「建て替えられない家、神奈川で買い取ってくれる会社はある?」 「前の道が道路じゃないと言われたけど、もう建てられない?」
神奈川で再建築不可の家を売る方は、こんな疑問をお持ちではないでしょうか。2026年8月、県の建築審査会(役所の許可に同意する第三者の会議)は逗子市の敷地で、建築の許可に同意しました。前の道は、道路と認められていない国の土地でした(県の審議結果)。道路でない道の家にも、建てる道が残る場合があるんです。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)
横浜・川崎・湘南・相模原で再建築不可を買い取る県内の業者8社と買取くん
神奈川県の再建築不可の家は、公式サイトで再建築不可を買取の対象に挙げている会社に頼みます。前の道の中心から2m下がれば建て替えられる道に面した家なら、仲介と買取の両方で査定を取りましょう。候補は、横浜市・川崎市・藤沢市・相模原市・鎌倉市に事務所を置き、公式サイトで再建築不可を挙げる8社です。
当社を加えた9社を、下の表で比べられます。再建築不可の家は「再建築不可の扱い」の列で、専門か相談可能かを見てください。下がれば建て替えられる家は、「買取の形」の列で仲介も扱う会社を探しましょう。全国の会社は、再建築不可物件の買取業者おすすめ9選で9社を紹介していますよ。
道の種類の確かめ方と許可の見込みは、表のあとの2つの章で見ていきます。この記事は、神奈川県の再建築不可の家の買取も行う当社(買取くん)が書いています。当社を含む9社の公式サイトで確かめた事実だけを並べました。表の言葉は、次の意味で使っています。
- 再建築不可:今の家を壊すと、新しい家を建てられない土地・建物。前の道が建築基準法の道路でない、道路に2m以上接していない、などが理由です
- 旗竿地:細い通路の奥に家が建つ敷地のこと。役所の言い方では路地状敷地です
- 未接道:敷地が道路に接していないこと
- 現況買取:家財や傷みを残したまま、今の状態で買い取る方法のことです
| 業者名 | 特徴 | 県内の事務所(市・区) | 公式サイトでの再建築不可の扱い | 買取の形 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|
| 買取くん(株式会社リアテクス) | 再建築不可・共有持分・底地/借地を得意領域に挙げる買取 | 品川区の本社から全国対応(オンライン査定) | 得意領域「01 再建築不可」(建て替えができないと言われた土地・建物) | 当社での買取と投資家への紹介の両方・仲介手数料0円 | 公式HP |
| 株式会社リライト | 再建築不可の専門サイト。活用に民泊・貸スタジオ | 横浜市神奈川区(反町) | 専門サイト。未接道・建て替えできない持分・借地権付きの買取り事例を公開 | 自社での買取 | 公式HP |
| 株式会社リアル | 訳あり不動産の買取り約20年(同社の記載)・自社施工リフォーム | 横浜市西区(西横浜) | トップの見出しで、再建築不可を「当社が買取ります」 | 自社での買取(再販または自社で賃貸) | 公式HP |
| 株式会社弘商 | 木造戸建ての買取・解体とリフォームは自社施工 | 川崎市川崎区 | 「再建築不可も買取OK!」 | 自社での買取 | 公式HP |
| 株式会社富士ハウジング | 湘南の売却仲介・買取。測量・周辺調査 | 藤沢市(藤沢・辻堂)・茅ヶ崎市 | 専用ページで旗竿地・間口2m未満・建築基準法の道路でない道を明記 | 仲介と自社での買取の両方 | 公式HP |
| マイ建設株式会社 | 不動産と建設の会社。買取・分譲 | 横浜市青葉区・川崎市宮前区 | 「再建築不可の土地や事故物件のご相談も可能」 | 仲介と自社での買取の両方 | 公式HP |
| ハジメ株式会社 | 相模原エリアの売却・買取 | 相模原市南区(古淵) | 買取の対応物件の再建築不可の欄に「売りにくい物件もご相談いただけます」 | 仲介と自社での買取の両方 | 公式HP |
| 株式会社ドリームプランニング | 訳あり不動産を買い取って再生・販売 | 横浜市中区(山下町) | 得意分野の筆頭。階段接道・私道も対象 | 自社での買取(再生して販売) | 公式HP |
