「固定資産税の通知が来るたびに、あの古い家のことを考えてしまう」 「古民家だから値段はつかないよね。もう差し上げるしかないのかな」
古民家を手放したい方は、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
茨城県では、一戸建ての空き家の81.2%が売りにも貸しにも出ていません(茨城県統計課)。「差し上げます」で無償に出す前に、値がつく先を確かめると手元に残るものが増えます。
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茨城県で古民家を家ごと手放す3つの方法

片付けに通えるか、時間をかけられるかで3つの手放し方を選ぶ(出典: 茨城県・国税庁を基に当社作成)
茨城県の古民家を家ごと手放す方法は、市町村の空き家バンクに出す・知人や移住希望者に無償で差し上げる・建物ごと買取業者に売る、の3つです。家財を片付けられるか、お金を受け取りたいかを見て選びます。古材の買取や移築は建物だけの扱いで、土地は手元に残る別の道です。
言葉を少し補いますね。
- 空き家バンク(市町村が、空き家を使いたい人に物件を紹介する制度)
- 無償譲渡(代金をもらわずに家を譲ること)
- 古材買取(解体で出た柱や梁などの古い木材を買い取ってもらうこと)
- 移築(家を解体して、別の場所に建て直すこと)
| 方法 | 手間 | 持ち出しの費用 | 受け取れるお金 | 家財の扱い | 土地はどうなるか・向いている家 |
|---|---|---|---|---|---|
| 空き家バンクに出す | 登録の申込み、市の現地確認、相手探し(水戸市は媒介業者が入る) | 媒介業者が入れば、売れたときの仲介手数料 | 買い手と決めた売値・賃料 | 買い手との話し合いで決める | 家と一緒に手放す。相手が見つかるまで待てる家 |
| 無償で差し上げる | もらい手探し、贈与の契約、名義変更 | 名義変更の登記費用などの分担を話し合う | 0円 | もらい手との話し合いで決める | 家と一緒に手放す。もらい手がもう決まっている家 |
| 建物ごと買取業者に売る | 査定を受けて契約する | 仲介手数料がかからない会社がある | 買取価格(仲介で売るより低めになりやすい) | そのまま引き渡せる会社がある | 家と一緒に手放す。早く決めたい家・片付けに通えない家 |
| (参考)古材の買取・移築 | 古材鑑定を受け、解体は相談先が行う | 古材鑑定3万円(税別。2016年の協会ブログ掲載時点) | 鑑定を経た古材の買取代 | 相談先に確認する | 土地は手元に残る 。建物を壊す予定で、柱や梁を活かしたい家 |
※ 表は横にスクロールできます。
たとえば、仏壇や家具が残ったまま、屋根の一部が傷んだ築60年の木造の家を持っているとき。片付けに通えないなら家財ごと引き渡せる買取、時間をかけられるなら空き家バンク、と道が分かれます。柱や梁を活かしたいなら古材や移築も候補ですが、その場合も土地は手放せません。
国に引き取ってもらう道はないのか、気になりますよね。相続土地国庫帰属制度(相続した土地を国に引き取ってもらう制度)は、建物がある土地では申請できません(法務省)。古民家を建てたまま国に返す道はないんです。決めずに置いておくと税の負担が増えることもあります(放置した空き家の固定資産税が上がる仕組み)。
1. 市町村の空き家バンクに出す(水戸市・つくば市・日立市で手順が違う)
茨城県内で空き家バンクの窓口があるのは39市町村です(茨城県「市町村空き家バンク一覧」)。ただ、手順は市ごとにかなり違います。主な3市を並べますね。
- 水戸市:申し込むと市が現地を確認し、その後に媒介業者(間に入る不動産会社)が決まります。全国版の空き家バンクにも載り、登録期間は登録した年度の翌々年度末まで。法人名義の物件は登録できません(水戸市)
- つくば市:市が売り手と買い手の橋渡しをします。希望すれば、宅建協会か全日本不動産協会に交渉と契約の媒介を頼めます。事業用の物件は登録できません(つくば市)
- 日立市:空き家バンクはありません。市は協定を結ぶ協会の物件サイト(ハトマークサイト・ラビーネット不動産)を案内しています(日立市)
