空き家買取

山口県で空き家を処分する6つの方法|補助金と放置した場合の負担

建物が残ったままでも選べる4経路と、解体後・相続の承認前に限られる2経路を条件つきで整理した図

建物が残っているか、相続を承認する前かで、選べる経路が変わります(当社作成)

こんにちは!買取くんスタッフです。

「実家、もう何年も空いたままだな……」 「片づけに行く時間もないのに、固定資産税だけは毎年きちんと届く」

山口県の空き家をどうするか決めかねている皆様へ。この記事では、処分の6つの経路と市の補助金、放置し続けた場合に増える負担をまとめます。

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山口県で空き家を処分する6つの方法

山口県で空き家を処分する道は、仲介で売る・買取業者に売る・空き家バンクに登録する・無償で譲る・解体して土地として売る・相続放棄や相続土地国庫帰属制度で手放す、の6つです。このうち相続放棄は相続を承認する前、国庫帰属は建物を解体した土地が対象なので、建物が残っている実家は前の4つか、解体してからの経路から選ぶことになります。

経路使える条件早さお金と家財
仲介で売る建物ありのまま可数か月〜年単位手取りは大きい/片づけは売主
買取業者に売る建物ありのまま可査定は最短6時間現況のまま引き渡せる
空き家バンクに登録物件のある市町のバンクへ相手が現れるまで登録自体に費用はかからない
無償で譲る建物ありのまま可相手が現れるまで代金は入らない
解体して土地で売る解体費を先に払える解体+売却で数か月解体費の持ち出しが先に発生
相続放棄・国庫帰属放棄は相続の承認前/国庫帰属は更地手続きに数か月家は手元に残らない

たとえば築50年、家財(残置物)がそのまま残り、前面道路が狭くて建て替えができない家(再建築不可)の場合。仲介では買い手が限られ、解体にもまとまった費用が先に自己負担で出ます。残る選択肢は、現況買取(建物も家財も今の状態のまま買い取ってもらう方法)か、解体してから土地として売る経路です。

1. 仲介で売る(時間はかかるが手取りは大きい)

不動産会社に買い手を探してもらう方法です。売れれば買取より手取りは大きくなりますが、買い手が現れるまで期間も金額も確定せず、庭木の手入れなどの管理は売主が続けます。仲介は「売れるまで待てる家」の経路です。

2. 買取業者に売る(残置物があっても現況のまま引き渡せる)

買取業者が直接の買い主になる方法です。価格は仲介より下がりますが、買い手を待つ期間がなく、家財を置いたままでも引き渡せる会社があります。再建築不可や共有持分(1つの不動産を複数人で持つ場合の各人の取り分)など、仲介で断られた条件を専門に扱う業者もあります。

3. 空き家バンクに登録して相手を探す

山口県の空き家バンクは県が一括で運営しているのではなく、物件のある市町ごとのバンクに登録する仕組みです(山口県 中山間・地域振興課「空き家バンク」)。買い手・借り手が現れるかは相手次第なので、期限を切って手放したい場合には向きません。

4. 個人や法人へ無償で譲る

親族や近隣、移住希望者へ譲る方法です。代金は入らず、譲り受けた側に贈与税がかかる場合があるため税務署か税理士に確認してください。混同しやすい有料の引き取りサービスは売主が費用を払って手放す仕組みで、売主が代金を受け取る買取とはお金の流れが逆です(田舎の家の処分)。

5. 解体して土地として売る

建物を壊して更地にし、土地として売る方法です。買い手の層は広がりますが、解体費は先に自己負担で出ていきます。しかも更地にすると住宅用地特例(住宅が建つ土地の固定資産税を軽くする仕組み)が外れ、売れるまでの税額が上がります。

