「越谷市の空き家、どこが買い取ってくれるの?」 「家財が残ったままでも売れるのかな」
越谷市の実家を売ると決めたら、まず浮かぶ疑問ではありませんか。市が空き家の持ち主に聞いた調査(令和6年度)では、今後は「売却したい」が38.4%で最多でした(越谷市空家等対策計画)。でも検索で出る一覧は社名と住所ばかりで、家財が残る家を買うかは分かりにくいんです。市内10社と当社を比べ、事情別の頼み先をまとめました。
\ 査定最短30分・仲介手数料0円 /
市外に住んでいて越谷市の実家に通えなくても、所在地と今の状況を伝えれば査定を始められます。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)
市内に事務所がある越谷市の空き家買取業者10社と買取くん
越谷市の空き家は、建て替えられない・家財が残る・兄弟の同意がそろわないといった自分の家の事情を、公式サイトで買取の対象に挙げている会社に頼みます。事情がなければ、仲介と買取の両方(または買取保証)を扱う会社で、両方の査定を取ります。
候補は、南越谷・大沢・北越谷・蒲生・赤山町・瓦曽根・相模町に事務所を置く10社と買取くんです。事情のある家は表の「買取の対象」の列を、事情のない家は「買取の形」の列を見て、仲介や買取保証も扱う会社を探してください。事務所の近さは、現地を見に来るまで何日かかるかを電話で比べるときの目安にしましょう。
市街化調整区域や前の道の事情で建て替えられない家は、表の10番目のもとやま不動産の行と、次の章を見てください。壊すか今のまま売るかと家財の話はその次の章、兄弟名義の家はさらに次の章で答えます。
この記事は、越谷市の空き家の買取も手がける当社(買取くん)が書いています。表には買取くんを含め、各社の公式サイトで確かめたことだけを載せました。表や紹介に出てくる言葉は、次の意味で使っています。
- 市街化調整区域:新しく家を建てることを、原則として抑えている区域(詳しくは次の章)
- 再建築不可:今の家を壊すと、新しい家を建てられない土地
- 共有持分:兄弟などで名義を分けたときの、1人ぶんの取り分
- 底地/借地:底地は、人に貸して、借りた人の家が建っている土地。借地は、人から借りて家を建てている土地
- 残置物:家に残った家具・家電などの家財
- 買取保証:仲介で売り出し、期間内に売れなければその会社が買い取る約束
- 契約不適合責任:売った家に、契約書に書いていない傷みや不具合が見つかったとき、売主が負う責任
| 業者名 | 特徴 | 市内の事務所 | 公式サイトに載っている買取の対象 | 買取の形 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|
| 買取くん(株式会社リアテクス) | 再建築不可・共有持分を得意な領域に挙げ、家財ごと今のまま買い取る | 越谷市にも対応(全国対応/オンライン査定)。本社は東京都品川区 | 再建築不可・共有持分・底地/借地・相続した空き家 | 自社での買取と投資家への紹介の両方。仲介手数料0円 | 公式HP |
| ポラス(株式会社中央住宅) | 1969年設立の住宅グループが空き家を直接買い取る | 南越谷(本店) | 空き家(残置物・解体不要)・共有名義(全員の同意)・相続予定の物件 | 自社の直接買取 | 公式HP |
| 株式会社マルヨシ | 共有持分を荷物ごと直接買い取った事例を公開 | 大沢(本社) | 一般住宅・マンション・土地・アパート、共有持分 | 仲介と自社買取 | 公式HP |
| 相互不動産株式会社 | 建築会社の系列で、撤去費・解体費を見積もって査定 | 北越谷(本社) | 相続して使わない建物・土地、荷物を残したまま | 仲介と自社買取 | 公式HP |
| 株式会社イーグルハウジング | 残置物の整理・撤去から現状のままの売却まで支える | 赤山町(ピタットハウス越谷店) | 家の中がそのままの家・相続した不動産 | 仲介と買取 | 公式HP |
| 株式会社HOME’S新越谷本店 | 南越谷駅から徒歩1分で、買取保証を使えば手数料無料 | 南越谷(本店) | 土地・マンション等(家の事情の記載なし) | 仲介・買取保証・自社買取 | 公式HP |
| 株式会社ドリームオン不動産 | 足立区・越谷市に特化し、空家の買取と買取保証を扱う | 瓦曽根(南越谷本店) | マンション・戸建て・土地・空家 | 仲介・買取・買取保証 | 公式HP |
| 埼玉相互住宅株式会社 | 1974年創業、市内4店舗で年間約1,000件の相談 | 蒲生本町(蒲生本店)ほか市内3店舗 | 空家・空地 | 仲介が中心で買取保証も | 公式HP |