| 株式会社ティー・エム・プランニング(訳あり物件買取相談所) | 訳あり物件の現金買取 | 鎌倉市(藤沢・鎌倉・逗子・葉山の相談センター) | 買取物件の種別に再建築不可・未接道・旗竿地 | 自社での現金買取 | 公式HP |
※ 表は横にスクロールできます。
表は、公式サイトで再建築不可を事業の柱や見出しに掲げる会社から並べました。評価の順位ではありません。県西や三浦半島の家も、まずは再建築不可を公式に挙げる会社かで選びましょう。事務所の近さは、現地を見に来る日を電話で比べるときの目安です。
1. 買取くん(株式会社リアテクス)

神奈川県で再建築不可の家の売却先をお探しなら、当社(買取くん)もぜひご検討ください。
当社は、再建築不可・共有持分・底地や借地を得意領域に挙げて買い取っています。買主は当社自身か、当社が紹介する投資家です。どちらの場合も、仲介手数料はかかりません。
おすすめポイント
- 建て替えられないと言われた家も査定:前の道の関係で建て替えできないと言われた → 得意領域の1つ目「再建築不可」として査定します
- 家財も古い建物もそのまま:家財が残っている・建物が古い → 撤去やリフォームをせず、今の状態で引き渡せます
- 県外からでも頼める:遠くに住んでいて現地に通えない → オンラインで頼め、査定は最短6時間(水曜・日曜は翌営業日)です
買い手を探す投資家ネットワークには、常時300名以上の投資家がいます。
- 該当エリアの拠点: 神奈川県にも対応(全国対応/オンライン査定)。神奈川県内の案件は本社(東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前ビル2階)の対応チームが対応
- 公式サイト: 公式HP
2. 株式会社リライト

反町駅から歩いて5分の会社で、「再建築不可の買取はリライト」という専門サイトを持っています。再建築不可は「道路にまったく接道していない土地」などに分けて説明しています。買取り事例は43件を公開していて、横浜市旭区の未接道の家や、保土ヶ谷区の建て替えできない戸建ての持分の例もあります(同社の掲載)。
- 特徴: 再建築不可の家を民泊や貸スタジオに活かす事業も手がけています。定休日は火曜・水曜です
- 該当エリアの拠点: 本社(〒221-0842 横浜市神奈川区泉町14-9)(公式の会社概要)
- 公式サイト: 公式HP
3. 株式会社リアル

西横浜駅から1分の会社です。トップページで、再建築不可を「当社が買取ります。」と掲げ、訳あり不動産の買取りは「およそ20年」と案内しています(同社の記載)。買い取った家は自社施工のリフォームで直し、売り出すか自社で貸し出します。雨漏り・傾き・白蟻の家は「再建築不可物件の次にご相談が多いです」とも書いています。
4. 株式会社弘商

川崎市川崎区にある、2013年設立の会社です。木造戸建ての買取ページで「再建築不可も買取OK!難しい物件も買取OK!」と掲げています。買い取った家の解体やリフォームは、自社の建設事業部が手がけます。「不用意に買い手探しの広告は致しませんので、ご近所に知られることはありません」とも案内しています。
- 特徴: 売りにくい借地・底地の相談も受けています
- 該当エリアの拠点: 不動産事業部(〒210-0841 神奈川県川崎市川崎区渡田向町3-9 フェリスハウス川崎101)(公式の会社案内)
- 公式サイト: 公式HP
5. 株式会社富士ハウジング(センチュリー21富士ハウジング)

藤沢・辻堂・茅ヶ崎に4店を構える、センチュリー21の加盟店です。再建築不可物件のページでは、旗竿地・間口2m未満の旗竿地・建築基準法の道路でない道に接する家を挙げています。「自社で買い取り、一棟まるごとリノベーション!」とも案内しています。道が狭いときに敷地を下げる方法(セットバック)や、隣の土地を買う・借りる方法も説明しています(同社の記載)。
- 特徴: 仲介と買取の両方を扱うので、下がれば建て替えられる家や、許可の見込みも相談したい家の比べ先になります
