「千葉の実家、建て替えできないと言われたけど売れるのかな?」 「再建築不可の家を買い取る会社って、千葉県内にあるの?」
建て替えられない家(再建築不可)と言われた実家をお持ちの方は、このような疑問をお持ちではないでしょうか。千葉県には、敷地が道路に接していない住宅が5万400戸あります(総務省 令和5年住宅・土地統計調査)。再建築不可の数ではありませんが、道の条件がかかる家は少なくないんです。
千葉県内に拠点があり、再建築不可の買取を公式サイトに書くと当社が確かめた会社は、浦安市・船橋市・流山市・千葉市・佐倉市の8社です。前の道から下がれば建て替えられる家は、仲介と買取の両方で査定を取ります。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)
千葉県内に拠点がある再建築不可の買取業者8社と当社
各社の公式サイトで、千葉県内の拠点と再建築不可の買取の記載を当社が確かめた会社は、次の8社です。浦安市の秀建エステート、船橋市のトラブル物件買取センターと新陽住宅、流山市の明紗です。千葉市にはグリーン地所・はまゆう工房・AlbaLink 千葉支店、佐倉市にはエースプランニングがあります。
拠点は浦安・船橋・流山と千葉市・佐倉に集まっています。房総や県の北東部で再建築不可を公式に挙げる会社は、今回の調べでは見つかりませんでした。
地元の会社に「通路が狭いから」と断られ、空き家の管理だけが続いている。そんな家にも、県内で買い取ると公式に書く会社があるんです。全国対応の会社まで比べたい方は、再建築不可物件の買取業者おすすめ9選も参考にしてください。
この記事は、再建築不可の家の買取も行う当社(買取くん/株式会社リアテクス)が書いています。当社を含め、各社の公式サイトで確かめたことだけを表に並べました。
| 業者名 | 拠点の所在地 | 再建築不可の扱い(公式サイトの書き方) | 買取の形 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| 買取くん(リアテクス) | 東京都品川区の本社から対応(全国対応) | 得意な領域に「再建築不可」(建て替えができないと言われた土地・建物) | 当社の買取と投資家への紹介の両方。仲介手数料0円 | 公式HP |
| 秀建エステート | 浦安市猫実 | 再建築不可の買取ページあり(未接道・43条ただし書・旗竿地・間口不足・私道など) | 自社が買主。仲介手数料なし | 公式HP |
| トラブル物件買取センター(三条工務店 船橋支店) | 船橋市本町 | 「再建築不可物件の専門買取会社」 | 自社買取 | 公式HP |
| MEISA 明紗 | 流山市市野谷 | 訳あり物件買取に再建築不可(事故物件・共有持分・借地権・未登記も) | 直接買取。買取と仲介の両方の査定を同時に提示 | 公式HP |
| 新陽住宅 | 船橋市本町 | 「再建築不可物件もご相談下さい」(崖地・狭小地・擁壁地も) | 直接買取。仲介手数料不要 | 公式HP |
| グリーン地所 | 千葉市稲毛区 | 「再建築不可物件や既存不適格物件…積極的に買取」 | 買取(売買の仲介・賃貸・管理も) | 公式HP |
| はまゆう工房 | 千葉市緑区 | トップで再建築不可を説明し「はまゆう工房が買い取ります」 | 買取(即現金) | 公式HP |
| エースプランニング | 佐倉市中志津 | 「再建築不可の物件などの訳あり物件…買取や仲介」 | 買取または仲介(収益物件が中心) | 公式HP |
| AlbaLink 千葉支店 | 千葉市中央区 | 買取対象の訳あり物件に「再建築不可物件」 | 直接買取。仲介手数料不要 | 公式HP |
※ 表は横にスクロールできます。
各社の公式サイトの記載をもとに作成しました。表の言葉は、次の意味で使っています。
- 未接道:敷地が建築基準法の道路に接していないこと
- 43条ただし書:道路に接していない敷地でも、市や県の許可を受けて建てる例外(今の法律では43条2項2号の許可)
- 旗竿地:道路に細い通路だけで接する、旗の竿のような形の土地
表の「拠点の所在地」は、現地を見に来るまで何日かかるかを電話で比べるときの目安にしてください。近い会社ほど査定が早い、とは限りません。「買取の形」では、自社が買主になる会社か、仲介もする会社かを読み分けられます。