| 東邦建物株式会社 | 買い取る額と仲介で売り出す額の2つを示して査定 | 相模町(本社) | 土地・戸建・マンション、相続した不動産 | 仲介と自社買取 | 公式HP |
| 株式会社もとやま不動産 | 訳ありの種類に調整区域・接道不良・共有持分を挙げる | 赤山町(本社) | 再建築不可(接道不良)・市街化調整区域(売却相談)・共有持分・残置物・事故物件 | 仲介・自社買取・買取保証 | 公式HP |
| 株式会社マルミハウジング | 建設業の許可を持ち、解体から再販まで自社で行う | 蒲生茜町(本社) | 相続した空き家(片付け・解体の費用は同社負担) | 自社買取 | 公式HP |
※ 表は横にスクロールできます。
並びは評価の順位ではありません。自分の家の事情は「買取の対象」の列で、事情のない家は「買取の形」の列で探してください。
1. 買取くん(株式会社リアテクス)

越谷市で空き家の売却先をお探しなら、当社(買取くん)もぜひご検討ください。
再建築不可・共有持分・底地/借地・相続した空き家を、得意な領域に挙げている買取の会社です。自社が買主になるか、投資家ネットワーク(20,000名超)の投資家へ紹介するかの両方で引き受けます。市街化調整区域は得意な領域に入っていないので、調整区域の家は次の章の会社にも相談してください。
おすすめポイント
- 前の道の事情で建て替えられない家:前の道が建築基準法の道路でないと分かった → 再建築不可を得意な領域として査定します
- 兄弟の同意がそろわない家:全員で売る話がまとまらない → 自分の持ち分だけでも相談できます
- 家財が残り、市外から通えない家:片付けに通えない → 残置物の撤去をせず、今の状態のまま引き渡せます
無料査定は最短30分(水曜・日曜は翌営業日)で、売主様から仲介手数料はいただきません。
- 該当エリアの拠点:越谷市にも対応(全国対応/オンライン査定)。越谷市内の案件は本社(東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前ビル2階)の対応チームが対応
- 公式サイト:公式HP
2. ポラス(株式会社中央住宅)

1969年設立の住宅グループの会社で、本店は南越谷にあります。空き家買取のページで空き家の直接買取を掲げ、同社が買主になるので仲介手数料はかからないと書いています。
- 特徴:現状のまま買い取るので、残置物の処分や解体は不要と案内。よくある質問では、共有名義の家も買い取れるが「共有者全員の同意が必要」、相続予定の家は相続手続きが済んでから買い取ると答えている。契約不適合責任は「免除される場合がございます」と書く。買取対象エリアは「埼玉県・千葉県・東京都、各一部」
- 該当エリアの拠点:本店(埼玉県越谷市南越谷1-21-2)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
3. 株式会社マルヨシ

1988年設立で、大沢に本社を置くセンチュリー21の加盟店です(埼玉県知事免許(9)第13716号)。売却専用の「不動産査定センター」で、一般住宅・マンション・土地を同社が買い取ると案内しています。
- 特徴:解決事例に、荷物を残したまま共有持分を同社が直接買い取り、初回の相談から約1か月半で契約した例を載せる。遠方の依頼人と、非対面で決済まで進めた例もある。市街化調整区域の畑の相談では、調整区域専門の不動産会社を紹介したと書いている
- 該当エリアの拠点:本社(〒343-0025 埼玉県越谷市大沢3丁目11番12号)(公式の会社案内)
- 公式サイト:公式HP
4. 相互不動産株式会社

1989年設立の、建築会社「相互建設」グループの不動産会社で、本社は北越谷です。買取ページで、越谷市・草加市の不動産の買取を案内しています。
- 特徴:仲介手数料が不要で、荷物を残したままの現況で売れると書く。同じ住所にある建築会社の系列なので、関係会社の担当者が残置物の処分費や解体費の見積もりに訪れ、建物解体やリフォームの知識をもって査定するとしている。相続して使う見込みのない建物・土地も対象に挙げる
- 該当エリアの拠点:本社(〒343-0026 埼玉県越谷市北越谷4丁目24-38)(公式の会社案内)
- 公式サイト:公式HP
5. 株式会社イーグルハウジング(ピタットハウス越谷店)

赤山町で、ピタットハウス越谷店として売買・賃貸を扱う会社です。売るときは、仲介と買取のどちらでも相談できます。