6. 相続する前なら相続放棄、更地にした土地なら相続土地国庫帰属制度

この2つは条件が限られます。相続放棄は相続を承認する前の選択肢で、すでに相続して固定資産税を納めているなら使えません(空き家の相続放棄)。相続土地国庫帰属制度(相続した土地を国に引き取ってもらう制度)は建物を解体した土地が対象です。家が建ったままでは申請できません(法務省「相続土地国庫帰属制度」)。経路ごとの費用と進め方の全体像は空き家を処分する経路と費用の全体像で確認できます。

放置し続けると固定資産税の軽減が外れる

助言・指導から行政代執行までの4段階と、勧告の時点で住宅用地特例が解除される流れを示した図

勧告の段階で住宅用地特例(1/6等の減額)が解除されます(出典: 山口市「空き家等の適切な管理について」)

市から勧告を受けると、その土地の固定資産税を軽くしていた住宅用地特例(1/6等の減額)が解除され、納める額が増えます。逆に言えば、勧告を受ける前に売る・譲る・解体するのどれかを決めてしまえば、この負担は起きません。

遠方に住んでいて管理にも片づけにも通えないまま年数が過ぎる。山口県では、この状態の家が積み上がっています。県内の空き家は140,700戸、空き家率は19.4%です(山口県「山口県の空き家率」)。全国平均13.8%を5.6ポイント上回り、およそ5軒に1軒が空き家です。10年で26,300戸増えた計算です。

勧告を受けると住宅用地特例(1/6等の減額)が解除される

空家等対策の推進に関する特別措置法では、市町が特定空家等(放置すると倒壊などの恐れがある空き家)と判断すると、助言・指導から勧告、命令へと進められます。命令にも従わない場合は行政代執行となり、費用は所有者に請求されます。さらに令和5年12月13日の改正で、管理不全空家等にも指導・勧告ができるようになりました。管理不全空家とは、いま手を打たずに放置すると特定空家等になりそうな空き家のことです。山口市は「勧告を受けた管理不全空家等は、固定資産税の住宅用特例(1/6等に減額)が解除されます」と明記しています(山口市「空き家等の適切な管理について」)。何倍になるかの計算は空き家の固定資産税が6倍になる仕組みで確認できます。

倒壊や飛散で他人に被害が出れば、賠償を求められることもある

空家法第5条は所有者に適切な管理の責務を課しています。管理が行われていないと何が起きるか、山口市はこう説明しています。「屋根瓦や外壁の一部が飛散する、塀や樹木が倒れる、建物が倒壊する等により他人に被害を与えた場合は、損害賠償を請求されることもあります」(前掲の山口市ページ)。帰省のたびに庭木や郵便受けが気になる段階なら、まだ余裕があります。

山口市・下関市・宇部市・周南市の相談窓口

何から手をつければいいか決まらないときの最初の連絡先は、物件のある市の担当課です。

市担当窓口電話
山口市生活安全課 空家対策室083-934-2915
下関市住宅政策課 住宅政策係083-231-1941
宇部市空き家110番(住宅政策課)0836-34-8252
周南市住宅課 空家対策室0834-22-8385

データ出典: 山口県「市町の空き家対策関連情報について」

宇部市は平日9:00〜16:30に空き家110番を受け付け、支援法人(0120-304-395)の無料相談も案内しています。ただし相談後に仲介・管理・解体を依頼すると別途費用が発生することがあると市が案内しています(宇部市 空き家110番)。

解体費は市の補助で3分の1〜2分の1・上限40万〜50万円まで減らせる

補助対象経費60万円と120万円の場合で、補助金と自己負担がいくらに分かれるかを比べた棒グラフ

補助が上限に当たると、超えた分はそのまま自己負担に残ります(出典: 下関市 危険家屋除却推進事業補助金)

解体費は、山口市なら補助対象経費の3分の1・上限50万円、下関市と周南市なら2分の1・上限40万〜50万円まで市の補助で減らせます。ただし補助を使っても自己負担は残り、家財の処分費は補助の対象外です。処分費用は選ぶ経路によって幅があるため、ここでは県内の市で使える補助に絞ります。

山口市・下関市・周南市の補助率と上限額(宇部市は相談窓口が中心)