並びは、書き手の当社を先頭に置き、続く8社は再建築不可の扱いを公式サイトで具体的に書く会社を先にしたもので、評価の順位ではありません。房総や銚子・旭の家は、現地を見に来るまでの日数を全社に聞いて比べてくださいね。
1. 買取くん(株式会社リアテクス)

千葉県で再建築不可物件の売却先をお探しなら、当社(買取くん)もぜひご検討ください。
当社は、再建築不可・共有持分・底地/借地など、他社で断られやすい家を得意な領域に挙げています。当社が買主になる場合と、投資家へ紹介する場合の両方があり、どちらも仲介手数料はかかりません。
おすすめポイント
- 断られた家にも価格を出す:「建て替えできないので扱えない」と言われた → 再建築不可は得意な領域の1つ目で、断られた物件にこそ価格を提示します
- 家財ごと引き渡せる:千葉まで片付けに通えない → 残置物の撤去やリフォームをせず、今の状態のまま引き渡せます
- 早く金額が分かる:売るかどうかを早く決めたい → 無料査定は最短6時間(水曜・日曜は翌営業日)です
権利の整理が要る家は、提携する弁護士・司法書士・土地家屋調査士が必要に応じてサポートします。
- 該当エリアの拠点:千葉県にも対応(全国対応/オンライン査定)。千葉県内の案件は本社(東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前ビル2階)の対応チームが対応
- 公式サイト:公式HP
2. 株式会社秀建エステート

浦安市猫実に本社を置く会社です。再建築不可の買取ページでは、未接道・43条ただし書の許可が必要・旗竿地・間口不足などを対象に挙げています。前面道路が私道(持ち分なし)の家も対象です。
- 特徴:「弊社が買主となります。仲介手数料はございません。」と書き、FAQでは買取金額を「最短1日でご回答」、現金化は「最短1週間」と案内。公式サイトに、契約不適合責任(売った後に見つかった不具合について売主が負う責任)を負わない「契約不適合責任免責」の記載あり。浦安市の行き止まりの道の奥の家を1,830万円で買い取った事例も掲載
- 該当エリアの拠点:本社(千葉県浦安市猫実4-21-12)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
3. トラブル物件買取センター(株式会社三条工務店 船橋支店)

大阪に本社があり、船橋市本町に支店を置く会社です。公式サイトで「当社は、再建築不可物件の専門買取会社です」と書いています。
- 特徴:共有持分・立退き物件・底地・借地など、人の関係が絡む物件も買取の対象。公式のお客様の声に、地元の業者に「土地の入り口が狭い」と断られた千葉県市川市の再建築不可の土地を買い取った例を掲載。不動産の実務経験が20年以上の社員が複数いると案内
- 該当エリアの拠点:船橋支店(千葉県船橋市本町5-3-1 サンライズビル2F)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
4. MEISA 明紗(合同会社明紗)

流山市市野谷にある、不動産の直接買取が専門の会社です。訳あり物件の買取に再建築不可・事故物件・共有持分・借地権・未登記を挙げ、「すべて現況のままで構いません」と案内しています。
- 特徴:買取と仲介の査定を同時に出す「両査定」があり、下がれば建て替えられる家の比較先の候補。解体費・測量費は同社負担と案内(費用負担の範囲は物件の状況や契約条件で異なり、査定時に書面で説明するとの注記つき)。フォームからの相談には、1営業日以内に代表から連絡すると案内
- 該当エリアの拠点:本社(千葉県流山市市野谷168番地19 ライトガーツェおおたか101)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
5. 株式会社新陽住宅

船橋市本町で平成2年に設立された会社です。トップページで「再建築不可物件もご相談下さい」と書き、崖地・狭小地・擁壁地も挙げているんですよ。
- 特徴:直接買い取るので仲介手数料は不要で、「瑕疵担保免責、荷物を残してのお引っ越しもOK!」と公式サイトに記載。買い取った土地に家を建てて売る会社で、船橋市・市川市・千葉市花見川区などの分譲の実績を掲載