- 特徴:空き家・相続の案内で、「家の中がそのまま」の家も、必要書類の案内から残置物の整理・撤去、現状のままの売却までまとめて支えると書く。買取は、価格と時期を売主と同社で相談して決め、広告を出さずに売れるとしている
- 該当エリアの拠点:本社(〒343-0807 埼玉県越谷市赤山町5丁目9-11)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
6. 株式会社HOME'S新越谷本店

南越谷駅から徒歩1分の、越谷市を中心に売却と買取を扱う会社です(埼玉県知事(3)第22360号)。サイトでは「買取保証制度ご利用で手数料無料」と掲げています。
- 特徴:自社の買取の流れとして、物件調査をもとに買取金額を出し、契約のときに手付金として買取金額の一部を支払うと書く。近所に知られずに空き家を売る方法や、遠方の不動産の売却のコラムもある。前の道・家財・名義といった家の事情の公式記載はないので、電話で確かめる
- 該当エリアの拠点:本店(〒343-0845 埼玉県越谷市南越谷1丁目20-12)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
7. 株式会社ドリームオン不動産

足立区と越谷市に絞って売買を扱う会社で、越谷市の拠点は瓦曽根の南越谷本店です(国土交通大臣(2)第9587号)。業務に、マンション・戸建て・土地・空家の売却と買取を挙げています。
- 特徴:相続・住み替え・離婚など売却の理由を問わず、査定は無料と案内。越谷付近の中古戸建ての売却相談では、「買取保証もお任せください」と書く。家の事情の公式記載はないので、電話で確かめる。北千住にも店舗がある
- 該当エリアの拠点:南越谷本店(〒343-0821 埼玉県越谷市瓦曽根2丁目8-73)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
8. 埼玉相互住宅株式会社

1974年創業の、越谷市に密着した売買仲介の会社です。蒲生本店のほか、市内の北越谷・東越谷・元柳田町にも店舗があります。
- 特徴:売却の年間相談件数を約1,000件以上としている(買取の件数ではない)。住み替えの売却に「買取保証付き」を案内し、空家や空地の売却相談も受ける。仲介が中心で、買取保証もある会社。税金や相続は専門家と連携するとしている
- 該当エリアの拠点:蒲生本店(〒343-0837 埼玉県越谷市蒲生本町1-52)(公式の店舗一覧)
- 公式サイト:公式HP
9. 東邦建物株式会社

相模町にある、越谷を中心とする埼玉東部で土地・戸建・マンションの売買を扱う会社です(埼玉県知事(7)第16782号)。相続や競売の相談にも応じると書いています。
- 特徴:査定では「当社で買取らせていただく金額」と、同社が仲介で売る場合の金額の2つを示すと案内。事情のない家で、買取と仲介の額を並べて比べたい人の比較先になる。家の事情の公式記載はないので、電話で確かめる
- 該当エリアの拠点:本社(〒343-0823 埼玉県越谷市相模町6丁目510)(公式の会社情報)
- 公式サイト:公式HP
10. 株式会社もとやま不動産

赤山町に本社を置く、2020年設立の売却・買取の会社です(埼玉県知事(2)第24559号)。業務に、仲介と買取再販を挙げています。
- 特徴:訳あり物件のページで、再建築不可を「接道不良など、建て替えができない物件」と説明し、「市街化調整区域内の土地・建物の売却相談」にも対応すると書く。司法書士と連携して持分整理から進める共有持分、片付け前でも相談できる空き家、事故物件も対象に挙げる。仲介と買取の両面で提案し、一定期間に売れなければ買取保証額で買い取るとも書く
- 該当エリアの拠点:本社(〒343-0807 埼玉県越谷市赤山町4丁目15-24-2F)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
11. 株式会社マルミハウジング

蒲生茜町に本社を置き、宅地建物取引業のほかに建設業の許可(埼玉県知事 般-3 第25871号)も持っている会社です。土地・建物を同社が買い取り、解体から売買までをまとめて行う体制です。
- 特徴:空き家の買取では、個人の荷物の片付けや解体工事などの費用を同社の負担にすると書く。越谷・川口・草加・三郷・八潮エリアの空き家と相続の相談を受けている
- 該当エリアの拠点:本社(〒343-0843 埼玉県越谷市蒲生茜町4番地6)(公式サイト)
- 公式サイト:公式HP
越谷市の外も含めて埼玉県全体で頼める会社は、埼玉県の空き家買取業者21選で県内の拠点ごとに比べています。
市街化調整区域と前の道で、建て替えられない家かどうかを先に確かめる