⇒ バンクは「相手が見つかるまで待てる家」向けの道なんです。見つかるまでの草刈りや見回りは、持ち主が続けることになります。
2. 知人や移住希望者に無償で差し上げる
タダで譲れば、相手も自分も身軽になる気がしますよね。ところが、もらう側に税金がかかることがあるんです。
もらった人には贈与税(もらった財産にかかる国の税金)がかかることがあります。1年間にもらった財産の合計から、基礎控除の110万円を引いた残りが対象です(国税庁)。さらに不動産取得税(土地や家を手に入れた人にかかる県の税金)も、売買か贈与かを問わずかかります。税率は土地と住宅で3%です(茨城県)。
ただし、令和8年4月1日以後に贈与で受け取った家屋は、評価額が免税点の34万円未満なら家屋分はかかりません。たとえば評価額30万円の家屋なら、家屋分の不動産取得税は0円です。土地は別に計算し、宅地なら価格を2分の1にした額が16万円以上だと課税の対象になります。
渡したあとの責任も、売る場合とは違います。贈与は「渡すと決めた時の状態で引き渡す約束」と推定されます(民法551条)。売買には、契約不適合責任(売った家が契約の内容と違ったとき、売主が直したり代金を下げたりする責任)があります(民法562条など・e-Gov法令検索)。譲ったあとに雨漏りでもめないよう、渡す前の状態は書面に残しておきましょう。個別の事情は税理士や司法書士にご相談ください。
古民家に限らない空き家全般の譲り方は、茨城県で空き家を無償で譲る方法にまとめています。無償譲渡の流れは0円物件・無償譲渡のガイドもどうぞ。
3. 建物ごと買取業者に売る(家財が残ったまま引き渡せる)
買取は、不動産会社が自分で買い主になる方法です。買い手を待たずに決まるので、次の納税通知の前に片づけたい方にも向いています(仕組みは不動産買取のガイドへ)。
しかも、家財が残ったままでも引き渡せる会社があります。これを現況買取(建物も家財も今の状態のまま買い取ってもらうこと)と呼びます。残置物(家に残った家具や生活用品)を片付けに何度も帰省しなくて済むんです。
ただ、価格は仲介で売るより低めになりやすいです。相続した空き家なら、条件しだいで3,000万円の特別控除も使えます。
古民家に値がつきやすいのは、土地が広く柱や梁が傷んでいない家

土地の広さ・柱や梁の状態・片付け費用の負担先の3点で値がつくかを見る(出典: 茨城県統計課・全国古民家再生協会を基に当社作成)
土地の広さ、柱や梁の状態、家財の量と片付けの3点を見ると、値がつくかの見当がつきます。不動産会社に「古くて値段がつかない」と言われた家でも、このどれかがそろえば、別の相談先で値がつくことがあります。
茨城県の一戸建ては敷地が全国一広く、土地として見られやすい
茨城県の一戸建ての敷地は、1住宅あたり394.80㎡で全国1位です(茨城県統計課)。坪にすると約119坪。建物に値段がつかなくても、広い土地として見てもらえる余地があるんです。ただ、古い家が建ったまま土地として売るときは、買い手が負う解体費の分だけ値段が下がりやすくなります。
笠間市の空家・空地バンクにも、昭和20〜40年代に建った家が275万〜600万円の売出価格で載っています(掲載価格で、成約した値段ではありません)。
柱や梁がそのまま使えるかは、古民家鑑定や建物調査で分かる
下で紹介する全国古民家再生協会(古民家の鑑定や古材の活用を進める一般社団法人)は、古民家に決まった定義はないとしつつ、築50年以上を古民家や古材の目安にしています。見た目が古くても、柱や梁がしっかりしていれば「活かせる家」として評価されます。
その状態を調べるのが古民家鑑定(協会が行う有料の調査で、古民家を活かせる状態かを見るもの)です。料金は10万円(税別。2016年の協会ブログ掲載時点)でした。また、比較表で紹介する住宅R工房は、一級建築士が独自の基準で建物を調べてから買取を決めています。
柱や梁の状態は、買い手が使える補助にも響きます。昭和56年5月31日以前に建築確認を受けた家は、耐震診断で上部構造評点が1.0以上あることが、日立市の空き家利活用リフォーム補助を使う条件の1つです(日立市)。
なお、桜川市真壁の重要伝統的建造物群保存地区(略して重伝建。国が選んだ古い町並みを守るための地区のこと)にある家は、外観を変えるのに市の許可が要ります(桜川市)。