- 該当エリアの拠点:本社(千葉県船橋市本町7丁目24番1号)(公式の会社情報)
- 公式サイト:公式HP
6. グリーン地所株式会社

千葉市稲毛区緑町の会社で、東京都と千葉県の全域で不動産を買い取っています。「再建築不可物件や既存不適格物件、底地権・借地権など」も積極的に買い取ると案内しています。
- 特徴:老朽化した戸建てや団地、オーナーチェンジ物件も買取の対象。売買の仲介・賃貸・管理も手がけ、無料査定は「ご相談のみも承っております」と案内
- 該当エリアの拠点:本社(千葉県千葉市稲毛区緑町1-4-8 みどり台ホーム104)
- 公式サイト:公式HP
7. 株式会社はまゆう工房

千葉市緑区あすみが丘東、JR外房線の土気駅から歩いて8分の会社です。トップページで、再建築不可の原因(道路と2m以上接していない・接している通路が建築基準法上の道路でない)を説明しています。そのうえで「その物件、はまゆう工房が買い取ります!」と案内しているんです。
- 特徴:千葉と静岡(一部地域を除く)が中心で、傾斜地・がけ地も買取の対象。買い取った物件はリフォームして販売。公式サイトのお知らせ欄は更新が止まっているので、今も受け付けているかを電話で確かめておくと安心
- 該当エリアの拠点:本社(千葉県千葉市緑区あすみが丘東一丁目32番4号)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
8. 株式会社エースプランニング

佐倉市中志津で平成25年に設立された会社です。「古くなったアパートや再建築不可の物件などの訳あり物件」を数多く扱い、買取や仲介を成立させてきたと公式サイトに書いています。
- 特徴:事業用不動産の売買・仲介が主な業務で、アパートなど収益物件の扱いが中心。一戸建ての再建築不可の家を買い取るかは、電話で確認が必要。査定フォームでは「空家」「すぐ売りたい」を選択可能
- 該当エリアの拠点:本社(千葉県佐倉市中志津4丁目1-27)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
9. 株式会社AlbaLink 千葉支店

全国に支店を持つ、東証グロース市場に上場する会社の千葉支店です。千葉県全域を買取の対応エリアとし、買い取る訳あり物件に「再建築不可物件」を挙げています。
- 特徴:支店ページの買取実績に、千葉県四街道市の再建築不可の戸建て(300万円)を掲載。売主と直接やり取りするので仲介手数料は不要で、「現況のまま買い取らせていただく」と案内。査定・相談・物件調査の費用は無料
- 該当エリアの拠点:千葉支店(千葉県千葉市中央区栄町32-10 日企栄町ビルディング 6階601号)(公式の支店一覧)
- 公式サイト:公式HP
建て替えられるかを決めるのは、家のある市か県の土木事務所

窓口で聞いた道の種類で、頼み先が分かれます。下がれば建て替えられる道なら仲介と買取の両方で査定を取り、再建築不可なら買い取る会社に頼みます。(出典: 千葉県 市町村別・県出先機関一覧、千葉県・千葉市・船橋市の43条の許可基準、千葉県建築基準法施行条例 解説2025年版を基に当社作成)
千葉県では、家が千葉市・船橋市など14市にあれば市が、それ以外の市町村にあれば県(主に土木事務所)が、建て替えられるかを判断します。言われた「建て替えできない」が本当かは、この窓口で確かめ直せるんです。
まわりから建て替えできないと聞いて、本当なのか知りたい。でも、どこに聞けばいいか分かりにくいですよね。この窓口は、特定行政庁(建て替えの可否を判断する役所)と呼ばれます。千葉県での分かれ方は、次のとおりです(千葉県 市町村別・県出先機関一覧)。
- 市が判断する14市:千葉市・市川市・船橋市・松戸市・柏市・市原市・佐倉市・八千代市・我孫子市・浦安市・習志野市・木更津市・流山市・成田市
- 県の土木事務所が判断する市町村:上の14市と、次の野田市・鎌ケ谷市以外(印旛・成田・香取・海匝・山武・長生・安房・君津の各土木事務所)
- 県庁の建築指導課が受け持つ市:野田市・鎌ケ谷市
四街道市・白井市・印西市・茂原市・君津市のように、小さな建物の手続きだけを市が受け持つ市もあります。迷ったら、まず家のある市役所の建築の窓口に電話して、どこに聞けばよいかを確かめると早いですよ。