市の約半分が調整区域であることを示し、調整区域と前の道の2つを確かめた結果で頼み先を分ける流れを整理(出典: 越谷市「越谷の都市計画 2025」「開発行為、建築行為等に関するQ&A」「建築基準法の道路種別について」を基に当社作成)
売る前に、家が市街化調整区域にあるかと、前の道が建築基準法の道路かを市で確かめます。建て替えられない家は、その事情を公式サイトに挙げる会社に頼みましょう。建て替えられると分かった家なら、事情のない家と同じように売り方を選べます。
越谷市では、市の広さの約52%が市街化調整区域です(越谷の都市計画 2025)。市も、「建築基準法などの法令の規定に適合していない敷地での建替」を、解決が難しい空き家の例に挙げています(越谷市空家等対策計画 概要版)。建て替えられるかどうかで、買える人も値段も変わってくるんです。
市街化調整区域の家は、建て替えられるかを開発指導課で相談する
市街化調整区域は、街が広がりすぎないよう、新しく家を建てることを原則として抑える区域です。越谷市では、市の面積約6,024haのうち約3,155ha、52.37%がこの区域にあたります。線引きは昭和45年8月25日に行われました。
市は、調整区域では「原則として都市計画法に基づく開発行為許可又は建築行為許可を受けなければ建築物等を建築することはできません」と書いています。条例で区域を決めて建てやすくする仕組み(都市計画法第34条第11号・第12号)も、越谷市は使っていません。
そのうえで、「既存の建築物の建て替え等については、開発指導課の窓口にてご相談ください」と案内しています。持っていく物は、土地と建物の登記事項証明書・建築確認の書類・案内図・公図です(開発行為、建築行為等に関するQ&A)。窓口は本庁舎6階、電話は048-963-9234です。
たとえば、大字の集落にある親の家が調整区域にあり、自分は住まずに売るとします。買った人が建て替えられるとは限らないので、売り出す前に開発指導課で確かめておきましょう。
前の道が建築基準法の道路かは、こしがや住まいるマップで調べられる
家を建てる土地は、建築基準法上の道路に2m以上接していなければなりません。これを接道義務と呼び、満たさない土地は今の家を壊すと建て直せません。これが再建築不可で、売り方は再建築不可物件とはで詳しく説明しています。
前の道の種類は、市が公開する「こしがや住まいるマップ」で調べられます。ただし、道路の種類が分かっても「接道要件を必ず満足するものではありません」と市は注意しています。最新の公図や登記簿謄本も確かめるよう書いています(建築基準法の道路種別について)。
分からなければ、建築住宅課(048-963-9235)に相談します。建築相談は令和7年7月から完全予約制で、道路種別の質疑書の回答は、提出からおおむね3〜4週間後です(建築基準法令に関するご相談について)。漠然とした質問には答えないと市が書いているので、公図・謄本・現場の写真をそろえて聞きましょう。道が狭いだけで建て替えられないとは限らないので、決めつけずに確かめてくださいね。
前の道が4m未満でも、道の中心から2m下がれば建て替えられる道(建築基準法42条2項の道路)なら建て直せます。下がった分だけ、敷地は狭くなります。こうした家は、事情のない家と同じく仲介と買取の両方で査定を取りましょう。
建て替えられない家は、再建築不可や調整区域を公式に挙げる会社へ
建て替えられない家は、市内では再建築不可(接道不良)と市街化調整区域の両方を公式に挙げる、もとやま不動産に頼みます。前の道の事情で建て替えられない家は、再建築不可を得意な領域に挙げる買取くんにも査定を頼めます。
当社は市街化調整区域を得意な領域に挙げていないため、調整区域の家はもとやま不動産への相談を先にしてください。確かめた結果、建て替えられると分かった家(下がれば建て替えられる道に面した家を含む)は、事情のない家と同じく仲介と買取の両方の査定へ進みます(4つ目の章の最後の節)。建物の分をどう評価するかは、電話で聞く5つのうち2つ目で確かめましょう。
越谷市の空き家は、壊す前・片付ける前に今のままの査定を取る

仮の解体費100万円では補助は上限の30万円で、残り70万円は自己負担になる。今のままの買取額と比べる(出典: 越谷市「越谷市空家等対策計画」「空家の改修・除却費用の一部を補助します!」を基に当社作成)
越谷市の空き家は、壊す前・片付ける前に今のままの査定を取り、解体してから売る場合に手元に残る額と比べます。市の除却補助は、特定空家(倒壊などの危険があるとして市が認定した空き家)のうち昭和56年5月以前の家だけが対象で、上限は30万円(未接道の敷地は50万円)です。補助を受けられる家も、補助で賄えない解体費を差し引いた額で比べましょう。