- 該当エリアの拠点: 藤沢店(〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢484-24)(公式の会社概要)
- 公式サイト: 公式HP
6. マイ建設株式会社

横浜市青葉区に本店があり、川崎市宮前区の宮崎台にも支店がある、不動産と建設の会社です。2012年に買取・分譲の営業を始めました。コラムでは「再建築不可の土地や事故物件のご相談も可能です」と案内しています。「買取の場合は、仲介に比べると売却価格が低くなる可能性があります」とも書いています。
- 特徴: 再建築不可は「相談も可能」の書き方なので、どこまで買い取るかは電話で確かめましょう。仲介も扱います
- 該当エリアの拠点: 横浜本店(〒227-0032 神奈川県横浜市青葉区成合町443-1)・川崎支店(〒216-0033 神奈川県川崎市宮前区宮崎2-12-1)(公式の会社概要)
- 公式サイト: 公式HP
7. ハジメ株式会社

相模原市南区古淵にある、売却と買取の会社です。買取ページの対応物件では、再建築不可の欄に「売りにくい物件もご相談いただけます」と書いています。古家も「老朽化した建物でも買取対応いたします」とあります。買取のよさには「仲介より現金化が早い(最短数日~)」を挙げています(同社の記載)。
- 特徴: 簡易査定と訪問査定から選べます。仲介も扱うので、再建築不可の家の扱いは電話で確かめましょう
- 該当エリアの拠点: 本社(〒252-0344 神奈川県相模原市南区古淵3丁目28番1-102号)(公式の会社概要)
- 公式サイト: 公式HP
8. 株式会社ドリームプランニング

横浜市中区山下町に本社がある、2002年にできた会社です。得意分野の筆頭は再建築不可です。「銀行の融資も下りないため売却が難しいのですが、当社では積極的に買取をしております」と案内しています。私道や階段接道の土地も対象で、地権者との交渉や役所との協議を重ねて再生すると書いています(同社の記載)。
9. 株式会社ティー・エム・プランニング(訳あり物件買取相談所)

東京都の赤坂と目黒にオフィスを置き、鎌倉市手広に「藤沢・鎌倉・逗子・葉山買取相談センター」を持つ、平成3年設立の会社です。買取物件の種別に再建築不可・未接道・旗竿地・狭小地を挙げ、夫婦間・家族間・兄弟間の共有持分も対象にしています。「業界35年」と案内しています(同社の記載)。
- 特徴: 訳あり物件を自社で現金買取します
- 該当エリアの拠点: 藤沢・鎌倉・逗子・葉山買取相談センター(〒248-0036 神奈川県鎌倉市手広2丁目20-19)(公式の会社概要)
- 公式サイト: 公式HP
下がれば建て替えられる家か再建築不可かを、県と12市の窓口で確かめる

窓口で聞いた道の種類で頼み先が分かれます。下がれば建つ道なら仲介と買取の両方、接道なしなら再建築不可を挙げる会社です(出典: 神奈川県の特定行政庁の案内、総務省 令和5年住宅・土地統計調査 表204-1を基に当社作成)
前の道の種類は、家を受け持つ役所の窓口で確かめ、その答えで頼み先を決めます。窓口は、横浜市・川崎市など12市ならその市、逗子市・海老名市・葉山町などそれ以外の市町村なら県の土木事務所です。道の中心から2m下がれば建て替えられる道の家なら、仲介と買取の両方で査定を取ります。道路でない道や、道路に2m接していない家なら、再建築不可を公式に挙げる会社へ頼みます。
家の敷地は、道路に2m以上接していなければなりません(接道義務)。基本は接道義務の解説、調べ方の手順は再建築不可の調べ方で紹介しています。
県内の窓口は12市と県の土木事務所に分かれる
神奈川県で建て替えの可否を判断する役所(特定行政庁)は、12市と県に分かれます。12市は、横浜市・川崎市・横須賀市・藤沢市・相模原市・鎌倉市・厚木市・平塚市・小田原市・秦野市・茅ヶ崎市・大和市です。ほかの市町村は県が受け持ち、土木事務所が窓口になります(神奈川県)。たとえば逗子市・三浦市・葉山町なら横須賀土木事務所、伊勢原市・寒川町・大磯町・二宮町なら平塚土木事務所に聞きます。