市補助率上限額
山口市補助対象経費の3分の150万円
下関市2分の1(自治会長の解体は3分の2)40万円(重点対象地区60万円/自治会長80万円)
周南市補助対象事業費の2分の1以内交付限度額50万円

データ出典: 山口市 老朽危険空家等除却促進事業補助金/下関市 危険家屋除却推進事業補助金/周南市 危険空き家解体事業補助金

下関市は計算例も公開しています。補助対象経費が60万円なら補助金は30万円、120万円なら上限に当たって40万円で、120万円の工事なら80万円は自己負担です。運用面では次の2点に注意してください。

  • 交付決定より前に契約すると対象外: 下関市・周南市とも、交付決定前に契約・着手した工事は補助対象になりません
  • 年度ごとに募集期間があり、審査もある: 周南市は令和8年度分の受付が終了しています。山口市は予算超過時、評点の高いものから対象とします。申請前に市の担当課で今年度の受付状況を確認してください

宇部市は除却補助を公式ページで確認できず、相談窓口の案内が中心です。解体費の相場は家の解体料金で確認できます。

家財の処分費は解体補助の対象外。山口市の家財処分補助にも条件がある

下関市は「家財の処分費用等は補助対象経費になりません」と明記しています(前掲の下関市ページ)。家の中の荷物は、解体補助とは別に自分で費用を用意するということです。

検索上位に出てくるのが、山口市の家財道具等処分補助金(所管: 山口市農山村づくり推進課 移住定住担当)です。こちらは補助対象経費の2分の1・上限10万円まで出ます。ただし対象は、空き家・空き地バンクに登録された空き家へ移住者が入居する際に家財道具等の処分が必要な場合に限られます。単に家財を片づけて手放したい所有者がそのまま使える制度ではありません。手続きは処分を行う前に必要という条件もあります。費用の目安は残置物とはを参照してください。

持ち続ける間の管理費補助(下関市)と、売った利益から3,000万円を引ける特例

すぐに手放さない場合、下関市には管理費用の補助があります。対象は業者に依頼して行う外観調査・内部換気です。外観調査を含む契約なら税抜き月額の1/2の額と2,000円の安いほう、内部換気まで含むなら同じく5,000円の安いほうが月額の補助額になります。補助されるのは最大12か月ぶんです(下関市「空き家管理費用の一部を補助します」)。ただし自分で行う管理は対象外です。持ち続ける選択にも、毎月の管理費と固定資産税が積み上がります。

なお、売って利益が出た場合の話もしておきますね。この利益を譲渡所得(売った金額から取得費と経費を引いた残り)といいます。相続した空き家なら、譲渡所得から3,000万円を差し引ける特例(相続空き家の3,000万円特別控除)があります。期限は、相続開始の日から3年を経過する日の属する年の12月31日までです。必要な「空き家確認書」は物件のある市町が発行します(山口県「空き家の発生を抑制するための特例措置について」)。適用可否は3,000万円特別控除の適用条件と管轄の税務署で確認してください。

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解体して更地にする前に、建物を残したままの買取額も並べて比べられます。

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山口県で空き家の売却・買取を相談できる11社

山口県内に拠点をもつ10社と、全国対応でオンライン査定を行う当社の計11社です。まず物件のある市に近い拠点があるか、次に直接買取まで対応しているかの2つで候補を絞れます。

この記事は、訳あり物件の直接買取を行う当社(買取くん・株式会社リアテクス)がお届けしています。自社を1行目に置いたうえで、各社の情報は公式サイトで確認できた内容だけを並べています。

査定スピードと残置物の扱いは、公式サイトに書いていない会社のほうが多い項目です。記載がないことと対応していないことは別なので、気になる会社があれば最初の問い合わせでそのまま聞いてください。聞き方は次の章にまとめています。