家財の量と片付けを誰がするかで、手元に残る額が変わる
仏壇やご先祖の写真は、自分ではなかなか処分しにくいものですよね。家財の片付けを自分でするか、買い手に任せるかで、手元に残るお金は変わります。
下の比較表で紹介する大建は、昭和34年築の木造平屋を、荷物の処理と古い家の解体費まで自社で持って買い取った例を公開しています。片付けや解体の費用を誰が持つかまで含めて、手取りを比べるのがコツなんです。
自分で片付ける場合の費用の考え方は、残置物の処分費用で詳しく説明しています。
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茨城県内に拠点がある買取業者4社と当社の比較
茨城県内に拠点があり、公式サイトで空き家や古い木造の家の直接買取を確認できたのは、大建・住宅サービス・住宅R工房・イエステーション日立店の4社です。全国対応の当社を加えた5社を、下の表に並べました。
この記事は、空き家・訳あり物件の直接買取を行う当社(買取くん・株式会社リアテクス)がお届けしています。各社の情報は、公式サイトで確認できた内容だけを載せています。
| サービス名 | 特徴 | 該当エリアの拠点 | 買取の形 | 建物の状態を見る体制・古民家の扱い | 解体・家財処分/遠方の売主への対応 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 買取くん(株式会社リアテクス) | 全国対応の空き家・訳あり物件の直接買取。投資家300名以上へつなぐ | 茨城県内の拠点なし(本社の対応チームがオンライン査定) | 自社で直接買取 | 「古民家」の記載はなし。築50年超・傾きのある戸建の買取実績あり | 家財を残したまま現況買取/全国対応 | 公式HP |
| 株式会社大建 | 県南の不動産買取専門店 | 土浦市真鍋 | 自社で直接買取(売却仲介も行う) | 昭和34年築の木造瓦葺平屋(未登記建物あり)の買取例 | 荷物処理と古い家の解体費を同社負担した買取例/即日対応は県南7市町村 | 公式HP |
| 株式会社住宅サービス | 雨漏り修理・リフォームの会社が空き家を買取 | ひたちなか市東大島 | 現状のまま直接買取(買取か仲介かを比べて説明) | 雨漏り修理1300件以上・リフォーム600件以上。古材再利用リフォームのコラムあり | 家財道具そのままの買取例/「オンラインでもOK」と表記 | 公式HP |
| 住宅R工房 | 古民家リノベーションの設計事務所 | 筑西市二木成(ほか笠間市) | 一級建築士の建物調査で選んだ物件のみ買取 | 一級建築士(既存住宅状況調査士)が独自基準で調査 | 更地にせず売れれば解体費が浮くと説明(家財の扱いは記載なし) | 公式HP |
| イエステーション日立店(アドレス株式会社) | 地域の不動産店。査定費用は無料 | 日立市助川町 | 仲介と直接買取を並べて提案 | 公式に記載なし | 直接買取なら片付けの代行・荷物の引き取りを提案 | 公式HP |
※ 表は横にスクロールできます。
「買取の形」の列に注目してください。建物を調べて物件を選んでから買う会社もあるので、自分の家が対象になるかは最初の問い合わせで確かめます。
1. 買取くん(株式会社リアテクス)

茨城県で古民家の買取先をお探しなら、当社(買取くん)もぜひご検討ください。
共有持分・再建築不可・築古など、仲介で断られやすい物件を直接買い取るサービスです。茨城県内に店舗はありませんが、全国対応で県内の古民家も受け付けています。買い取った物件を投資家へつなぐ仕組みなので、古い家でも「投資家ならどう使うか」という目線で値段を探れます。
おすすめポイント
- 片付けに通えない → 家財や生活用品を残したまま、今の状態で買い取ります
- 手数料や時間が気になる → 当社が直接買うので仲介手数料は0円、買取は最短3日です
- 地元の会社に断られた → 購入意欲の高い投資家が常時300名以上いて、一般の買い手がつきにくい家でも引き受け先を探せます
当社の買取実績には、東京都北区の築50年超で傾きのある戸建(4,400万円)や、大阪府堺市の生活用品が残った相続実家(1,200万円)などがあります。宅地建物取引業の免許(東京都知事免許(1)第107888号)を受けて営業しています。