県の住宅のおよそ3割(30.4%)は、幅4m未満の道に面しています。総務省 令和5年住宅・土地統計調査 表204-1の値を当社が計算したもので、全国は31.0%です。ただ、幅4m未満の道には下がれば建て替えられる道も含まれます。細い道に面しているだけでは再建築不可と決まらないので、窓口で道の種類を確かめましょう。
この割合は、再建築不可の家の数ではありません。同じ表204-1を当社が計算すると、幅2m未満の道に面した住宅は4.5%、道路に接していない住宅は2.3%です。建て替えの条件が厳しくなりやすい家は、全国(4.1%・1.8%)より多めなんです。
下がれば建て替えられる道の家は、仲介と買取の両方で査定を取る
幅4m未満の細い道でも、役所が指定した道(建築基準法42条2項の道路)なら建て替えられます。道の中心から2m下がった線を、道路の境目とみなすからです(建築基準法42条2項)。その分だけ、使える敷地は狭くなります。
たとえば前の道の幅が3mで、窓口で「中心から2m下がれば建て替えられる」と言われたとします。⇒この家は事情のない家と同じく、仲介と買取の両方で査定を取り、手元に残る額と売れるまでの期間で比べましょう。
市によっては、下がる部分に決まりがあります。横浜市は、特に広げる必要がある細い道を「整備促進路線」に指定しています。この道に面した家を建て替えるときは、下がる部分の整備を市と協議します。市の助成で整備した部分には、物を置いたり形を変えたりできません(横浜市)。川崎市は、下がる部分を市に寄附した場合だけ、塀などの撤去を拡幅整備の対象地域で50万円まで助成します(川崎市)。対象地域のこの助成は、建物を建てずに撤去だけを行う場合に限られます。買主が知りたい点なので、査定のときに伝えましょう。
頼み先は、表で仲介と買取の両方を扱う富士ハウジング・マイ建設・ハジメが候補です。空き家全般を扱う県内の会社は、神奈川県の空き家買取業者18選で18社を紹介しています。
建て替えられないと分かった家は、再建築不可を公式に挙げる会社へ
前の道が建築基準法の道路でない、道路に2m以上接していない、旗竿地の通路が足りない。窓口でこう分かった家は、仲介では買い手の住宅ローンが通りにくく、売れにくくなります(全体像は再建築不可とはで解説)。
表の「再建築不可の扱い」で、専門サイト・見出し・専用ページで扱う6社と、「相談可能」の一言のマイ建設・ハジメを見分けましょう。買取くんも、得意領域の1つ目に再建築不可を挙げています。建て替えられない家でも、県内に買い取る会社は複数あるんです。許可の見込みがありそうな家は、次の章で確かめてください。
通路の幅1.8m以上で同意も取れる家は許可を探り、そろわない家は今のまま売る

3つの基準は通路の幅1.8mが共通で、道ができた時期・棟数・同意の条件が違います(出典: 神奈川県建築審査会・横浜市・川崎市建築審査会の包括同意基準と各市の建築基準条例を基に当社作成)
前の道や通路の幅が1.8m以上あり、通路の持ち主の同意も取れそうな家なら、建て替えの許可の見込みを窓口で聞きます。通路の持ち主や兄弟の同意がそろわない家、急いで手放したい家は、今の状態のまま、再建築不可を公式に挙げる会社へ売ります。この章では、県・横浜市・川崎市の基準を紹介します。横須賀市・藤沢市・相模原市など残り10市の家は、その市の窓口で基準を聞きましょう。どの基準も、当てはまっても許可が出るとは限りません。
この許可(43条2項2号の許可)は、道路に2m接していない敷地でも建てられるようにする許可です。役所が安全上支障がないと認め、建築審査会が同意することが条件です。審査会があらかじめ同意している型を、包括同意基準と呼びます。許可は建てる建物ごとに出るので、将来また建て替えるときは改めて許可が要ります。仕組みは43条但し書き道路の解説で紹介しています。
12市以外の市町村では、道路に1.8m以上接する敷地の一戸建ての建て替えに、手続きが簡単になる基準がある
県の建築審査会の包括同意基準には、敷地が道路に1.8m以上接する家の型があります(包括同意基準)。今ある家の建て替えで、一戸建て・高さ10m以下・延べ150㎡以下・2階以下などが条件です。旗竿地なら、通路の長さ35m以内も要ります。この型は通路の持ち主の同意を条件にしていませんが、道路でない通路に面する型では同意が要ります。