下がれば建て替えられる道の家は仲介と買取の両方、再建築不可の家は買取業者に頼む
家を建てる土地は、建築基準法上の道路(法律で道路と認められた道)に2m以上接していないといけません。これが接道義務です。基本の話は、接道義務とはにまとめました。
前の道が幅4m未満でも、道の中心から2m下がれば建て替えられる道があります。建築基準法42条2項の道路で、この記事では「下がれば建て替えられる道」と呼びますね。このとき下がることが、セットバック(道の中心から下がって、敷地の一部を道にすること)です。船橋市も、建てるときは道の「中心から2m(水平距離)後退する必要があります」と案内しています(船橋市 建築物の敷地と道路の関係)。
⇒ 下がる分だけ敷地は狭くなりますが、建て替えられる家です。仲介と買取の両方で査定を取り、手元に残る額で比べましょう。
一方、建築基準法上の道路に2m以上接していない家は、建て替えられない家(再建築不可)です。こちらは、表の8社や当社のように再建築不可を公式に買い取ると書く会社へ頼みます。
千葉県では、幅2m未満の道に接する住宅が7万5,600戸あり、住宅全体の2.7%です(全国は4.1%。前出の住宅・土地統計調査 表204-1)。マンションなどの部屋数も含む住宅全体に対する割合で、再建築不可の家の数ではありません。前の道が細いだけで、再建築不可と決めつけないでくださいね。
たとえば、前の道が幅3mほどの通路で、家が船橋市にある場合。船橋市の建築指導の窓口で、その通路が下がれば建て替えられる道かを聞きます。そうなら仲介と買取の両方で査定を取り、道路でなければ再建築不可を扱う会社に頼む流れです。
43条の許可は、千葉市なら敷地100㎡以上・2階まで、船橋市なら家が2戸以上ある道が条件
県が受け持つ市町村では、幅4m未満の通路なら、市町村が将来4m以上に広げる方針の通路かどうかが条件です。千葉市と船橋市は、それぞれ独自の基準を決めています。
43条2項2号の許可は、道路に接していない家でも、周りに空き地があるなど安全上の条件を満たせば建て替えを認める例外です。認めるには建築審査会(市や県に置かれ、建築の例外を認めるかを審査する専門家の会)の同意が要ります。千葉市は、その条件を包括同意基準(この条件を満たせば審査会が前もって同意する、と決めておく基準)として公表しています。
| 窓口 | 通路の条件 | 建物の条件 |
|---|---|---|
| 千葉県(14市以外) | 幅1.8m以上4m未満の市町村道などで、市町村が将来4m以上に広げる方針の通路に2m以上接する | 延長・敷地面積の数値の条件なし |
| 千葉市 | 平成11年5月1日にあった通路で、延長60m以内(幅1.8m以上なら中心から2m下がる) | 敷地100㎡以上・2階まで |
| 船橋市 | 平成11年5月1日にあった幅1.8m以上の道で、家が2戸以上ある・延長60m以下 | 原則3階まで |
データ出典: 千葉県 43条の許可基準・千葉市 包括同意基準・船橋市 許可基準
同じ「幅2mほどの通路の奥の家」でも、千葉市なら敷地が100㎡未満だと基準に当たりません。県の区域なら、市町村が通路を広げる方針かどうかがカギになります。
基準に当たらなくても、千葉市は「個別に同意を得て許可を受けた場合は建築が可能」と案内しています(千葉市 43条ただし書の案内)。県も「千葉県内の他の特定行政庁におきましては別途基準等を定めている場合があります」としています(千葉県 43条の認定・許可)。ほかの市の家は、市の窓口で聞きましょう。認定との違いや申請の流れは、43条但し書き道路とはが詳しいですよ。
一戸建ての旗竿地は、千葉県では道路に2m接していれば足りる
旗竿地は、道路に細い通路だけで接する土地で、条例では路地状敷地と呼びます。都県によっては、国の決まりに上乗せする条例(建築基準法施行条例)で、通路の長さに応じた幅を求めているんです。
千葉県の条例が通路の幅を上乗せしているのは、長屋・共同住宅などの特殊建築物だけです(第7条。通路の長さに応じて3〜6m)。一戸建てには上乗せがありません(千葉県建築基準法施行条例 解説2025年版)。船橋市も「一般的な2階建の一戸建住宅については、この長さが最低2mあれば、接道義務は果たせます」と案内しています。ただし、用途や規模によってはそれ以上の長さが要るので、窓口で確かめると確実です。
