「渋谷区の実家、細い道の奥でも買い取ってもらえる?」 「共有名義の空き家は、どこに頼めばいいんだろう」
渋谷区の空き家を売りたい方は、このような疑問をお持ちではないでしょうか。区の空家等対策計画も、空き家の悩みの例に「実家を売りたい、貸したい意思はあるがよくわからない、うまくいかない」を挙げています。区内の買取業者10社と当社を並べ、家の事情ごとの頼み先と、事情のない家の比べ方まで紹介します。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休。水曜・日曜の査定は翌営業日)
渋谷区内の空き家買取業者10社と、品川区に本社がある買取くんの比較
渋谷区の空き家は、道路に2m接していない・共有者の話がまとまらない・借地といった自分の家の事情を、公式サイトで買取の対象に挙げている会社に頼みましょう。道路に2m以上接していて、借地でもなく、共有者全員が売ると決めている家なら話は別です。仲介と買取の両方を扱う会社で両方の査定を取り、手元に残る額と売れるまでの期間で比べて決めます。
候補は、幡ヶ谷・代々木・道玄坂など区内8つの町に事務所を置く10社です。品川区に本社がある買取くんも、同じ項目で並べました。事情のある家は、表の「公式サイトに載っている対応物件」の列で自分の家の事情を探しましょう。事情のない家は「買取の形」の列を見れば、仲介も扱う会社が分かります。
事務所の近さは、現地を見に来るまで何日かかるかを電話で比べるときの目安になります。都内のほかの区の業者は、31社を並べた東京都の空き家買取業者の比較で探せます。
この記事は、渋谷区の空き家の買取も受けている当社(買取くん/株式会社リアテクス)が書いています。見出しの「10社」は当社を除いた数で、各社の欄はそれぞれの公式サイトで確かめた記載だけです。表に出てくる言葉の意味は、次のとおりです。
- 再建築不可:今の家を壊すと、新しい家を建てられない土地の家のことです
- 共有持分:兄弟などで名義を分けたときの、1人ぶんの取り分のことです
- 借地権・底地:他人の土地を借りて家を建てる権利を借地権、その土地を貸す地主側の権利を底地と呼びます
- 残置物:家に残った家具・家電などの家財のことです
| 業者名 | 買取の形 | 渋谷区内の所在地 | 公式サイトに載っている対応物件 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| 買取くん(当社) | 当社での買取と投資家(300名以上)への紹介の両方・仲介手数料0円 | 品川区上大崎の本社から対応(全国対応・オンライン査定) | 再建築不可・共有持分・底地・借地・相続した空き家・残置物そのまま | 公式HP |
| 翔栄 | すべて自社買取・仲介手数料なし | 幡ヶ谷(本社)・本町 | 再建築不可・借地・底地・共有持分・古アパート・事故物件(家財そのまま) | 公式HP |
| ディア・エージェンシー | 底地・借地権などの買取と提案 | 代々木4丁目(初台駅 徒歩2分) | 底地・借地権・貸家・古アパート・再建築不可・相続した空家 | 公式HP |
| EINZ(共有不動産SOS) | 共有持分を直接買取 | 道玄坂 | 共有不動産の持分 | 公式HP |
| さくら都市デザイン | 道路・私道の条件を調べて現況で直接買取 | 恵比寿南 | 再建築不可(接道不足・私道・狭い通路)・古家・残置物ありの空き家 | 公式HP |
| Blue | 家財や境界の問題ごと「まるごと買取」(希望に沿わなければ仲介も) | 富ヶ谷(本店管理部。本社は千代田区) | 老朽化した家・家財そのまま・境界や越境・賃借人がいる家・再建築不可 | 公式HP |
| SS商事 | 底地・借地とワケあり物件の買取 | 代々木2丁目 | 底地・借地・ワケあり物件(法律に触れる建物・騒音や臭い・心理的瑕疵) | 公式HP |
| 小田急不動産 | 直接買取(仲介手数料無料)と仲介 | 初台(本社) | 一戸建て・土地(80㎡以上・駅徒歩20分以内)・マンション、借地権の相談 | 公式HP |
| ウィントランス(空き家パス) | 空き家を現況で買取(仲介にも対応) | 代々木1丁目(代々木駅 徒歩3分) | 再建築不可(袋地)・事件事故の物件・雨漏りや傾きのある家・残置物そのまま | 公式HP |
| フェリアホーム | 仲介と自社買取の両方 | 千駄ヶ谷(本社)・幡ヶ谷 | 物件種別の記載なし(仲介と買取の相談) | 公式HP |
| FLC | 買取再販と仲介 | 道玄坂 | 物件種別の記載なし(買い取って作り直し再販) | 公式HP |
※ 表は横にスクロールできます。
1. 買取くん(株式会社リアテクス)