たとえば寒川町の旗竿地で、通路の幅が1.8mあり、奥に2階建ての家があるとします。この型に当てはまりそうかを、平塚土木事務所で聞いてみましょう。2026年8月の県の審査会では、包括同意基準に当たる3件(大磯町・伊勢原市・湯河原町)が報告されました。個別の2件(逗子市・寒川町)にも同意しています(審議速報)。会議1回分の件数で、許可が出る割合ではありません。
横浜市は通路の幅1.8mが目安で、旗竿地は条例で通路の長さに応じた幅も要る
横浜市の包括同意基準は、平成11年5月1日より前からある道に面した建て替えが対象です。通路(空地)の幅1.8m以上と、道の中心から2mの後退が目安です(横浜市の手引き)。通路を将来も保つ、関係権利者の誓約書も要ります。幅0.9m以上1.8m未満の一戸建ては個別の審査です。相談先は市街地建築課建築許認可担当(045-671-4510)です。
旗竿地には、市の上乗せの決まり(横浜市建築基準条例)もあります。通路の長さが15m超25m以下なら幅3m以上、25m超なら4m以上が要ります。ただし、改正条例の施行日(昭和47年7月1日)より前から敷地だった土地を丸ごと使い、2階建て以下の一戸建てを建てる場合は適用しません(条例と解説)。通路が長さ20m・幅1.9mなら3mに足りないので、昭和47年7月より前からの敷地かを窓口で聞きましょう。県と川崎市の条例には、戸建ての通路の幅の上乗せはありません。旗竿地の一般論は旗竿地の再建築不可へ。
川崎市は通路1.8mに加え、平成11年時点で2棟以上が並んでいたかを見る
川崎市の包括同意基準は、通路の幅1.8m以上で、屋根で覆われていないことが条件です(川崎市建築審査会)。平成11年5月1日の時点で、2棟以上の家が並んでいた通路であることも求めます。通路の土地の持ち主の承諾や、前が4m未満なら反対側から4m下がって道の形に整える計画も要ります。
市の条例は、3階以上の建物の敷地に道路へ4m以上接することを求めます(川崎市建築基準条例)。建て替えても3階建てにはしにくいんですね。⇒1棟だけの奥の家や、通路の持ち主の承諾が取れない家は、この型に当たりません。
通路の持ち主や兄弟の同意がそろわない家は、今のまま買取で売るほうが早い
隣に土地を少し分けてもらう、通路の持ち主に誓約をお願いする。どちらも相手のある話で、値段や頼み方に迷いますよね。3つの進め方を並べるとこうなります。
| 進め方 | 手間と期間 | 受け取れる額の向き | 向く家 |
|---|---|---|---|
| 許可の見込みを窓口で確かめる | 事前相談・通路の持ち主の同意・審査会の同意まで要る | 許可が取れれば、仲介で買い手が広がる | 基準に当てはまりそうで、同意も取れる家 |
| 隣の土地を買い増す・借りる | 隣の持ち主との交渉・測量・登記が要る | 道路に2m接して建て替えられるようになれば、仲介で買い手が広がる | 隣が応じてくれそうな家 |
| 今のまま買取で売る | 査定と契約だけで済む | 仲介より低くなりやすい | 同意がそろわない・急ぐ・遠くに住む人の家 |
※ 表は横にスクロールできます。
相場の目安は再建築不可の相場、救済措置の見分け方は再建築不可の救済措置で解説しています。
古い木造の家が密集した地域(密集市街地)では、建てる費用も考えておきましょう。国の「地震時等に著しく危険な密集市街地」は、令和2年度末に県内で横浜市の355haありました。令和7年度末でも、県内に251haが残っています(国土交通省)。横浜市の不燃化推進地域では、建てる建物を原則として準耐火建築物以上にします(横浜市)。許可が取れても準耐火以上で建てる前提になるので、建てる費用の見積もりと今のまま売る金額を比べましょう。
兄弟の共有名義の家は、同意で道が分かれます。全員が売ると決めたなら、相続登記で名義をそろえ、再建築不可の家として査定を取りましょう。相続登記は、相続で取得したと知った日から3年以内にする義務があります(法務省)。手続きの細かな点は、司法書士に相談できます。同意がそろわず自分の取り分だけ手放すなら、共有持分を買取の対象に挙げる当社やティー・エム・プランニングへ。ただし、全員で売るより値段は下がりやすくなります。詳しくは共有持分の解説へ。