東京都は通路が20mを超えると幅3m、埼玉県は20m以上で4mが要ります。それと比べると、千葉県の一戸建ての旗竿地は2mが目安になるんです。
たとえば、旗竿地の実家の通路を測ったら、2mに少し足りなかった場合。前の道が建築基準法上の道路なら、千葉県では通路を2mにそろえれば、一般的な2階建ての一戸建ては建て替えられます。隣の家に通路の土地を少し分けてもらうか、今のまま売るかは、後の「建て替えか今のまま売るか」で比べます。旗竿地の一般的な話は、旗竿地が再建築不可になる条件も読んでみてください。
査定を頼む前に電話で確かめる5つのこと

家の状況に合う番号から2社以上に聞き、手元に残る額で答えを比べます(当社作成)
査定を頼む前に、5つのことを電話で聞き、2社以上の答えを比べます。聞く中身は、自分の家の条件でも買い取るか・自社で買い取るか仲介か・査定額が出るまでの時間・費用・引き渡し後の責任の5つです。
下がれば建て替えられる道に面した家なら、仲介で売り出す価格と買い取る価格の両方を出せるかを最初に聞きます。表の明紗のように、両方の査定を同時に出す会社もあります。建築基準法上の道路に2m接していない家(再建築不可)なら、1と2を先に聞きましょう。
5つすべてを満たす会社を探す必要はありません。急ぐなら3、家財が多いなら4、築年数が古いなら5を先に聞くと、比べやすくなりますよ。
仲介に出したのに、何か月たっても売れない。再建築不可の家は、建て替えを前提に家を探す買い手が付きにくく、売れるまでの期間が読めないんです。ただ、買取は仲介の相場より価格が低くなりやすい点も知っておいてください。相場の考え方は、再建築不可物件の相場で扱っています。
たとえば、千葉県外に住む相続人が、家財の残る築古の実家を売る場合。片付けに通う手間がかかるので、4(費用)と5(責任)を先に聞くと安心です。現地を見に来るまで何日かかるかも、1と一緒に聞きましょう。表の拠点の所在地が、答えを比べる目安になります。
1. 自分の家の条件(未接道・旗竿地・私道)でも買い取るか、断るならその理由
表の8社は、公式サイトに再建築不可の記載がある会社です。それでも、自分の家を買い取るかは別の話なんです。未接道・旗竿地・私道など家の条件を具体的に伝え、「物件を見てから」で終わらずに、断る場合の理由まで答えるかを聞きましょう。
2. 自社で買い取るのか、仲介で買い手を探すのか
表の「買取の形」で目星をつけ、電話では「御社が買主になりますか」と聞きます。エースプランニングのように、買取と仲介の両方を扱う会社もあります。誰が買主になるかを書面で示すかも、あわせて確かめましょう。
3. 査定額が出るまでの時間と、「最短」が当てはまる条件
表の8社で、査定額を出すまでの時間を数字で書くのは、秀建エステートの「最短1日でご回答」だけです。ほかの会社には電話で聞き、「最短」になる条件もあわせて確かめてください。
4. 仲介手数料・家財の処分・解体・測量の費用を、誰が払うか
撤去や解体の分を買取額から差し引くかも聞きます。明紗のように解体費・測量費を自社で負担すると書く会社も、範囲は物件や契約で変わると注記しています。売主が払う費用の合計と、手元に残る額で比べるのがコツです。
5. 引き渡した後の責任(契約不適合責任)を免除できるか
契約不適合責任は、売った家に、契約で伝えていない傷みや不具合が後から見つかったとき、売主が負う責任です。再建築不可の家は築年数が古いことが多く、雨漏り・傾き・シロアリなどが売った後に見つかることもあります。免除できるかと、その範囲を契約書にどう書くかを聞いておきましょう。
ただし、免除の特約があっても、売主が知っていて伝えなかった不具合の責任は免れません(民法572条)。知っている傷みは、査定のときに伝えておくと安心です。
| 見るところ | 電話で聞くこと | 答えの比べ方 |
|---|---|---|
| 自分の家の条件で買い取るか | 前の道が道路でない・通路が2mない家でも買い取りますか。現地を見に来るのは何日後ですか | 断る場合の理由まで答えた会社を残す |
| 買取の形 | 御社が買主になりますか、それとも仲介ですか | 誰が買主になるかを書面で示すか |
| 査定までの時間 | 査定額はいつ出ますか。最短になる条件は何ですか | 時間と条件の両方を答えた会社を残す |