渋谷区で空き家の売却先をお探しなら、当社(買取くん)もぜひご検討ください。
買取くんは、空き家と訳あり物件を買い取る当社のサービスです。再建築不可・共有持分・底地・借地の家を、得意な物件として受けています。物件ごとに、自ら買主になるか、300名以上の投資家へ紹介するかで引き受けるので、売主様に仲介手数料はかかりません。
おすすめポイント
- 建て替えできない家も査定:道路の条件で「建て替えできない」と言われた → 再建築不可の家も、得意な物件として査定します
- 名義が分かれた家も相談できる:兄弟で名義を分けたままになっている → 共有持分も扱い、必要に応じて提携の司法書士などが手続きを支えます
- 区外からでも進められる:渋谷区の外に住んでいて、実家に通えない → オンライン査定で受け付け、査定額の提示は最短6時間です(水曜・日曜は翌営業日)
2022年10月に買取くんを始め、宅地建物取引業の免許(東京都知事(1)第107888号)を持っています。
- 該当エリアの拠点:渋谷区にも対応(全国対応/オンライン査定)。渋谷区内の案件は本社(東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前ビル2階)の対応チームが対応
- 公式サイト:公式HP
2. 株式会社翔栄

幡ヶ谷に本社を置き、昭和54年に設立された会社です。買取ページで「すべて自社買取」と案内し、再建築不可・借地・共有持分・古アパート・事故物件などを買い取っています。年間100件以上の物件を買い取っていると、公式サイトに書いています。
- 特徴:買取事例に、入口の幅が2m未満の旗竿状の家や、地主の承諾が出ない借地がある。家財が残ったままでも、その状態で買い取ると案内
- 該当エリアの拠点:本社(〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷2-7-2 幡ヶ谷ニューセンタービル9階)・ほかに本町6-36-2(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
3. 株式会社ディア・エージェンシー

初台駅から徒歩2分、代々木4丁目にある平成24年設立の会社です。底地・借地権・貸家・古アパートといった権利の付いた不動産と、更地や空家などの相続した不動産の相談を受けています。底地などの買取りや提案ができると案内し、借地人向けの案内ページもあります。
- 特徴:再建築不可などの売りにくい物件も扱うと案内。宅建免許は東京都知事(3)94302
- 該当エリアの拠点:本社(〒151-0053 東京都渋谷区代々木4-37-8 アンクレール初台1F)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
4. 株式会社EINZ(共有不動産SOS)

道玄坂に本社を置き、2012年に設立された会社です。共有持分の買取を専門にした「共有不動産SOS」を運営しています。自分の持分だけなら、ほかの共有者の同意がなくても売れると案内し、同社が直接買い取ります。
- 特徴:買取の目安価格は翌営業日、最短で当日に回答。対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉。宅建免許は東京都知事(3)第97527号
- 該当エリアの拠点:本社(〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-20-3 COERU SHIBUYA12F)(公式サイト)
- 公式サイト:公式HP
5. さくら都市デザイン株式会社

恵比寿南に本社を置き、2022年に設立された会社です。前の道の幅や接道の幅、私道の持分、境界などを調べたうえで、再建築不可の家を今の状態のまま直接買い取ることを検討します。残置物がある家も、そのままの状態で確認すると案内しています。
- 特徴:解体の前に、道路・接道の条件と売り方を相談するよう案内。査定のあとに「保有継続・現況売却・権利調整後の売却」を比べられる
- 該当エリアの拠点:本社(〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-21-2 恵比寿サウスヒル402)(公式の企業情報)
- 公式サイト:公式HP
6. 株式会社Blue