サービス名特徴該当エリアの拠点査定スピード残置物の扱い公式サイト
買取くん直接買取あり。投資家300名以上へつなぐ県内拠点なし(全国対応)最短6時間そのまま可公式HP
株式会社東武住販直接買取あり。県内5店舗の上場企業下関市ほか県内5店舗公式に記載なし公式に記載なし公式HP
株式会社カチタス直接買取あり。リフォーム再販前提山口市平井(山口店)2日〜1週間相談可公式HP
緑都開発株式会社仲介中心(買取は公式に記載なし)下関市一の宮町ほか3拠点公式に記載なし公式に記載なし公式HP
株式会社アライブ直接買取あり。空き家相談の窓口も別に用意山口市平井公式に記載なし公式に記載なし公式HP
西京地所株式会社直接買取あり。現金買取を明記下関市一の宮町公式に記載なし公式に記載なし公式HP
株式会社西村不動産仲介中心(買取は公式に記載なし)光市中央公式に記載なし公式に記載なし公式HP
株式会社ピーユニオン直接買取あり。借り上げ活用も選べる周南市桜木公式に記載なし借り上げでは自社負担公式HP
株式会社スマイエ仲介中心(買取は公式に記載なし)下松市美里町公式に記載なし公式に記載なし公式HP
株式会社なびっく直接買取あり。諸費用の自社負担を明記宇部市上宇部公式に記載なし公式に記載なし公式HP
不動産エビス株式会社直接買取あり。買取再販を事業に明記下松市美里町公式に記載なし公式に記載なし公式HP

※ 表は横にスクロールできます。

1. 買取くん(株式会社リアテクス)

買取くんの公式サイト

山口県の空き家の処分先をお探しなら、当社(買取くん)もぜひご検討ください。

共有持分・再建築不可・築古・借地権(土地は地主から借りていて、建物だけが自分のもの)など、仲介では取り扱いを断られやすい物件に特化した直接買取のサービスです。山口県内に店舗はありませんが全国対応で、県内の物件も同じ枠で受け付けています。買い取った物件は、購入意欲の高い投資家へつなぎます。転売の利ざやに頼らない収益の作り方なので、相場価格での提示を前提にしています。

おすすめポイント

  • 査定を待つ時間が読めない → 無料査定は最短6時間、買取は最短3日で、次の予定を立てながら進められます
  • 仲介手数料と片づけ費用が読めない → 仲介手数料は0円、家財や生活用品は残したまま現況で買い取ります
  • 地元の会社に断られて相談先が尽きた → 購入意欲の高い不動産投資家が常時300名以上おり、一般の買い手がつかない条件でも引き受け先を探せます

買取実績の実額は次の3件です。大阪府堺市の相続実家は1,200万円(家具の一部だけ回収し、残りはそのまま買取)。富山県富山市の8年空き家は450万円。東京都北区の築50年超で傾きのある物件は4,400万円で買い取りました。当社は宅地建物取引業の免許(東京都知事免許(1)第107888号)を受けて営業しています。

  • 該当エリアの拠点: 山口県にも対応(全国対応/オンライン査定)。山口県内の案件は本社(東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前2階)の対応チームが担当します
  • 公式サイト: 公式HP

2. 株式会社東武住販

株式会社東武住販の公式サイト

下関市に本店を置き、県内5店舗を構える東証スタンダード市場・福証Q-Board上場の不動産会社です。創業1984年、社員125名・売上高77億45百万円(2026年5月期)を公表しています。事業領域に「不動産売買 仲介・買取販売」と「保険・空家管理」の両方を挙げており、売るか決めていない段階の管理相談にも窓口がある点が、遠方に住む所有者には利点です。

  • 特徴: 宅地建物取引業 国土交通大臣(7)第5407号。仲介・買取販売と空家管理を併営し、無料査定フォームを用意
  • 該当エリアの拠点: 本店販売課(山口県下関市岬之町11番46号)ほか周南店・山口店・防府店・宇部店(公式店舗一覧)
  • 公式サイト: 公式HP