| 費用 | 仲介手数料・家財の処分・解体・測量の費用はかかりますか。買取額から差し引きますか | 売主が払う費用の合計と、手元に残る額で比べる |
| 引き渡し後の責任 | 契約不適合責任は免除できますか。範囲はどう決めますか | 免除の有無と範囲を契約書に書くか |
| 下がれば建て替えられる道に面した家 | 仲介で売り出す価格と、買い取る価格の両方を出せますか | 両方の額から仲介手数料などを引いた手元に残る額と、売れるまでの期間で比べる |
43条の許可か隣の協力の見込みがあれば建て替え、難しければ今のまま売る

基準に当たらず隣の協力も難しい家や急ぐ家は、今のまま買取で売る道が合います。(出典: 千葉県・千葉市・船橋市の43条の許可基準、浦安市告示、千葉市・市川市の狭あい道路の助成を基に当社作成)
43条の許可か隣の家の協力の見込みがある家は建て替えの道を窓口で確かめ、どちらも難しい家や急ぐ家は今のまま買取で売ります。見込みの目安は、通路が千葉市・船橋市・県の43条の基準に当たりそうか、隣の家が通路の土地を分ける・貸す話に応じそうかです。
建て替えられるようになれば、仲介で売れる幅が広がります。ただ、許可の見込みは窓口の判断しだいで、隣の家の協力も要るんです。
| 進め方 | 向く家 | やること | 手間と期間 | 受け取れる額の傾向 |
|---|---|---|---|---|
| 43条の許可を受けて建て替える | 通路が県・千葉市・船橋市の基準に当たりそうな家 | 家のある市か県の土木事務所に相談し、図面をそろえて申請する | 相談・申請・建築審査会の同意と段階があり、期間は窓口で聞く | 建て替えられる家として仲介で売れる幅が広がる(許可が出なければ今のままの価格) |
| 隣地の一部を買い増す・借りる | 旗竿地で通路が2mに少し足りず、隣の家が土地を分ける・貸す話に応じそうな家 | 隣の家と話し、測量・登記をする | 相手の同意しだいで、話がまとまらないこともある | 一般的な2階建ての一戸建ては、通路が2mにそろえば建て替えられる家として売りやすくなる。買う・借りる費用を引いて比べる |
| 今のまま買取で売る | 基準に当たらず隣の協力も難しい家・急ぐ家・千葉へ通えない家 | 再建築不可を扱う会社に査定を頼む | 査定を頼むだけで始められ、手間は3つの中で少ない | 建て替えられる家より価格は低くなりやすい |
※ 表は横にスクロールできます。
手間と期間は家の条件で変わるので、窓口と業者に確かめた答えで比べましょう。救済措置が使えるかの見分け方は、再建築不可の救済措置で扱っています。
許可や隣地の買い増しで建て替えを目指すなら、窓口と隣の家の両方と話す
43条の許可は、建てる建築物ごとに受けるものです。千葉市も、建築審査会の「同意を得て許可した場合においては、建築することが可能」と案内しています。次に建て替えるときも、改めて許可が要るんです。
たとえば、隣の家と共有の通路の奥にある実家で、土地を分けてもらえないか頼むか迷う場合。先に窓口で「分けてもらえれば建て替えられるか」を確かめてから頼むと、話の目的がはっきりします。
今のまま買取で売るなら、手間は少ないが価格は建て替えられる家より低くなりやすい
今のまま買取で売る道は、査定を頼むだけで始められます。ただし価格は、建て替えられる家より低くなりやすいんです。前の「電話で確かめる5つのこと」を2社以上に聞いて比べましょう。共有名義の家は、後のよくある質問で扱います。
浦安市の堀江・猫実の一部では、建て直す家が耐火か準耐火に限られる
浦安市には、国の「地震時等に著しく危険な密集市街地」に千葉県で唯一入る地区があります。面積は令和2年度末の8haから整備が進みましたが、令和7年度末でも5haが残っています(国土交通省 密集市街地の整備改善状況)。密集市街地は、古い木造の家が狭い道沿いに建て込み、地震や火事の被害が広がりやすい地域のことです。
この地区を含む「堀江・猫実元町中央地区防災街区整備地区計画」は約35haです。新築や増改築をする家は、耐火建築物か準耐火建築物にします(浦安市告示)。
⇒ この地区で建て替えるなら、耐火・準耐火の建築費を見込んで、許可の道と売る道を比べましょう。地区に入るかは、浦安市の窓口で確かめてください。