富ヶ谷に本店管理部を置き、2021年にできた会社です(本社は千代田区有楽町)。古い建物や家財道具、土地の境界・越境、借りている人がいる、再建築できない、といった問題ごと買い取る「まるごと買取」を案内しています。
- 特徴:買取なら仲介手数料は無料。買取価格が希望に沿わないときは、仲介も受ける。宅建免許は東京都知事(2)第106571号
- 該当エリアの拠点:本店管理部(東京都渋谷区富ヶ谷2-44-11 メゾン埜村101。本社は東京都千代田区有楽町1-13-2)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
7. 株式会社SS商事

代々木2丁目にある会社です。底地・借地の買取と、借地の相続にからむ問題の相談を受けています。消防法や建築基準法に触れる建物、騒音や臭いが気になる家、事件や事故があった家などのワケあり物件も、査定・買取に応じると案内しています。
- 特徴:中古物件の買取から再販までを手がける。宅建免許は東京都知事(2)第100297号
- 該当エリアの拠点:本社(〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-23-1 ニューステイトメナー819)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
8. 小田急不動産株式会社

初台に本社を置く会社です。直接買取では、仲介手数料が無料で補修も要らず、引き渡した後に欠陥が見つかっても売主は責任を負わないと案内しています。借地権・底地の売買を相談できる「小田急の借地権相談室」もあります。
- 特徴:買取の基準は、土地・一戸建てなら最寄駅から徒歩20分以内・面積80㎡以上。宅建免許は国土交通大臣(15)第1168号
- 該当エリアの拠点:本社(〒151-0061 東京都渋谷区初台1-47-1 小田急西新宿ビル)(公式の会社情報)
- 公式サイト:公式HP
9. 株式会社ウィントランス(空き家パス)

代々木駅から徒歩3分の場所に本社を置く、2011年設立の会社です。2019年から空き家の買取事業「空き家パス」を始め、3,000組以上の持ち主から相談を受けたと案内しています。袋地など建て替えできない家や、残置物が多い家、10年以上空いている家も、そのままの状態で買い取ります。
- 特徴:原則として、売主が契約不適合責任(売った後に見つかった不具合への売主の責任)を負わない契約にする。査定は最短当日、現金化は最短3日。仲介にも対応
- 該当エリアの拠点:本社(〒151-0053 東京都渋谷区代々木一丁目53番4号 田尻ビル3F)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
10. 株式会社フェリアホーム

北参道(千駄ヶ谷)に本社、幡ヶ谷に店を持つ売買の会社です。売却のページで「仲介」と「買取」の違いを表で見せ、同社が買主になる買取も案内しています。1社で仲介と買取の両方の話を聞けるので、事情のない家を比べたいときの相談先になります。
- 特徴:査定書をつくり、価格の根拠を説明すると案内。買い取る物件の種類は公式サイトに書かれていないので、電話で確かめる。宅建免許は東京都知事(2)第104842号
- 該当エリアの拠点:本社(〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-16-7 北参道DTビル1階)・幡ヶ谷の店(渋谷区幡ヶ谷2-1-4 ACN渋谷幡ヶ谷ビル3階)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
11. FLC株式会社

道玄坂に本社を置き、2017年に設立された会社です。不動産を買い取ってリノベーションし、販売まで手がける買取再販と、仲介の両方を行っています。「東京都渋谷区を拠点に一都三県に対応」と案内し、来社と訪問のどちらでも相談できます。
- 特徴:買い取る物件の種類は公式サイトに書かれていないので、仲介と買取のどちらが向くかを電話で聞く。定休日は水曜・日曜。宅建免許は東京都知事(2)第101852号
- 該当エリアの拠点:本社(〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-19-12 道玄坂今井ビル3階)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
建て替えられない家・共有名義・借地の家は対応する買取会社へ、事情のない家は仲介とも比べる