3. 株式会社カチタス

株式会社カチタスの公式サイト

中古住宅を買い取ってリフォームし再販する東証プライム市場上場の会社で、山口県内では山口店が窓口です。創業1978年、累計8万戸以上の買取実績を公表しています。掲載11社のうち、査定から価格提示までの日数を公式サイトで公開している数少ない会社です。現地査定30分〜1時間、役所調査2〜3日、買取価格の提示までは2日〜1週間としています。

  • 特徴: 「リフォーム前提で買い取るので、他社で断られた家でも買い取れる可能性があります」と明記。仲介手数料は不要、売却後の売主責任も基本的に発生しないと説明(売却の流れ)。家財の処分も相談できる
  • 該当エリアの拠点: 山口店(山口県山口市平井601番1 ハイツ大蔵 1階)(公式店舗一覧)
  • 公式サイト: 公式HP

4. 緑都開発株式会社

緑都開発株式会社の公式サイト

下関市を中心に売買・賃貸・管理を一体で運営する地場の不動産会社です。免許番号は山口県知事(9)第2128号。売却ページでは、媒介契約3種の違いに加えて、建物解体費用や測量分筆登記費用を含む経費の内訳と仲介手数料の上限まで公開しています。手取りがいくら残るかを先に知りたい方の判断材料になります。公式サイトで買取の記載は確認できないため、買取希望なら可否から確認してください。

  • 特徴: 売却費用の内訳と仲介手数料の上限を公式サイトで明示。賃貸・管理部門も持ち、貸す選択肢も相談できる
  • 該当エリアの拠点: 本店(山口県下関市一の宮町2丁目17-2)ほか山口店など県内3拠点(公式会社案内)
  • 公式サイト: 公式HP

5. 株式会社アライブ

株式会社アライブの公式サイト

山口市平井の売買専門店で、空き家の相談窓口と買取の窓口をページ単位で分けているのが特徴です。空き家相談のページでは管理と売却の両方を受け付け、まだ売ると決めていない段階でも入口があります。買取のページでは「他社に比べ少人数のスタッフで営業しているからこそ」の小回りとスピード感を強みに挙げています。営業時間は9:00〜18:00、水曜が休業日です。

  • 特徴: 空き家管理と買取の相談導線を分けて用意し、少人数体制による対応の速さを公式サイトで説明(空き家相談)
  • 該当エリアの拠点: 山口県山口市平井688-2(公式サイト)
  • 公式サイト: 公式HP

6. 西京地所株式会社

西京地所株式会社の公式サイト

新下関駅南口から徒歩2分の立地で、下関市を中心に営業する地域密着の会社です。設立は平成7年10月で、免許番号は山口県知事免許(7)第2692号です。(公社)全国宅地建物取引業保証協会にも入っています。サービス一覧に「買取り 現金で買取りもしております。お急ぎの方、売却手続きが面倒とお考えの方は、是非お問い合わせ下さい」と明記しています。

  • 特徴: 現金買取に対応すると公式サイトに明記。無料査定も自社スタッフが迅速に行うと案内
  • 該当エリアの拠点: 山口県下関市一の宮町1丁目4番28号 オーセンティック西京1F(公式会社概要)
  • 公式サイト: 公式HP

7. 株式会社西村不動産

株式会社西村不動産の公式サイト

光市で昭和42年(1967年)に創業し、「光市で57年」を掲げる老舗です。免許番号は山口県知事(16)第336号で、更新16回が営業年数の長さを示しています。従業員2名の小規模な体制ですが「売買、賃貸、管理、相続など幅広い不動産ニーズに対応」と公表しており、相続がからむ相談を売買と切り離さずに受けられます。公式サイトで買取の記載は確認できません。

  • 特徴: 創業57年の地元密着。売買・賃貸・管理・相続をワンストップで受け付け、相談フォームと来店予約を用意
  • 該当エリアの拠点: 山口県光市中央2丁目1-6(公式会社概要)
  • 公式サイト: 公式HP

8. 株式会社ピーユニオン(住まいリード)