下がれば建て替えられる家は、千葉市・市川市の助成で下がる費用を抑えられる
幅4m未満の細い道を、狭あい道路といいます。千葉市では、幅4m未満の市道に面した家が、下がる部分を市に寄付するときに助成があります。門・塀などの撤去費用は半分(上限100万円)、擁壁の築造は上限150万円です(千葉市 狭あい道路拡幅整備事業)。たとえば門・塀の撤去に80万円かかったら、助成は半分の40万円です。
市川市では、自分で測量・分筆登記をする場合に、上限24万円を助成しています(市川市 狭あい道路の拡幅整備)。どちらも下がれば建て替えられる道の家向けで、道路に2m接していない再建築不可の家には当てはまりません。助成があるかは、家のある市で確かめましょう。
再建築不可物件の売却で迷ったら買取くん——査定は最短6時間
建て替えられないと窓口で確かめた千葉の家を、近所に知られずに、早く金額を知って売りたいなら、当社の買取くんが合います。再建築不可を得意な領域に挙げ、無料査定は最短6時間(水曜・日曜は翌営業日)で、物件情報をポータルサイトなどに載せないためです。
電話で確かめる5つに、当社の場合で答えます。
- 自分の家の条件で買い取るか:再建築不可は、当社が得意とする領域の1つ目です
- 買取の形:当社が買主になるか、投資家ネットワーク(300名以上)の投資家へ紹介するかの両方。どちらも仲介手数料0円
- 時間:無料査定は最短6時間、売却は最短3日。何日後に現地を見るかは、査定を申し込むときに電話で確かめられます
- 費用:査定無料で、現況のまま引き渡せます。撤去にかかる分を買取額にどう反映するかは、査定を申し込むときに電話で確かめられます
- 引き渡し後の責任:契約不適合責任を免除する契約も可能です(免除の範囲は物件の状況・契約条件により、契約時に個別に定めます)
建て替えできないと言われた家を、得意な領域として買い取る
当社が得意とする領域は、再建築不可・共有持分・底地/借地・相続した空き家・立退き・空室/ボロの6つです。「お取り扱いできません」と言われた物件にこそ、価格を提示します。
接道や権利関係に難しい点があると、最初から取り扱いを見送る不動産会社は少なくない、と当社は考えています。権利関係が複雑なままの家も、提携の専門家と連携して引き受けるので、まずは状況をお聞かせください。
投資家への紹介と当社の買取の両方で引き受け、仲介手数料は0円
当社は、物件を投資家へ紹介する場合と、当社が買い取って再販する場合の両方で引き受けます。収入は、物件を紹介した投資家からの紹介手数料が基本です。この仕組みなので、売主様から仲介手数料はいただきません。買主候補を募る広告も、内覧の立ち会いも、買主の融資審査を待つ期間もありません。
どちらの形になるかは物件で変わるので、査定のときに担当者へ確かめてください。
家財を残したまま引き渡せて、売るかどうかは査定の後に決められる
当社は現況買取(片付けや修繕をせず、今の状態のまま買い取ること)で引き受けます。残置物の撤去・リフォーム・クリーニングをせずに、引き渡していただけます。買い取れない場合も、理由はきちんとお伝えしますね。しつこい営業はしないので、査定だけでも大丈夫ですよ。
千葉県の家は、東京都品川区の本社の対応チームが担当
当社は品川区上大崎の本社(目黒駅から徒歩2分)から、千葉県内の家にも対応しています。当社の宅地建物取引業の免許は、東京都知事(1)第107888号です。査定は、オンラインで申し込めます。
千葉県外に住む相続人や、隣の家に頼みにくい人に向く
次のどれかに当てはまる方は、一度ご相談ください。- 家のある市か県の窓口で、前の道が建築基準法の道路でない、または道路に2m接していないと確かめた
- 家財が残っていて、千葉まで片付けに通えない
- 隣の家に通路の土地を分けてもらう話がしにくい、路地の奥の家を近所に知られずに売りたい
一方、下がれば建て替えられる道の家や、時間をかけても高く売りたい家もありますよね。そうした家は、仲介と買取の両方の査定を出す会社(表の明紗など)のほうが向いているんです。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)
千葉の再建築不可物件の買取でよくある質問
千葉県で自分の家が再建築不可かどうかは、どこで確かめられますか?