- 該当エリアの拠点: 茨城県にも対応(全国対応/オンライン査定)。茨城県内の案件は本社(東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前2階)の対応チームが対応
- 公式サイト: 公式HP
2. 株式会社大建

土浦市に本社がある「茨城県南地域の不動産買取専門店」です。自社で直接買い取るので中間手数料がかからないとし、土浦市やつくば市など県南7市町村を即日対応エリアに挙げています。公開している買取例の1つが、土浦市の昭和34年築・木造瓦葺平屋(建物146.37㎡・土地2342.18㎡・未登記建物あり)です。この家では、家の中と外の荷物処理と古い家の解体費を同社が負担しています。
- 特徴: 不動産の買取再販と売却仲介を行う会社(茨城県知事(8)第4932号)。契約後は最短2日で代金の振込と所有権の移転手続きまで進むと公開
- 該当エリアの拠点: 本社(茨城県土浦市真鍋1丁目16番14号)(会社概要)
- 公式サイト: 公式HP
3. 株式会社住宅サービス

ひたちなか市の住宅リフォーム会社で、雨漏り修理1300件以上・リフォーム600件以上の実績を公開しています。空き家は「現状のまま買取します!」とし、屋根に穴が空いた家や遺産相続協議前の家も対象に挙げています。令和8年までに空き家の買取23件・仲介90件を扱い、水戸市では家財道具をそのままの状態で買い取った事例を載せています。
- 特徴: 買取と仲介のどちらにするか、メリットとデメリットを説明したうえで提案。「最短即日」「オンラインでもOK」と表記
- 該当エリアの拠点: 本社(〒312-0042 茨城県ひたちなか市東大島1-17-6)(会社概要)
- 公式サイト: 公式HP
4. 住宅R工房

筑西市と笠間市に拠点を置く、古民家リノベーションの設計事務所です。国家資格の既存住宅状況調査士である一級建築士が独自の基準で建物を調べ、その基準を満たした家を「R認定古民家」と呼んでいます。買取は、この建物調査で選んだ物件の中からさらに厳選した家だけが対象で、古民家なら何でも買い取るわけではありません。買い取った家はリノベーションしてから販売することを想定しており、売主には「更地にせず売れる可能性が高くなり、解体費などの費用が浮く」と説明しています。
- 特徴: 県内の古民家を「R認定古民家Bank」に掲載。一級建築士事務所(茨城県知事登録第A3858号)
- 該当エリアの拠点: 茨城県筑西市二木成1460(公式サイト記載。ほか笠間市にも拠点)(会社概要)
- 公式サイト: 公式HP
5. イエステーション日立店(アドレス株式会社)

空き家バンクのない日立市で、2021年にオープンした不動産店です。仲介だけでなく、空き家や空き地の直接買取も「同時かつ公平な立場」で提案するとしています。直接買取の場合は、片付けの代行や不要な荷物の引き取りも提案に含めます。相談・調査・査定額の算出・査定書の作成は、すべて無料です。
- 特徴: 日立市が対応エリア。営業時間は9:30〜18:00で、火曜・水曜が定休日
- 該当エリアの拠点: イエステーション日立店(〒317-0065 茨城県日立市助川町2丁目4番地14)(店舗案内)
- 公式サイト: 公式HP
古材や移築で柱や梁を活かす相談先(土地は手元に残る)
建物を壊すときに柱や梁を活かしたいなら、古河市にある全国古民家再生協会茨城第一支部の古材鑑定から始めます。土地はこの方法では手元に残るので、家ごと手放す方法とは別ものと考えてください。
協会のブログでは、古材を買い取るのは、古材鑑定を受け、解体も協会側で行う場合に限るとしています。解体を別の業者に手配する手間は要りませんが、費用をどちらが持つかは鑑定のときに確かめてください。解体費の目安は家の解体費用の相場で説明しています。
壊すのがもったいない家なら、柱や梁を誰かに活かしてもらえます。ただ、土地は手元に残り、固定資産税も払い続けることになります。家と土地をまとめて手放したいなら、上の3つの方法から選んでください。なお、ここで紹介する2件は建物を買い取らないため、比較表の社数には入れていません。