株式会社ピーユニオンの公式サイト

周南市に拠点を置き、周南・下松・光エリアの売買を専門に扱う会社です。あつかうのは「不動産売買・買取、宅地造成、中古再販」です。特徴的なのは空き家活用サービスの空き家deプラスです。所有者と7年または10年の定期借家契約を結んで同社が借り上げ、期間中のリフォーム費と不用品の撤去費は同社が負担します。所有者へは固定資産税相当額が毎月の借り上げ賃料として支払われる仕組みです。

  • 特徴: 免許番号 山口県知事(2)第3559号。売買・買取に加え借り上げによる空き家活用を用意し、空き家の相談は無料(空き家・空き地の活用)
  • 該当エリアの拠点: 山口県周南市桜木3丁目5-60(公式会社概要)
  • 公式サイト: 公式HP

9. 株式会社スマイエ

株式会社スマイエの公式サイト

下松市美里町の不動産サポートセンターで、設立は2013年12月、免許登録は山口県知事(3)第3443号です。事業内容には売買・賃貸・仲介に加えて宅地用不動産の開発と建築請負業務が並び、更地にしたあとの土地活用まで含めて相談できる体制です。営業時間は10:00〜18:00、水曜と第4火曜が定休日。公式サイトで買取の記載は確認できません。

  • 特徴: 不動産総合コンサルティングを掲げ、売買仲介と宅地開発・建築請負を同じ窓口で扱う
  • 該当エリアの拠点: 山口県下松市美里町三丁目9-6(公式会社案内)
  • 公式サイト: 公式HP

10. 株式会社不動産コンサルタントなびっく

株式会社不動産コンサルタントなびっくの公式サイト

宇部市の売却専門会社で、創業20年以上の実績とERA加盟を公表しています。免許番号は山口県知事(2)3688号。買取の条件を公式サイトで細かく書いているのが特徴で、「仲介手数料一切なし(登記料等、諸費用もなびっくが負担します)」「リフォーム不要。現状のままで売却」と明記しています。仲介で期限内に売れなかった場合に提示額で買い取る買取保証もあります(物件・条件により買取できない場合あり)。

  • 特徴: 仲介手数料と登記料等の諸費用を自社負担、引き渡し後の責任も売主が負わないと公式に明記(買取のメリット)
  • 該当エリアの拠点: 山口県宇部市上宇部2545-2 リバータウンR201号(公式会社概要)
  • 公式サイト: 公式HP

11. 不動産エビス株式会社

不動産エビス株式会社の公式サイト

下松市美里町の不動産売買専門店で、設立は令和6年9月と掲載11社のなかでは新しい会社です。宅建許可番号は山口県知事(1)3877号、代表は業界歴15年以上と公表しています。事業内容に不動産の買取再販(住宅・土地・マンション)を明記し、仲介と買取のどちらでも相談できます。「事前にご相談いただければ、営業時間外も対応可能」と案内しており、平日に時間が取れない所有者でも予定を合わせやすい点が実務的な利点です。

  • 特徴: 仲介業・買取再販・不動産コンサルティングを事業内容に明記。事前相談で営業時間外の対応も可
  • 該当エリアの拠点: 山口県下松市美里町2丁目14番15号(公式会社概要)
  • 公式サイト: 公式HP

業者選びで先に確かめるのは拠点・査定スピード・残置物の扱い

査定日数や残置物の扱いなど、初回の問い合わせで確認する5項目と具体的な聞き方をまとめた図

公式サイトに記載がない項目は、初回の問い合わせで聞いて比べます(各社公式サイトの記載状況を基に当社作成)

業者を選ぶときは、物件のある市に近い拠点があるか、査定額が出るまで何日かかるか、家財を置いたまま引き渡せるかの3つを、最初の問い合わせで聞いて比べます。そのうえで、費用をどちらが負担するかと、引き渡し後の不具合を誰が直すかも聞いておくと、この章の5つがそろいます。公式サイトを見比べるだけでは査定の日数も家財の扱いも大半の会社で分からず、仲介に出す方法も買い手が現れるまでは期間も金額も決まりません。比べる材料は自分で取りにいく必要があります。