査定を頼む前に2社以上へ電話で聞く5つ

家の前の道の種類によって、先に聞く項目が変わります(当社作成)
査定を頼む前に、2社以上へ同じ5つを電話で聞き、答えを並べます。聞くのは、再建築不可を買い取るか・現地を見に来る日・差し引く費用・引き渡し後の責任・仲介と買取の両方の価格です。建て替えられないと分かった家なら1と4を先に、下がれば建て替えられる家なら5を最初に聞きましょう。
5つ全部がそろう会社でなくてかまいません。表には「相談可能」の一言の会社もあり、各社の違いは公式サイトだけでは分からないんです。同じことを聞いて答えを並べれば、違いが見えてきます。
1. 再建築不可の家を買い取るか、公式の言い方で確かめる
表の「再建築不可の扱い」が「相談可能」の一言の会社には、接道なしや旗竿地の家を買い取った例があるかを聞きましょう。
2. 現地を見に来る日と、査定額が出る日を聞く
事務所の近さは、日数の目安になります。県西や三浦半島の家なら、特に確かめておきたい点です。
3. 解体費や家財の撤去費を、査定額から差し引くかを聞く
仲介手数料・家に残った家財(残置物)の撤去・査定料がかかるかも、あわせて聞いておきます。
4. 引き渡し後に雨漏りやシロアリが見つかったときの責任を聞く
売った後に見つかった不具合について、売主が負う責任を契約不適合責任と呼びます。建て替えられずに古いまま残った家は、不具合が後から見つかることもあるので、免除できるかを聞きましょう。
5. 下がれば建て替えられる家なら、仲介と買取の両方の価格を出せるかを聞く
両方の額から仲介手数料などを引いた手元に残る額と、売れるまでの期間で比べます。
| 見るところ | 電話で聞くこと | 答えの比べ方 |
|---|---|---|
| 再建築不可の扱い | 接道なし・旗竿地の家を買い取った例があるか | 例を具体的に話せる会社を候補にする |
| 現地と査定の日 | 現地を見に来る日・査定額が出る日 | 売りたい時期に間に合うか |
| 費用 | 解体費・撤去費を差し引くか、仲介手数料・査定料 | 手元に残る額で比べる |
| 引き渡し後の責任 | 雨漏りやシロアリの責任を免除できるか | 免除できる範囲で比べる |
| 下がれば建て替えられる道に面した家 | 仲介で売り出す価格と、買い取る価格の両方を出せるか | 両方の額から仲介手数料などを引いた手元に残る額と、売れるまでの期間で比べる |
今のままの状態で再建築不可の家の買取を頼むなら買取くん
許可を探る手間をかけず、通路や名義の同意がそろわない再建築不可の家を今のまま手放したいなら、当社が合います。再建築不可を得意領域に挙げ、家財も建物も今の状態で引き渡せるからです。
品川区の本社から、神奈川県の再建築不可の家にも対応
当社は、品川区上大崎の本社(目黒駅から徒歩2分)から、神奈川県の案件にオンライン査定で対応しています。宅地建物取引業の免許は東京都知事(1)第107888号です。担当者が登記・図面・現地の状況を確認して、買い取れるかどうかと金額の目安を判断します。何日後に現地を見るかは、査定を申し込むときに電話で確かめられます。相談は物件の所在地と今の状況を伝えれば始められ、書類は後からで大丈夫です。
建て替えができないと言われた家を得意領域に挙げ、買い取れない場合も理由を伝える
得意領域の1つ目は「再建築不可」で、建て替えができないと言われた土地・建物を対象にしています。共有持分も得意領域の1つです。買い取れない場合も理由をお伝えし、しつこい営業はいたしません。提携の弁護士・司法書士・土地家屋調査士が、必要に応じてサポートします。
家財も建物も今のまま引き渡せて、近所に知られにくい
残置物の撤去・リフォーム・クリーニングをせず、今のまま引き渡せます。撤去にかかる分を買取額にどう反映するかは、査定を申し込むときに電話で確かめられます。契約不適合責任を免除する契約も可能です(免除の範囲は物件の状況・契約条件により、契約時に個別に定めます)。物件情報をポータルサイトなどに載せないので、古い木造が並ぶ路地の家を、近所に知られずに手放したい方にも対応できます。