全国古民家再生協会茨城第一支部(古河市)

築50年以上の民家から出る古材の買取・販売・活用や、古民家の再生・移築、古民家の鑑定を事業に掲げています。古材を買い取るときは「古材鑑定」が必要で、解体まで協会側で行わないと買い取らないとしています。費用は古材鑑定3万円・古民家鑑定10万円で、いずれも税別・2016年のブログ掲載時点の料金です(協会ブログ)。
移築については、築100年の古民家をきれいに解体して別の場所に建て直す方法や、100坪の古民家の部材で40坪の家を建てる「減築新築」という考え方を紹介しています(古民家の移築のページ)。なお古河市は、令和4年10月19日に一般社団法人全国古民家再生協会と空家等に関する協定を結んでいます(古河市)。
根崎解体工事株式会社(小美玉市)

古い民家の解体で出る無垢の梁や柱、瓦などを、屋根付きの倉庫で保管している解体会社です。公式サイトには古民家の柱や梁、ケヤキの大黒柱、茅葺き屋根の骨の写真が並びます。平成29年9月時点で古材の在庫は少なくなっている、との記載もあります。古材を買い取るとは書いていないので、解体を頼むときに柱や梁を残せるかを相談する先として考えてください。
古民家の買取業者は査定までの日数と家財の扱いで比べる

急ぐなら日数、片付けに通えないなら家財の扱いから先に聞く(当社作成)
古民家の買取業者は、最初の問い合わせで次の4つを聞いて、答えを並べて比べます。全部を満たす会社を探す必要はありません。急ぐなら日数を、片付けに通えないなら家財の扱いを先に見ましょう。
公式サイトだけでは、査定額が出るまでの日数が分からない会社が多いんです。空き家バンクや無償で差し上げる道も、相手が決まるまで時期は読めません。比べる材料は、問い合わせで自分から取りにいくのが近道です。
査定額が出るまでの日数を聞く
次の納税通知の前に決めたいなら、金額より「いつ分かるか」が大事ですよね。県内4社のうち、住宅サービスは「最短即日」と表記し、大建は契約後最短2日で振込まで進むと公開しています。記載がない会社には、現地を見に来る日と金額が出る日を分けて聞いてください。
築50年を超える木造の家を買い取った例があるかを聞く
県内の買取件数を公開している会社は多くありません。「茨城で何件ですか」と聞くより、「築60年・木造・家財あり」と自分の家の条件を伝え、似た家の買取例があるかを聞くほうが答えが返ってきます。
家財や仏壇を残したまま引き渡せるか、片付け費用は誰が持つかを聞く
住宅サービスは家財道具をそのままの状態で買い取った事例を、大建は荷物処理を自社負担にした例を公開しています。イエステーション日立店は、直接買取なら片付けの代行を提案するとしています。仏壇や写真だけ先に持ち出したい、という希望もここで伝えておきましょう。
引き渡した後に雨漏りや傷みが見つかったら誰が直すかを聞く
売買では、引き渡した家が契約の内容と違えば、買主は売主に直すよう求められます(民法562条)。買取でこの責任を売主が負わない契約にするかは、会社と契約しだいです。無償で差し上げる場合や空き家バンク経由で売る場合も、どこまで責任を持つかは契約書で確かめておきましょう。
選定基準まとめ
聞いた答えは、次の5つの項目に分けて書き込むと比べやすくなります。
| 見るところ | 問い合わせで聞くこと | 答えの比べ方 |
|---|---|---|
| 査定スピード | 現地を見に来る日と金額が出る日 | 金額が出る日が次の納税通知より前か |
| 買取実績 | 自分の家と似た条件の買取例 | 築年・木造・家財ありの例を具体的に答えられるか |
| 対応範囲 | 家財あり・断られた家・遠方の売主でも扱えるか | 片付けや立ち会いで茨城県へ通う回数 |
| 費用負担 | 仲介手数料・片付け・解体費の負担先 | 買取額から自分が払う費用を引いた手取り |
| 古民家・築古木造の扱い | 査定で柱や梁など建物の状態も見て値をつけるか | 建物を見て値をつけるか、土地の値段だけか |
引き渡し後の責任の扱いは、会社ごとの契約で決まるため表には入れていません。どの会社でも契約書で確かめてください。
古民家の買取の依頼先に、買取くんという選択肢