査定額が出るまでの日数を初回の問い合わせで聞く

相続人が複数いる場合や次の納税通知の前に決めたい場合は、金額よりも「いつわかるか」が予定を左右します。日数を公開しているのは、カチタス(査定から価格提示まで2日〜1週間)と当社(無料査定は最短6時間)の2社だけです。記載がない会社には、現地を見るまでと金額が出るまでを分けて聞いてください。

似た条件の家を買い取った例があるかを聞く

山口県内の買取実績は当社を含めどの会社も件数・金額を公開していないため、「山口県で何件」という聞き方では比べられません。再建築不可・傾きのある築古・家財が残ったままといった自分の家の条件を伝えて、同じ条件の買取例があるかを聞くほうが答えが返ってきます。

再建築不可や傾きのある家も扱えるかを聞く

仲介で断られた家は、買取でも会社によって扱いが分かれます。カチタスは「リフォーム前提で買い取るので、他社で断られた家でも買い取れる可能性があります」、なびっくは「リフォーム不要。現状のままで売却」と公式サイトで説明し、ピーユニオンのように売らずに借り上げる道を用意する会社もあります。断られた理由をそのまま伝えて確認してください。

仲介手数料と諸費用をどちらが負担するかを聞く

手取りは価格だけでは決まりません。当社は仲介手数料0円、カチタスは仲介手数料不要、なびっくは登記料等の諸費用まで自社負担と公開し、緑都開発は仲介の場合の経費内訳を示しています。測量費・登記費用・解体費・家財の処分費を、どちらがいくら持つのかを項目ごとに確認すると比較の土俵がそろいます。

引き渡し後に見つかった不具合を誰が直すかを聞く

契約不適合責任とは、売ったあとに雨漏りやシロアリなどの不具合が見つかったとき、売主が修理費や減額に応じる責任のことです。買取では、この責任を売主が負わない契約にする会社もあります。カチタスは「売却後の売主責任が基本的に発生しない」と説明しています。なびっくは「売却後は建物などに瑕疵(かし)があっても売主様は責任を負う必要がありません」と案内しています。公式サイトに明記していない会社のほうが多いので、契約前に書面で確認してください。

選定基準まとめ

確認する基準問い合わせで聞くこと買取くんの実績
査定スピード現地確認までと金額提示までの日数無料査定は最短6時間、買取は最短3日
買取実績自分の家と同じ条件の買取例買取実績の実額を公開(堺市1,200万円ほか3件)
対応範囲物件のある市に近い拠点があるか/断られた物件・少額物件を扱えるか県内拠点なし・全国対応(他社で断られた物件・少額物件も可)
費用負担仲介手数料・測量費・登記費用の負担先仲介手数料0円

契約不適合責任の扱いは公式サイトに記載がない会社が多いため、この表には入れていません。各社へ直接確認してください。

空き家買取の依頼先に、買取くんという選択肢

当社(買取くん)は、無料査定を最短6時間で回答し、買取は最短3日、仲介手数料は0円です。前の章で挙げた4つの確認項目について、当社が公開している事実を並べます。購入意欲の高い不動産投資家が常時300名以上いるため、地元の不動産会社で買い手がつかなかった家にも引き受け先を探せます。家財や生活用品は残したままの現況買取に対応し、他社で断られた物件・少額の物件も全国どこでも受け付けています。

山口県の物件は本社の対応チームがオンライン査定で担当する

山口県内に当社の店舗はありません。県内の案件は本社(東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前2階)の対応チームが担当します。物件の住所と状態をフォームか電話でお知らせいただければ、最短6時間で査定額をお返しします。所有権移転登記は提携する土地家屋調査士・司法書士が担当するため、遠方からでも手続きの窓口を1つにまとめられます。