前の道が狭い空家等が多い渋谷区で、接道・名義・借地の事情ごとに頼む会社と仲介との比べ方を整理(出典: 渋谷区空家等対策計画を基に当社作成)
道路に2m接していない家は再建築不可を、兄弟の共有名義で話がまとまらない家は共有持分を、借地の上の家は底地・借地権を買い取る会社へ頼みます。道路に2m以上接している家や、兄弟全員が売ると決めた共有名義の家は、建て替えの条件を聞いたうえで、仲介の査定とも比べましょう。
区が令和4年度に調べた空家等298棟のうち、前の道の幅が4m未満だったのは227棟(76.1%)です。道路に2m以上接していない家も、54棟(18.1%)ありました(区の空家等対策計画 p.16)。区の計画には「中には接道条件が不十分なために管理不全に陥っている空家等も存在する」とも書かれています。⇒細い道沿いの空き家は、渋谷区では珍しくないんです。
道路に2m接していない家は、再建築不可を買い取る会社へ
家を建てる土地は、道路に2m以上接していなければなりません(建築基準法第43条)。この決まりを接道義務と呼びます。満たさない土地は、今の家を壊すと新しく建てられない再建築不可です。細い通路の奥に敷地が広がる旗のような形の土地を旗竿地と呼び、通路の幅が2mに届くかで扱いが分かれます。
たとえば、細い路地の奥にある古い実家を相続し、不動産会社に「建て替えできない」と言われたとします。この場合、先に解体するのは避けましょう。壊すと、建てられない土地だけが残るからです。さくら都市デザインも、解体の前に道路・接道の条件と売り方を確かめるよう案内しています。
住所・敷地の図面・通路の幅が分かる写真をそろえ、再建築不可を挙げる会社2社に同じ資料で査定を頼みましょう。表で再建築不可を挙げるのは、買取くんのほか、翔栄(入口2m未満の旗竿状の家の買取事例)やさくら都市デザインなど5社です。売り方の詳しい流れは、再建築不可物件とはで説明しています。
兄弟で共有名義の家は、家全体か自分の持分だけかで頼む会社が変わる
区の計画には、前回の調査で空家だった家の追跡調査が載っています(p.32)。空家だった理由では「相続手続き中だったため」「所有者が複数いて空家をどうするか意見がまとまらなかったため」という回答が多く見られました。名義が分かれた家は、話し合いが止まりやすいんですよね。
家全体を売るには、共有者全員がそろう必要があります。一方、EINZは、自分の持分だけなら他の共有者の同意なしに売れると案内しています。
- 全員で売ると決まった:相続登記で名義をそろえ、事情のない家と同じく仲介と買取の両方で家全体の査定を取る。相続した家を扱う買取くん・ディア・エージェンシー・翔栄や、仲介も扱う会社に頼める
- 話がまとまらない:共有持分を挙げるEINZ・翔栄・買取くんに、自分の持分だけの買取を相談する。全員で売るより値段は下がりやすい
兄弟2人の名義で、1人は売りたく、もう1人が決めかねているとします。まず家全体の査定額を取り、2人で同じ数字を見て話しましょう。それでも決まらなければ、持分だけの買取を考える順番です。持分の売り方は共有持分とはにまとめています。
借地の上の家は、底地・借地権を扱う会社へ
借地の上の家を売るときは、地主の承諾が要ります。翔栄の買取事例にも、地主の承諾が出ない借地が載っています。承諾の話が止まっている家ほど、借地を扱い慣れた会社に頼むほうが話を進めやすいんです。
表で底地・借地を挙げるのは、買取くんとディア・エージェンシー(借地人向けの案内)、SS商事(借地の相続の問題)、翔栄です。小田急不動産にも借地権の相談室があります。2社以上に、土地の賃貸借契約書と地代の領収書を同じように見せて、値段の根拠を聞きましょう。借地権の仕組みは借地権とはで確かめられます。
道路に2m以上接している家は、建て替えの条件を聞いてから仲介の査定とも比べる
区の調査では、空家等の81.9%(244棟)が道路に2m以上接していました。空家等の約8割(233棟)は、修繕すれば使える状態です(区の計画 p.16・p.30)。区の住宅地の平均は1㎡あたり1,874,100円で(東京都財務局 令和8年地価公示)、仲介で買い手を探す道も十分にある区です。
前の道の幅が4m未満でも、道の中心から原則2m下がれば建て替えられる道(建築基準法42条2項の道路)なら、事情のない家と同じく仲介と買取の両方で査定を取れます。下がる分だけ、使える敷地は狭くなります。どちらの道か分からないときは、前の道の種類を確かめてから頼み先を決めましょう。区の地図情報システムの「道路種別」か、区役所11階で見られる指定道路図で確かめられます(建築基準法の道路(指定道路図))。査定を頼むときも「建て替えられるか、条件は何か」を先に聞きます。幅が4m未満というだけで、再建築不可とは決まりません。
仲介は高く売れる見込みがある一方、広告や内覧、買い手の住宅ローンの審査を待つ期間がかかります。買取は早く進みますが、価格は仲介より低くなりやすいです(理由は空き家の買取相場で説明しています)。だから事情のない家は、仲介と買取の両方を聞ける会社で比べるのが近道なんです。
表ではフェリアホームやFLC、Blue、ウィントランスなどが両方を扱います。小田急不動産が買い取るのは、土地・一戸建てなら「最寄駅より徒歩20分以内」「面積80㎡以上」に当てはまる家です。狭い土地の家は、基準に合うかを先に確かめましょう。売却全体の流れは不動産売却ガイドをご覧ください。
2社以上の査定を同じ条件で比べる5つの質問