300名以上の投資家に紹介する仕組みだから、仲介手数料0円で最短3日
当社が買主になるか、常時300名以上いる投資家へ紹介するかの両方で引き受けます。運営は投資家からの紹介手数料でまかなうため、売主様から仲介手数料をいただきません。最短3日で相場価格での買取ができ、無料査定は最短6時間(水曜・日曜は翌営業日)です。下がれば建て替えられる家なら、当社の買取額と仲介会社の売り出し価格を並べて比べられます。
許可を探る手間をかけず、今のまま売りたい人に向く
買取くんが合うのは、次のような家をお持ちの方です。
- 窓口で、前の道が建築基準法の道路でない、または道路に2m接していないと分かった
- 通路の持ち主や隣の家の同意がそろわず、許可の見込みが立たない
- 兄弟の同意がそろわず、自分の取り分だけを手放したい
- 家財が残る古い家を、片付けや解体をせずに手放したい
下がれば建て替えられる家や、許可の見込みがあり高く売りたい家は、仲介も扱う富士ハウジング・マイ建設・ハジメと比べるほうが向いています。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)
神奈川県の再建築不可の家の売却でよくある質問
逗子市・海老名市・葉山町など、12市以外の市町村の家は、前の道や建て替えの許可をどこに相談しますか?
県の土木事務所が窓口です。逗子市・三浦市・葉山町は、横須賀土木事務所 まちづくり・建築指導課(046-853-8800)です。伊勢原市・寒川町・大磯町・二宮町は、平塚土木事務所 建築指導課(0463-45-3150)が受け持ちます。海老名市などは、厚木土木事務所東部センター まちづくり・建築指導課(0467-79-2843)です。12市の家は、それぞれの市の窓口に相談しましょう。
横浜市で道を広げるために下がった部分は、売った後どうなりますか?
整備促進路線に面した家では、道の中心から2mの範囲を道路とみなして整備します。市の助成で整備した部分には、物を置いたり形を変えたりできません。この決まりは敷地にかかるので、売るときは後退の整備を済ませたかを査定の段階で伝えておきましょう。
川崎市で家の前の土地を市に渡すと、工事費の助成はありますか?
下がる部分を市に寄附した場合だけ、塀などの撤去に助成があります。拡幅整備の対象地域なら50万円、それ以外の地域は工事費の半分で30万円が上限です。対象地域の50万円は、建物を建てずに撤去だけを行う場合に限られます。寄附しない場合は、この助成の対象になりません。
横浜市の不燃化推進地域にある古い家は、建て替えるときに何が求められますか?
平成27年7月1日以降に建てる建物は、原則として準耐火建築物以上にする決まりです。地域を限って、解体や新築に最大150万円の補助もあります(横浜市 建築物不燃化推進事業補助)。家が地域に入るかは、市のページで町丁目を確かめましょう。
買取くんでは、神奈川県の道路に接していない家の査定もお願いできますか?
はい、お願いできます。再建築不可は得意領域の1つで、道路に接していない家も査定の対象です。登記や図面に加えて現地の様子も担当者が確かめ、買い取れるかと金額の目安を判断します。所在地と今の状況がわかれば相談を始められ、書類はあとからそろえれば大丈夫です。まずはフォームかお電話でどうぞ。
まとめ
神奈川県の再建築不可の家は、公式サイトで再建築不可を買取の対象に挙げる会社に頼み、前の道が下がれば建て替えられる道なら仲介と買取の両方で査定を取ります。道の種類は、12市は市、ほかは県の土木事務所で確かめます。許可の基準は役所で違い、買取は早い分、仲介より安くなりがちです。道を確かめたら、表の会社のうち2社以上に5つを電話で聞きましょう。全国の会社は再建築不可物件の買取業者おすすめ9選へ。道・役所の基準・同意の3つを順に確かめれば、頼み先は決まります。
当社(買取くん・宅建業免許 東京都知事(1)第107888号)は再建築不可を得意領域に挙げ、現況で引き渡せます。同意がそろわず、そのまま手放したい家に合います。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)