市が空き家の持ち主に聞いた調査では、「特になし」を除くと、困りごとで最も多いのは「動産(家財等)を処分しなければならない」の16.3%でした。「解体すると固定資産税が上がる」11.0%、「解体費や修繕費がない」10.6%が続きます。⇒ 片付けと解体の費用が、動き出せない理由の上位に並んでいるんです。
市の除却補助は、特定空家に認定された古い家だけ
特定空家は、そのまま放置すると倒壊などの危険があるとして、市が空家法に基づいて認定した空き家です。市の除却補助の主な条件は次のとおりです(空家の改修・除却費用の一部を補助します!)。
- 特定空家に認定され、まだ勧告を受けていない、昭和56年5月31日以前の旧耐震の家
- 補助は対象経費(税抜)の5分の4で、上限30万円(未接道の敷地は上限50万円)
- 市内の事業者と契約し、共有・相続財産なら共有者全員が同意する
- 先着順で、予算に達したら終わる
交付決定の前に業者と契約した工事は、補助の対象になりません。補助で除却した特定空家は、令和4〜6年度の3年で計14件でした(前掲の対策計画 本編 p.44)。
解体費(税抜)が仮に100万円なら、5分の4は80万円でも、補助は上限の30万円です。残りの70万円は自分で払います(未接道の敷地なら補助50万円・自己負担50万円)。100万円は計算のための仮の額で、相場は家の解体費用で確かめられます。
なお、勧告を受けた特定空家の土地は住宅用地特例(家が建つ土地の固定資産税を軽くする特例)から外れます。地域活性化の用途で10年以上使う家の改修補助もありますが、売る人には当てはまりにくい制度です。
3,000万円控除は、買った人が取り壊す売り方でも使える場合がある
家を売って得た利益を譲渡所得と呼びます。親が住んでいた家を相続して売ったとき、一定の条件でこの利益から最大3,000万円を差し引ける特例が、相続空き家の3,000万円特別控除です。
対象は昭和56年5月31日以前に建てた家で、売却代金1億円以下です。売る時期は、相続の開始から3年を経過する日が属する年の12月31日まで、かつ令和9年12月31日までです。令和6年1月1日以降の売却なら、売った年の翌年2月15日までに買った人が耐震改修か取り壊しをする場合も対象になります。相続人が3人以上なら、1人あたり2,000万円までです(国税庁 No.3306)。
自分で壊してから売らなくても、取り壊しの時期を買う人と決めておけば使える道があるんです。要件の詳細は3,000万円特別控除にまとめています。使えるかどうかは、税務署か税理士に確かめてください。
家財が残る家は、家財ごと買う会社に今のままの査定を頼む
片付けや修繕・解体をせずに、今の状態のまま買い取ることを現況買取と呼びます。表の中で、家財の扱いを公式に書いている会社は次のとおりです。
- ポラス:現状のまま買い取り、残置物の処分や解体は不要
- 相互不動産:荷物を残したまま売れ、関係会社が撤去費・解体費を見積もる
- イーグルハウジング:残置物の整理・撤去から、現状のままの売却まで支える
- もとやま不動産:片付け前の空き家でも相談できる
- マルミハウジング:荷物の片付けや解体の費用を同社負担とする
- 買取くん:残置物の撤去をせず、今の状態のまま引き渡せる
撤去の費用を査定額にどう反映するかは、公式サイトだけでは分かりません。電話で聞く5つのうち3つ目で確かめましょう。片付けの費用の考え方は、残置物とはが参考になります。
兄弟名義の家は、全員で売るなら仲介と買取の両方の査定、取り分だけなら共有持分を買う会社へ

兄弟の同意がそろうかで頼み先を分け、全員で売るときに比べる会社と取り分だけのときの会社を整理(出典: 越谷市空家等対策計画 概要版、法務省 相続登記の申請義務化に関するQ&Aを基に当社作成)
兄弟名義の家は、全員が売ると決めたなら、名義をそろえて仲介と買取の両方の査定を取ります。同意がそろわず、自分の取り分だけ手放すなら、共有持分を買う会社に頼みましょう。両方の査定は、手元に残る額と売れるまでの期間で比べ、道や名義に事情のない家も同じ比べ方です。
市が空き家の持ち主に送ったアンケートは、宛先不明などで17.7%が届きませんでした。市は「多くの建築物等が所有権移転や住所変更等の適切な登記がされていない」と見ています(前掲の対策計画 概要版)。親の名義のまま止まっている家は、名義から動かす必要があるんです。
全員が売ると決めた家は名義をそろえて両方の査定、取り分だけなら共有持分を買う会社へ