5つの質問のうち自分の状況で先に聞く番号を選び、手元に残る額で2社以上を比べる(当社作成)
査定は2社以上に頼み、次の5つを同じ順で聞いて答えを比べます。各社の違いは、公式サイトを見るだけでは分からないからです。5つすべてを満たす会社を探す必要はありません。区外に住んでいるなら1と3、道路や借地の事情がある家なら3と5を先に聞きましょう。事情のない家(下がれば建て替えられる道沿いの家を含む)なら、質問4のうち「仲介と買取の両方の額」(下の表の先頭の行)を最初に聞きます。
区の意向調査では、空き家を見に行くのが「年に1〜2回」「3ヵ月に1〜2回」という持ち主が約3割でした。その理由は「遠くに住んでいるので大変」が約2割です(区の計画 p.31)。⇒現地に通わずに比べられる段取りが、皆様にも必要なんです。
1. 査定額が出る日と、現地を見に来る日
表の10社のうち、公式サイトに日数を書いているのはEINZ(目安価格を翌営業日、最短当日)とウィントランス(査定は最短当日)の2社です。ほかの会社には電話で聞きましょう。「査定額の提示」「契約」「入金」のどの段階の日数かをそろえて聞くと、答えを比べられます。現地を見に来る日も一緒に聞けば、立ち会いの段取りが立ちます。
2. 渋谷区や近い条件の家を買い取った例
翔栄は、年間100件以上の買取と、旗竿状の家・借地・共有持分の買取事例を公式サイトに載せています。電話では、渋谷区や同じような道の条件の家を買い取った例を聞いてください。町名や前の道の幅まで話せるかで、経験の差が見えてきます。
3. 家の事情と家財を、そのまま買い取るか
道路に2m接していない・共有者の話がまとまらない・借地・家財が残る、といった自分の家の事情を伝え、そのまま買い取るかを聞きます。片付けや修繕をせず、今の状態のまま買い取ることを現況買取と呼びます。「見てから判断します」だけで終わらず、何を見て決めるかまで答えてくれると安心ですよね。
4. 仲介手数料・撤去費・査定料がかかるか
仲介手数料・家財の撤去費・査定料がかかるかを聞きます。撤去費を査定額から差し引く会社もあるので、引かれる額も確かめましょう。比べるのは査定額ではなく、手元に残る額です。事情のない家なら、仲介で売り出す価格と買い取る価格の両方を出せるかも聞き、両方の額から仲介手数料などを引いた手元に残る額と、売れるまでの期間で比べましょう。
5. 引き渡した後の責任を免除できるか
売った家に、契約書に書いていない傷みや不具合が見つかったとき、売主が負う責任を契約不適合責任といいます。小田急不動産は売主が責任を負わない直接買取を、ウィントランスは原則として責任を負わない契約を案内しています。免除の有無と範囲を契約書に書くかを、聞いておきましょう。
| 見るところ | 電話で聞くこと | 答えの比べ方 |
|---|---|---|
| 4. 仲介と買取の両方の額(事情のない家は最初に) | 仲介で売り出す価格と、買い取る価格の両方を出せますか(買取保証なら買い取る価格と売り出す期間) | 両方の額から仲介手数料などを引いた手元に残る額と、売れるまでの期間で比べる |
| 1. 査定と現地確認の日 | 査定額はいつ出ますか。現地を見に来るのはいつですか | 「査定額の提示」「入金」など同じ段階の日数で比べる |
| 2. 買い取った例 | 渋谷区や、建て替えられない家・共有名義の家を買い取った例はありますか | 町名や道路の条件まで話せるか |
| 3. 家の事情と家財 | 道路に2m接していない家・共有者の話がまとまらない家の持分・借地・家財が残る家も買い取りますか | 「見てから」だけで終わらないか |
| 4. 費用 | 仲介手数料・家財の撤去費・査定料はかかりますか | 手元に残る額で比べる |
| 5. 引き渡し後の責任 | 契約不適合責任は免除できますか。範囲はどう決めますか | 免除の有無と範囲を契約書に書くか |
買取業者の選び方を一般論から押さえたい方は、確認の手順をまとめた空き家買取業者の選び方もどうぞ。
買取くんが再建築不可や共有名義の空き家の買取で選ばれる理由