上の選定基準まとめの5項目について、当社の場合を並べます。査定は無料で最短6時間、買い取りは最短3日で、仲介手数料は0円です。家財を残したままの現況買取に対応し、他社で断られた物件や少額の物件も全国で受け付けています。
茨城県の古民家は、本社の対応チームがオンライン査定で担当する
茨城県内に当社の店舗はありません。県内の古民家は、東京都品川区の本社にいる対応チームが担当します。物件の住所と今の様子をフォームか電話で伝えていただければ、最短6時間で査定額をお返しします。
名義を移す登記は提携する司法書士が担当し、必要に応じて提携する弁護士や土地家屋調査士もサポートします。茨城県に何度も通わなくても、窓口を1つにまとめられるんです。
家財が残ったまま、他社で断られた古民家も査定できる理由
当社は、買い取った物件を投資家へ紹介し、投資家から受け取る紹介手数料で運営しています。そのため売主から仲介手数料をいただかず、状態が悪く他社で買取不可とされた築古の家も積極的に買い取っています。これまでに、築50年を超え少し傾きのある戸建(東京都北区)を4,400万円、生活用品が残ったままの相続実家(大阪府堺市)を1,200万円で買い取りました。
⇒ 茨城県から離れて暮らし、片付けに通えない方や、地元で「古くて値段がつかない」と言われた方に向いています。土地ごと早く名義を外したい場合もそうです。逆に、柱や梁を活かしたいなら協会や住宅R工房へ、時間をかけて相手を待てるなら空き家バンクへ相談するほうが合っています。
よくある質問
Q. 古民家を無料で差し上げたら、受け取った人に贈与税はかかりますか?
個人から家と土地をもらった人には、その年にもらった財産の合計が110万円(基礎控除)を超えた分に贈与税がかかります。土地と家の評価額の合計が110万円以下で、ほかにもらった財産もなければかかりません。不動産取得税は別なので、個別の事情は税理士にご相談ください。
Q. 茨城県に古民家の改修に使える補助金はありますか?
古民家の改修に使える補助は、市町村の制度を確かめるのが近道です。古河市は、市外に住む人が空き家バンクの物件を買ってリフォームすると、費用の50%(上限100万円)を補助します。住所を移して10年以上住むことなどが条件です(古河市)。日立市は費用の3分の1とローン利子1年分で、上限は50万円です。どちらも買い手が使う補助なので、譲る相手に伝えると検討の材料になります。
Q. 親の名義のままの古民家でも、手放す相談はできますか?
相談は名義が親のままでも始められる会社があります。上で紹介した住宅サービスは、遺産相続協議前の家も買取の対象に挙げています。ただし、売ったり譲ったりして名義を移すには、先に相続登記が必要です。相続登記は令和6年4月1日から義務になりました(法務省)。実家を売るまでの順番は実家売却の流れでまとめています。
Q. 茨城県で古民家をもらいたい側は、どこで探せばいいですか?
まずは、物件がある市町村の空き家バンクです。県内39市町村に窓口があり、上で紹介した県の一覧から探せます。住宅R工房の「R認定古民家Bank」のように、古民家だけを載せるページもあります。0円物件の探し方は茨城県で0円物件を探す方法へ。
Q. 買取くんでは、茨城県にある古民家の買取も相談できますか?
相談できます。当社は全国対応で、水戸市・つくば市・日立市をはじめ、県内の古民家も本社の対応チームが受け付けます。家財を残したままの現況買取に対応し、仲介手数料は0円、買取は最短3日です。まずは古民家の住所と今の家の様子を、フォームか電話でお知らせください。
まとめ
茨城県の古民家は、無償で差し上げる前に、空き家バンクに出した場合や買取の査定額も並べて比べると、手元に残るものが増えます。古材の買取や移築は建物だけの扱いで土地が残り、建物がある土地は国にも引き取ってもらえません。値がつくかは土地・柱や梁・家財の3点で見当がつきますが、最終的な額は査定で決まります。まずは家財を残したまま査定を1本取り、無償で出す場合と比べてください。
買取くんは、常時300名以上の投資家へつなぐ仕組みで、仲介手数料0円・最短3日で買い取ります。茨城県から離れて暮らし、片付けに通えない方に向いています。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)