相続で家を受け継いだら、知った日から3年以内に名義を書き換えることが義務になりました。これを相続登記の義務化と呼びます。令和6年4月1日に始まり、それより前の相続は令和9年3月31日が期限です。正当な理由なく怠ると、10万円以下の過料の対象です(法務省 相続登記の申請義務化に関するQ&A)。
たとえば兄弟3人で相続した家を、1人が売ることに反対しているとします。頼み先は、同意がそろうかどうかで分かれます。
- 全員が売ると決めた家:相続登記で名義をそろえ、ほかに事情がなければ仲介と買取の両方の査定を取る。ポラスは、共有名義の家の買取に「共有者全員の同意が必要」と書いている。前の道や家財の事情もあれば、その事情の頼み先へ
- 同意がそろわず、自分の取り分だけ手放す家:共有持分を買取の対象に挙げる買取くんやもとやま不動産、共有持分を直接買い取った事例を載せるマルヨシに頼む。取り分だけを売ると、全員で家ごと売るより値段は下がりやすくなります
兄弟での進め方は共有持分とは、実家を売る流れは実家の売却にまとめています。
全員で売る家や事情のない家は、仲介・買取保証・買取の額を手元に残る額で比べる
前の道が建築基準法の道路で、名義がそろい、片付けも済む家は、仲介・買取保証・買取の額を出してもらいます。仲介手数料などを引いた手元に残る額と、売れるまでの期間で比べましょう。買取保証は、仲介で一定期間売り出し、売れなければその会社が買い取る約束のことです。
- 買う額と仲介で売る額の2つを示す:東邦建物
- 買取保証を掲げる:HOME'S新越谷本店・ドリームオン不動産・埼玉相互住宅・もとやま不動産
- 仲介と買取の両方を扱う:マルヨシ・相互不動産・イーグルハウジング
仲介は、買い手が見つかるまで待つ期間が要ります。一方で、買取の価格は仲介で売れた場合より低くなりやすいんです。当社の買取も例外ではなく、理由は空き家の買取相場が仲介より安い理由で説明しています。仲介の進め方を中立に聞きたいときは、市の無料相談会も使えます(よくある質問の3つ目)。
問い合わせの電話で、越谷市の空き家について聞いておく5つ
査定を頼む前に、次の5つを電話で聞いて2社以上の答えを比べます。現地を見に来る日・家の事情を買い取るか・かかる費用・引き渡し後の責任・市外に住む場合の立ち会いと書類です。会社ごとの違いは、公式サイトだけでは見えにくいからです。
市がアンケートを送った空き家の持ち主のうち、37.4%は市外に住んでいました。県外が24.1%で、東京都だけで14.3%です(前掲の対策計画 本編 p.27)。越谷市に何度も通えない方こそ、電話で先に確かめておきたいですよね。
5つすべてを満たす会社を探す必要はありません。建て替えられない家なら2を、家財が残る家なら3を、市外に住んでいるなら5を先に聞きましょう。事情のない家なら、仲介で売り出す価格と買い取る価格の両方を出せるか(買取保証なら、買い取る価格と売り出す期間)を最初に聞いてください。
1. 現地を見に来る日と、査定額が出る日
表の他社10社のうち、現金化までの日数の目安を公式サイトに書いているのは2社でした。最短3日とするもとやま不動産と、契約から1か月を目安に代金を払うとするマルミハウジングです。査定の日数は、どの会社にも電話で聞く必要があります。日付で答えてくれる会社を残しましょう。
2. 家の事情を買い取るか、建物をどう評価するか
調整区域にある・前の道が道路でない・家財が残る・兄弟の取り分だけ、のどれに当たるかを先に伝えます。答えが「見てから」だけなら、何を見て決めるのかも続けて聞いてみてください。
3. かかる費用
仲介手数料と査定料に加えて、家財の撤去費や解体費を査定額から差し引くかを聞きます。相互不動産は関係会社が撤去費・解体費を見積もる、マルミハウジングは片付け・解体の費用を同社負担とすると書いています。市の除却補助は特定空家だけなので、壊してから売るなら解体費は自分で用意する前提で比べましょう。
4. 引き渡した後の責任を免除できるか
契約不適合責任を免除できるか、範囲をどう決めて契約書に書くかを聞きます。ポラスは「免除される場合がございます」、もとやま不動産は「原則免責」と、公式の言い方も違います。昭和56年5月以前の古い家ほど、先に確かめたい点です。
5. 市外に住む場合、立ち会いと書類のやり取りをどうするか
現地や契約の立ち会いが何回要るか、書類を郵送でやり取りできるかを聞きます。マルヨシは、遠方の依頼人と非対面で決済まで進めた事例を載せています。
| 見るところ | 電話で聞くこと | 答えの比べ方 |
|---|---|---|
| 訪問と査定の日 | 現地を見に来られるのはいつですか。査定額はいつ出ますか | 日付で答えた会社を残す |