当社が合う家の条件と、事情のない家は仲介も扱う区内の会社が向く点を整理(当社のサービス情報に基づく)
道路・名義・借地の事情が重なった家を、1社にまとめて相談できるからです。買取くんが買い取るか投資家へ紹介するので、仲介手数料もかかりません。渋谷区の外に住み、実家に通えない方にも向いています。
品川区上大崎の本社から、渋谷区の空き家にオンライン査定で対応
本社は品川区上大崎にあり、目黒駅から徒歩2分です(会社情報)。渋谷区の空き家も、この本社がオンライン査定で受け付けています。担当者が登記・図面・現地の状況を確かめ、買い取れるかどうかと金額の目安を判断します。何日後に現地を見るかは、査定を申し込むときに電話で確かめられます。⇒上の質問1を、そのまま買取くんにも聞いてください。
再建築不可・共有持分・底地・借地を得意領域に挙げ、買い取れない場合も理由を伝える
買取くんは、再建築不可・共有持分・底地・借地・相続した空き家などを、得意な物件として買い取っています(買取くんの事業紹介)。必要に応じて、提携の弁護士・司法書士・土地家屋調査士が手続きを支えます。買い取れない場合も、その理由をお伝えします。
当社が買い取るか投資家へ紹介するので、仲介手数料は0円
物件ごとに、自ら買主になるか、常時300名以上の投資家ネットワークへ紹介するかで引き受けます。収益は投資家からいただく紹介手数料なので、売主様の仲介手数料は0円です。査定額の提示は最短6時間(水曜・日曜は翌営業日)で、売却の成立までは最短3日です。
家財を残したまま引き渡せ、引き渡し後の責任の免除も相談できる
残置物の撤去・リフォーム・クリーニングをせず、今の状態のまま引き渡せます。撤去にかかる分を買取額にどう反映するかは、査定を申し込むときに電話で確かめられます。契約不適合責任を免除する契約も可能で、範囲は物件の状況・契約条件により契約時に個別に定めます。当社が買い取った事例には、東京都北区の築50年を超える傾いた家(4,400万円)があります。渋谷区の物件ではありませんが、公式サイトに載せている都内の事例です。
区外に住んで通えない人や、道路・名義・借地の事情が重なった家を持つ人に向く
買取の価格は、仲介の相場より低くなりやすいです。道路に2m以上接していて名義や借地の事情もなく、時間をかけて高く売りたい場合は、仲介も扱う区内の会社のほうが向いています。
当社は、解体や片付けの前に、今の状態での査定額を知っておくのがよいと考えています。次のどれかに当てはまる方は、買取くんに査定を頼んでみてください。
- 渋谷区の外に住んでいて、実家の様子を見に行けるのは年に数回
- 不動産会社に「道路に2m接していないので建て替えできない」と言われた
- 兄弟と共有名義のままで、自分の持分だけでも手放したい
- 借地の上の実家で、地主との話をまだ始められていない
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)
渋谷区の空き家売却でよくある質問
渋谷区の空き家の相談窓口は、土日でも電話がつながりますか?
