間前後で、役所などの調査に2〜3日。CLOUD9は、机上査定なら最短で即日、訪問査定なら数日以内です。北海道宅建は売却までの期間を「即時」と書いていますが、査定の日数は記載がありません。
書いていない会社には「査定額が出るまで何日かかりますか」「現地を見ないと出せませんか」と聞きます。雪が積もると現地確認が難しくなる地域なら、ここが特に大事です。
2. 家財と処分費の確認方法
家財を残したまま引き渡せるか、処分費を誰が持つかを確かめます。ゴエンは不要な家具や家電をそのまま残して引き渡せ、処分費は売主負担ゼロと明記しています。Leaditも、現状での買取提案のため残置物の処分を考えずに売却を進められると説明しています。北海道宅建とCLOUD9は記載がないので、「家財が残ったままでも買い取れますか」「処分費はどちらの負担ですか」と聞いてください。
仲介手数料の有無もここでまとめて確認します。家財の処分費用の目安は残置物とはで解説しています。
3. 古い木造の家の扱いの確認方法
古い木造の家を買い取った・解体まで引き受けるという記載があるかを見ます。ゴエンは築古で老朽化した家を現状のまま買い取ると明記し、Leaditは古い建物を自社で解体すると説明しています。北海道宅建は「建物が古くて解体費用が無い」家を買取の対象例に挙げています。
記載がない会社には「築50年を超える木造の家でも買取の対象になりますか」と聞きます。
どの手放し方でも、引き渡し後に不具合が見つかったとき誰が負担するかは、契約書の条項で確かめます。今回の掲載先で、公式サイトに免責を明記している会社はゴエンです。記載がない会社とは、契約の前に書面で確認しておきましょう。
選定基準まとめ
| 見るところ | 電話で聞くこと | 答えの比べ方 |
|---|---|---|
| 査定の早さ | 「査定額が出るまで何日かかりますか」 | 時間・日数で答えが返ってくるか |
| 家財と費用の負担 | 「家財が残ったままでも買い取れますか」 | 処分費と仲介手数料を売主が払うかどうか |
| 古い木造の家の扱い | 「築50年を超える木造の家でも買取の対象になりますか」 | 古い建物の買取や解体まで引き受けるか |
買取くんが築古・訳あり物件の買取で選ばれる理由
前の章の3つに当社(買取くん)を当てはめると、強いのは査定の早さと家財の扱いです。無料査定は最短6時間、売却の成立は最短3日。買取くんは生活用品を残したままの現況買取に対応し、仲介手数料は0円です。北海道の古民家でも、片づけを終えてから連絡する必要はありません。
古い家の買取は、これまでの実績でもお示しできます。大阪府堺市の相続実家は1,200万円、富山県富山市で8年空いていた家は450万円、東京都北区の築50年超の家は4,400万円で買い取りました。道内の物件も同じ流れで査定します。
こんな状態の家をお持ちの方に向いています。
- 道外に住んでいて、古民家に何度も通えない
- 家財を片づけきれないまま、雪の季節が近づいている
- 地元の不動産会社に「古くて値段がつかない」と言われた
反対に、まだ住む可能性がある家や、時間をかけてでも高く売りたい家なら、仲介や空き家バンクのほうが向いています。柱や梁を残すことを一番に考えるなら、先に北海道古民家再生協会へ相談してください。
北海道の古民家への対応形態
北海道に当社の店舗はありません。道内の案件は、本社(東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前2階)の対応チームが担当します。流れは次のとおりです。
- フォームか電話で、家の住所・築年数・いまの状態を伝える
- 買取担当者から連絡が入り、お伝えいただいた情報をもとに査定して金額をお伝えする
- 金額に納得できたら、売主の許可をとったうえで、当社の投資家コミュニティに物件を紹介する
- 売買契約を結び、代金が入金される
道外にお住まいの方も、北海道に足を運ぶ前に金額を確認できます。札幌・函館・旭川はもちろん、町村部の古民家も同じ流れです。
投資家300名以上に紹介できるから古い家にも値をつけられる
当社には、購入意欲の高い不動産投資家が常時300名以上います。投資家からの紹介手数料で運営している仕組みのため、一般の買い手が付きにくい古い家でも引き受け先を探せます。
他社で「値段がつかない」と言われた古民家でも、まずは一度ご相談ください。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)
よくある質問
Q. 親の名義のままの古民家でも、譲ったり売ったりできますか?
名義が親のままでは、譲る・売るどちらの手続きも進められません。先に相続登記で名義を移します。相続登記は令和6年4月1日から義務になり、取得を知った日から3年以内に申請が必要です。正当な理由なく怠ると10万円以下の過料の対象で、それより前の相続も含まれます(法務省「相続登記の申請義務化に関するQ&A」)。
Q. 雪で家に近づけない冬でも、査定の相談はできますか?
できます。物件の情報だけで机上査定(現地を見ずに出す簡易な査定)を始める会社があり、CLOUD9は机上査定を最短即日としています。当社もオンラインで査定を進めます。ただ、ゴエンのように具体的な買取金額は現地を見てから出す会社もあります。雪解けの時期に現地確認を入れる段取りも、一緒に決めておくと安心です。
Q. 古材として引き取ってもらうとき、解体費用は誰が払いますか?
決まった答えはなく、相談先や工事の内容で変わります。移築では部材を壊さずに解体するため、通常の解体とは手順も違います。解体の見積もりを取る前に古民家再生協会へ相談し、解体費・運び出し・土地の後片づけをそれぞれ誰が持つかを書面で確かめてください。
Q. 買取くんでは、北海道の古民家を家財が残ったままでも買い取ってもらえますか?
可能です。当社は生活用品や家具を残したままの現況買取に対応しており、北海道の物件も全国対応の枠で、本社の対応チームが担当します。査定はオンラインで進むため、道外にお住まいでも現地に通う回数を減らせます。まずは家の住所と築年数、いまの状態をフォームか電話でお知らせください。
まとめ
北海道の古民家は、0円で差し上げる前に買取査定を1社取り、家と土地をまとめて手放す3つの方法の中で比べると、損をしにくくなります。建物が建ったままの土地は国庫帰属を使えず、無償で譲っても受け手には税金がかかります。古材・移築で動くのは建物だけで、土地は手元に残ります。家と土地をまとめて手放すなら買取査定、柱や梁を活かしたいなら解体の前に北海道古民家再生協会へ相談し、土地の手放し方も並べて決めましょう。
買取くんは東京都知事免許(1)第107888号を受けて全国で買取を行い、道内の物件も本社の対応チームがオンラインで査定します。道外に住んでいて古民家に通えない方に向いています。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)