家が14市にあれば市の建築指導の窓口、それ以外なら県の土木事務所、野田市・鎌ケ谷市なら県庁の建築指導課が確かめる先です。前の道が建築基準法の道路か、敷地が道路に何m接しているかを聞きましょう。住所と道の位置を伝えると話が早いですよ。窓口以外の調べ方は、再建築不可の調べ方へどうぞ。
兄弟の共有名義になっている千葉の再建築不可の家は、どう売ればいいですか?
全員が売ると決めたなら、相続登記で名義をそろえ、再建築不可の家として査定を取ります。同意がそろわず自分の取り分(共有持分)だけ手放すなら、共有持分を買取の対象に公式で挙げる会社に頼みます。表の明紗や当社がそうです。全員で家ごと売るより、値段は下がりやすくなります。持ち分の売り方は、共有持分とはで詳しく扱っています。
千葉の再建築不可の家は、解体してから売ったほうがいいですか?
解体する前に、今のままの査定額を取りましょう。再建築不可の土地は、今の建物を壊すと新しく建てられないんです。更地にしても建て替えはできず、解体費だけが先にかかります。査定で解体費を差し引くかも、会社ごとに比べてくださいね。解体費の目安は、家の解体費用で確かめられます。
相続登記が済んでいない千葉の実家でも、再建築不可の家の買取を相談できますか?
相談はできます。ただし売買契約は、相続登記を申請した後になる会社もあります(表の秀建エステートは公式サイトにそう記載)。相続した家の名義を変える相続登記は、令和6年4月1日から義務になり、相続を知った日から3年以内が期限です。正当な理由なく申請しないと、10万円以下の過料の可能性があります。それより前の相続は、令和9年3月31日までです(法務省)。
買取くんでは、千葉県の再建築不可の家の査定もお願いできますか?
できます。査定は無料で、千葉県の家は品川区の本社の対応チームが担当します。再建築不可は、当社が得意とする領域の1つ目です。担当者が登記・図面・現地の状況を確かめ、買い取れるかどうかと金額の目安を判断します。家のある市と、窓口で聞いた前の道の種類を伝えていただくと、話が早く進みますよ。
全国の再建築不可の買取業者も見比べたいときは、再建築不可物件の買取業者おすすめ9選も見てみてください。
まとめ
千葉県で再建築不可物件を売るなら、再建築不可を公式に買取の対象に挙げる県内の8社と当社に、5つを電話で聞いてから査定を頼みます。下がれば建て替えられる道の家は、仲介と買取の両方で査定を取りましょう。前の道が建築基準法上の道路なら、一戸建ての旗竿地は2mで足ります。道路に接していない家は、許可か隣の協力が要ります。買取は早い分、価格は低くなりやすいんです。まずは家のある市か県の窓口で、前の道の種類を聞いてください。
買取くんは物件情報をポータルサイトなどに載せないので、路地の奥の家を近所に知られずに手放したい方に向いています。
窓口と2社に電話しておけば、次の固定資産税の通知が届くころには、実家の行き先が見えているはずです。
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