区の渋谷区空家等ワンストップ相談窓口(0120-336-366)は、9時〜17時に年末年始を除いて年中無休で受けています。相続や家の直し、取り壊しなどを相談でき、区の担当は住宅政策課 住環境整備係(03-3463-3548)です(渋谷区 空家等相談窓口)。区役所では月1回、1組45分の空き家と相続の無料相談会も開いています(各回先着4組)。区に空き家バンクは無く(東京都 空き家を探す)、売るときは買取や仲介の会社へ頼みます。
渋谷区の助成で、空き家を解体する費用はどこまで出ますか?
管理が不全な状態の空家を除却する工事なら、工事費(消費税を除く)の50%、上限50万円までです(空家等適正管理支援事業)。工事費が100万円なら、助成は50万円です。区の協定業者の見積もりで申請し、申請後に着工して3月15日までに終えます。区の木造住宅の除却助成は、区内に住み助成後に売る予定がない人が対象で、売るための解体には使えません(木造住宅の除却費用助成)。解体費の目安は家の解体費用をご覧ください。
3,000万円控除の確認書は、渋谷区へ郵送で申請できますか?
できます。被相続人居住用家屋等確認書は、区役所の住宅政策課 住環境整備係へ、窓口に持っていく(先に電話を入れる)か郵送で申し込みます。郵送で受け取るなら、返信用のレターパックなどを同封します。相続人が複数なら、控除を受ける人ごとの申請です(渋谷区 確認書の交付)。相続した家を売った利益(譲渡所得)から3,000万円を差し引ける特例が、相続空き家の3,000万円特別控除です。要件は3,000万円特別控除にまとめていますが、個別の税額は税理士か税務署にご相談ください。
渋谷区が空き家の現地調査に来るのは、どんなときですか?
区は、前年度の調査結果と水道の閉栓情報をもとに選んだ空家等を、5月〜10月に調べます。区が頼んだ業者が、道路から家の外側を見て写真を撮る調査です(空家等現地調査)。倒壊などの危険が大きい空き家を特定空家、放置すればそうなりかねない空き家を管理不全空家と呼びます。管理不全空家は区が指導・勧告でき、勧告を受けると土地の固定資産税を軽くする仕組み(住宅用地特例)が外れます(区の計画 p.44)。税額への影響は空き家の固定資産税で確かめられます。
買取くんでは、兄弟で共有名義になっている渋谷区の空き家の査定もお願いできますか?
できます。共有持分は、当社が得意とする物件の1つです。必要に応じて、提携の弁護士・司法書士などが名義の整理を支えます。買い取れない場合も、その理由をお伝えします。査定は無料なので、物件の住所と名義の状況を、フォームか電話(0120-985-623)でお知らせください。
まとめ
渋谷区の空き家は、道路に2m接していない・共有者の話がまとまらない・借地といった家の事情を、買取の対象に挙げる会社へ頼みましょう。事情のない家や下がれば建て替えられる道沿いの家は、仲介の査定とも比べて決めます。買取は早い分、価格は仲介より低くなりやすいです。住所・前の道の幅・名義・借地かどうか・家財の量を書き出し、対応物件が合う2社に5つの質問を同じ順で聞いてください。区外の業者は東京都の空き家買取業者の比較でも探せます。
買取くんは再建築不可・共有持分・底地・借地を得意な物件に挙げ、オンライン査定で受け付けています。区外に住み、事情が重なった実家を1社にまとめて相談したい方に向いています。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)