| 家の事情 | 建て替えられない家や家財が残る家も買い取りますか。建物はどう評価しますか | 「見てから」だけで終わらないか |
| 事情のない家 | 仲介で売り出す価格と、買い取る価格を両方出せますか | 両方の額から仲介手数料などを引いた手元に残る額と、売れるまでの期間で比べる |
| 費用 | 家財の撤去費や解体費を査定額から引きますか。仲介手数料はかかりますか | 手元に残る額で比べる |
| 引き渡し後の責任 | 契約不適合責任は免除できますか。範囲はどう決めますか | 免除の有無と範囲を契約書に書くか |
| 市外からの売却 | 立ち会いは何回要りますか。書類は郵送でやり取りできますか | 自分が越谷市へ通う回数で比べる |
答えをメモしておけば、2社目の電話で同じことを聞き比べられます。買取業者の選び方の全体は、空き家買取業者の選び方で確かめられます。
買取くんが、名義や道路で話が止まった空き家の買取で選ばれる理由
兄弟の同意がそろわず取り分だけ手放したい家や、前の道の事情で建て替えられない家なら、当社が合います。共有持分と再建築不可を得意な領域に挙げ、今の状態で買い取るからです。建て替えられない家・家財・名義と、電話で聞く5つのそれぞれに、事実でお答えします。
品川区上大崎の本社から、越谷市の空き家にも対応
越谷市内の案件は、目黒駅から徒歩2分の品川区上大崎の本社にいる対応チームが受け持ち、査定はオンラインで申し込めます。宅地建物取引業の免許は、東京都知事(1)第107888号です(会社情報)。
担当者が登記・図面・現地の状況を確認して、買い取れるかどうかと金額の目安を判断します。何日後に現地を見るかは、査定を申し込むときに電話で確かめられます。
物件の所在地と今の状況を伝えれば相談を始められ、書類は後からでかまいません。契約や引き渡しで越谷市へ何回行くことになるかも、そのときに電話で聞いてください。
共有持分・再建築不可が得意な領域で、買い取れない場合も理由を伝える
得意な領域は、再建築不可・共有持分・底地/借地・相続した空き家・立退き・空室/ボロの6つです(買取くんの事業紹介)。前の道の事情で建て替えられない家も、兄弟の取り分だけを売りたい場合も、今のままの査定を頼めます。
買い取れない場合も、その理由をお伝えします。しつこい営業はいたしません。市街化調整区域は得意な領域に入っていないので、調整区域の家はもとやま不動産にも査定を頼んでください。
家財ごと今のまま引き渡せて、引き渡し後の責任も相談できる
残置物の撤去・リフォーム・クリーニングをせずに、今のままの状態で引き渡していただけます。撤去にかかる分を買取額にどう反映するかは、査定を申し込むときに電話で確かめられます。
壊さずに今のまま引き渡せるので、解体費を先に用意しなくても売却を進められます。契約不適合責任を免除する契約も可能です(免除の範囲は物件の状況・契約条件により、契約時に個別に定めます)。
20,000名超の投資家に紹介する仕組みだから、仲介手数料0円で最短1日
当社が買主になるか、常時20,000名超いる投資家ネットワークの投資家へ紹介するか、の両方で引き受けます。投資家からの紹介手数料で運営しているので、売主様から仲介手数料はいただかず、買取の価格で必要以上の利益を取る必要もありません。売買は最短1日でまとまり、無料の査定は最短30分です(水曜・日曜は次の営業日)。
名義や前の道で話が止まった家、市外から通えない実家を持つ人に向く
次のどれかに当てはまる方は、一度ご相談ください。- 住まいるマップや建築住宅課で、前の道が建築基準法の道路でない、または2m接していないと分かった
- 兄弟の同意がそろわず、自分の取り分だけを手放したい
- 市外に住んでいて、片付けや解体のために越谷市へ何度も通えない
公式サイトには、東京都北区の、築50年を超える少し傾きのある戸建てを4,400万円で買い取った事例を載せています(越谷市・埼玉県の事例ではありません)。窓口のご家族は「平日の日中は動けず電話もあまりできない」状況で、お客様の声には「土曜日も動いてくださり、さらにはSMSでのやり取りも」と書いてくださいました。
一方で、家が調整区域にあるなら、調整区域の売却相談を受けるもとやま不動産のほうが向いています。前の道も名義も問題がなく、時間をかけて高く売りたいなら、仲介や買取保証も扱う市内の会社と比べてください。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)
越谷市で空き家を手放すときによくある質問
越谷市で特定空家の勧告を受けた家は、除却補助を受けられますか?