家財を残したまま、断られた物件でも査定できる理由

当社は買い取った物件を投資家へつなぐ形で収益を得ています。仲介の買い手が見る「すぐ住めるか」とは別の基準で値段がつくため、家財が残っていることや建物の傷みが、そのまま値下げ理由にはなりません。実際に、大阪府堺市の相続実家は家具の一部だけ回収して残りはそのままの状態で1,200万円でした。東京都北区の築50年超で傾きのある物件は4,400万円で買い取りました。

相続した実家が空いたままで、住む予定も売れる見込みもないのに固定資産税だけ払い続けている。その状態を今年のうちに終わらせたい方に向いています。家の中に家具や荷物が残っていても、片づけを先に済ませる必要はありません。逆に、まだ誰かが住む可能性がある場合や、時間をかけてでも高く売りたい場合は、不動産会社に買い手を探してもらう仲介のほうが手取りは大きくなります。

よくある質問

Q. 家財を置いたままでも、山口県の空き家は売れますか?

会社によります。公式サイトで家財の扱いに触れているのは、掲載11社のうち3社だけです。当社(そのまま現況買取)、カチタス(家財の処分も相談可)、ピーユニオン(借り上げ活用では不用品の撤去を自社負担)が該当します。記載がない会社でも対応できる場合があるため、家財の量と状態を伝えて確認してください。

Q. 相続登記が済んでいない実家でも、処分の相談はできますか?

相談や査定は登記前でも受けられますが、売買契約と引き渡しには名義を相続人に移す相続登記が必要です。相続登記は2024年4月から義務化されています。手続きの流れと費用は土地の名義変更にまとめているので、査定と並行して進めるのが早いです。

Q. 解体してから売るのと、建物を残したまま売るのはどちらが手元に残りますか?

一概には決まりません。解体すると買い手の層は広がりますが、解体費が先に自己負担で出ていき、更地にした時点で住宅用地特例も外れます。市の補助を使っても自己負担は残ります。建物を残したまま買い取ってもらう金額と、解体費を引いた土地の売却見込み額を両方出してから比べてください。

Q. 山口市の家財道具等処分補助金は、移住者が入らなくても使えますか?

使えません。この補助金は、空き家・空き地バンクに登録された空き家に移住者が入居する際、家財道具等の処分が必要な場合が対象です(所管: 山口市農山村づくり推進課 移住定住担当)。バンクへの登録も入居者の決定もない段階では対象外なので、家財を残したまま手放せる経路と比べるほうが現実的です。

Q. 買取くんでは、山口県にある空き家の買取も対応できますか?

対応できます。当社は全国対応で、山口市・下関市・宇部市・周南市をはじめ県内全域の物件を受け付けています。無料査定は最短6時間、買取は最短3日、仲介手数料は0円です。家財を残したままの現況買取にも対応しているので、まずは物件の住所と現在の状態をフォームか電話でお知らせください。

まとめ

山口県の空き家は、仲介・買取・空き家バンク・無償譲渡・解体・相続放棄や国庫帰属の6つから、家の状態に合う経路を選べば手放せます。建物が残ったままでも前の4つは使えますが、相続放棄は相続の承認前、国庫帰属は解体後の土地に限られます。解体費の補助は山口市・下関市・周南市にありますが、家財の処分費は対象外です。

まずは市の空き家窓口に現状を伝えるか、買取の査定を取り、持ち続けた場合の固定資産税と比べてください。

買取くんは買い取った物件を常時300名以上の不動産投資家へつなぐ仕組みで、地元の会社に「難しい」と言われた家の引き受け先も探せます。断られた経験がある方に向いています。

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監修

株式会社リアテクス 執行役員 鶴野博之

鶴野 博之

株式会社リアテクス 執行役員

宅地建物取引士(東京)第257503号/賃貸経営管理士/FP2級

一棟投資物件専門の仲介会社で不動産業界に参入後、前職では「訳あり・瑕疵物件」に特化したコンサルティングプログラム責任者として600名以上の投資家の購入から売却までに携わる。自身も再建築不可物件を中心に訳あり物件へ投資し、転売売買から保有物件まで数々の実績を持つ。