受けられません。越谷市の除却補助は、特定空家に認定された家のうち、勧告を受けていないものが対象です。勧告を受けると、その土地は住宅用地特例からも外れ、固定資産税の軽減がなくなります。補助を考えるなら、勧告の前に建築住宅課へ相談し、交付決定を待ってから業者と契約しましょう。
越谷市空家バンクに登録したら、誰が買い手を探してくれますか?
市が書類審査と現地調査をして登録を決めたあと、市が媒介業者を決め、持ち主はその業者と媒介契約を結びます。買いたい人の窓口は宅建協会越谷支部で、契約に市は関わりません。すでに不動産会社へ仲介を頼んでいる家は登録できません(越谷市空家バンクについて)。令和2〜6年度に話がまとまったのは16件(うち売却が13件)です(前掲の対策計画 本編 p.44)。
越谷市で、空き家のことを無料で相談できる日はありますか?
毎月第2月曜(一部の月は日付が変わります)の午後1時30分〜3時30分に、市役所本庁舎6階の建築住宅課相談室で無料相談会が開かれます。相続・売却・活用・管理の相談ができ、事前予約は048-963-9205です(空家等の無料相談会を実施しております。)。宅建協会越谷支部も、不動産の無料相談を受けています。
3,000万円控除の確認書は、越谷市のどの窓口で受け取れますか?
建築住宅課が発行し、窓口(事前に連絡)・郵送・電子申請で申し込めます。対象は越谷市内の家と敷地だけです。受付から交付まで1〜2週間かかり、当日は受け取れず、確定申告の時期は混みます。確認書は確定申告ができることを約束する書類ではありません(譲渡所得3,000万円特別控除について)。遺産分割協議書など、相続人全員が分かる書類も用意しましょう。
買取くんでは、越谷市の兄弟名義の空き家を、自分の持ち分だけでも査定してもらえますか?
査定できます。共有持分は当社が得意とする領域の1つで、担当者が登記・図面・現地の状況を確認して、買い取れるかどうかと金額の目安を判断します。物件の所在地と今の状況を伝えれば相談を始められ、書類は後からでかまいません。ただ、取り分だけを売ると、全員で売るより値段は下がりやすくなります。兄弟で話がまとまりそうなら、仲介の査定とも並べてください。
持ち分だけの売却や建て替えできない家など、会社によって扱いが分かれる物件の得意不得意は、全国の空き家買取業者の比較ランキングで事前に確かめておくと、電話する先を選びやすくなります。
まとめ
越谷市の空き家は、建て替えられない・家財が残る・兄弟の同意がそろわないといった自分の家の事情を買取の対象に挙げる会社に頼み、調整区域や前の道の事情は売る前に市で確かめます。除却補助は特定空家の古い家だけで、全員で売る家や事情のない家は仲介と買取の両方を比べましょう。
まずは住まいるマップで前の道を調べ、表の「買取の対象」が合う2社に5つを電話で聞いてください。県内の他社は埼玉県の空き家買取業者21選で比べられます。
買取くん(宅建免許 東京都知事(1)第107888号)は、共有持分と再建築不可を得意な領域に挙げ、取り分だけの相談も受けます。名義や前の道で売り先が決まらない家に向いています。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)

