「墨田区の実家、道が狭くて古いけど買い取ってもらえるの?」 「墨田区の空き家って、解体しないと売れないのかな…」
墨田区の空き家を売りたい方は、こんな疑問をお持ちではないでしょうか。墨田区は、幅4m未満の細い道が多い町です。区の令和2年度の調査では、北部の空き家候補の約5件に1件が道路に接していませんでした。ここでは、道路の事情で変わる頼み先、買取業者10社と当社の比較、解体前の区の助成をまとめます。
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道路に接していない墨田区の空き家も、6社が買取対象に挙げている

道路に接する家は仲介と買取を比べ、接していない家は6社、借地の家は4社から当たる流れ(出典: 墨田区空家等対策計画・各社公式サイトを基に当社作成)
墨田区の空き家の買取は、まず敷地が道路に2m以上接しているかを見て、頼む会社を選びます。接していない家や、借地(地主から借りた土地)に建つ家は、その条件を買取対象に挙げている区内と隣の台東区の会社に査定を頼みましょう。道路に接している自分の土地の家なら、仲介と買取の両方で査定を取って比べるのがおすすめです。
再建築不可(道路に2m接していないなどで、建て替えられない家)を公式サイトの買取対象に挙げているのは、次の6社です。
- 山翔(墨田区太平)
- セルフリジェネレーション(墨田区押上)
- てらじま不動産(墨田区東向島)
- 真不動産コンサルティング(墨田区東向島)
- 大慶ハウジング(墨田区墨田)
- 千歳不動産(隣の台東区寿)
借地の家(その土地を使う権利を借地権といいます)は、このうち山翔・てらじま不動産・真不動産コンサルティング・大慶ハウジングの4社が挙げています。
道路に接していない家は、空き家のまま残る割合が高めなんです。区が令和2年度に外から確かめた北部の空き家候補395件のうち、84件(約5件に1件)は道路に接していませんでした(墨田区空家等対策計画)。平成28年度に空き家候補だった家のうち、令和2年度までに空き家でなくなった割合は、道路に接していない家が36.8%でした。接している家の47.6%より低い数字です(接道別の集計は区北部だけ)。
区の計画も、道路に接していない空き家は「空き家状態が長期化し、深刻化する可能性がある」と書いています。だからこそ、道路に接していない家は、上の6社のように再建築不可を買取対象に挙げる会社から当たりましょう。
道路に2m接していない家は建て替え不可、幅4m未満の道沿いは条件つきで建て替え可
家を建てる土地は、原則として幅4m以上の道路に2m以上接していなければなりません。この決まりを接道義務と呼びます(建築基準法第42条・第43条)。
墨田区では、幅4mに満たない細い道が数多くあると区自身が書いています(墨田区)。ここで、よく似た2つの場面を分けておきましょう。
- 家の前の道が幅4m未満の場合:建築基準法の道路として扱われる道(42条2項の道路=下がれば建て替えられる道など)に2m以上接していれば、道の中心から2m下がった位置まで敷地を引っ込めて建て替えられます。下がった分だけ使える敷地は狭くなりますが、道路に接している家と同じく仲介と買取の両方で査定を取れます。区は、下がった部分を道として整える細街路拡幅整備事業を行っています
- 道路に2m接していない場合:通路の幅が2mに足りない奥の敷地や、道路に接していない敷地は、今の家を壊すと、原則として新しく建てられません。これが再建築不可です
自分の家がどちらに当たるか分からなくても大丈夫です。区の「すみだまちづくりマップ」で、家の前の道が建築基準法のどの種類の道路かを見られます。下がる位置などの細かい点は、区役所9階の建築指導課の窓口で確かめてから頼み先を決めましょう(墨田区)。再建築不可の家の扱い全体は、再建築不可物件とはで説明しています。
道路に接する家は仲介も選べ、接していない家と借地の家は買取が向く
仲介と買取のどちらに向くかは、次の4つで分かれます。
- 敷地が道路に2m以上接しているか
- 土地が自分のものか、借地か
- 家の中に荷物が残っているか
- いつまでに手放したいか
道路に接している家なら、仲介でも買い手を探せます。墨田区の住宅地の値段は、平均で1㎡あたり61万3,300円です(東京都財務局「令和8年地価公示 区市町村別用途別平均価格」)。区の計画も「建物自体に価値がない場合でも、土地の価格だけで数千万円にも及ぶことが多い」と書いています。
時間をかけられるなら、仲介で買い手を待つ手もあるんです。ただし、買取の価格は仲介の相場より低くなりやすい点は覚えておいてください。理由は空き家の買取相場が仲介より安い理由で説明しています。
一方、道路に接していない家や借地の家は、買い手が限られます。こうした家は、その条件を買取対象に挙げる会社に、最初から査定を頼むほうが早いですよね。
⇒ 道路に接する家は仲介と買取を比べ、接していない家・借地の家は買取の会社から当たる
都内全体の買取業者まで広げて比べたいときは、東京都の空き家売却を頼める買取業者で、区・市ごとの拠点と対応物件を確かめられます。
墨田区・台東区に事務所がある空き家買取業者10社と当社
墨田区内に本社や店舗があり、空き家を自社で買い取ると公式サイトに書いている会社は9社です。区の南部は、太平の山翔とイエプラス不動産、石原のアール・ジェイ・エステート、東駒形のルーカ、錦糸のカレンエステートです。北部は、押上のセルフリジェネレーション、東向島のてらじま不動産と真不動産コンサルティング、墨田の大慶ハウジングです。隅田川をはさんだ台東区寿の千歳不動産も、墨田区の専用ページを設けて買い取っています。
区の計画は、信頼できる事業者を知らず、相談する先もないと感じている持ち主のケースを挙げています。そこで当社は、各社の公式サイトで拠点の住所と自社で買い取る記載の両方を確かめた会社だけを並べました。
まず表の「対応物件」の列で、自分の家の事情(道路・借地・荷物)を挙げている会社を選びましょう。先ほど挙げた再建築不可の6社・借地の4社も、この列で確かめられます。拠点の町名は、現地を見に来るまで何日かかるかを電話で比べるときの目安にしてください。
この記事は、墨田区の空き家の買取も行う当社(買取くん)が書いています。当社を含め、各社の公式サイトで確かめた事実を同じ項目で並べました。
表に出てくる言葉の意味は、次のとおりです。
- 底地:人に貸している土地のことです
- 共有持分:兄弟などと共有している家のうち、自分の持ち分のことです
- 残置物:家に残ったままの家具・家電などの荷物のことです
- 契約不適合責任:売ったあとに見つかった不具合について、売主が負う責任のことです
| 業者名 | 特徴 | 拠点 | 公式サイトに載っている対応物件 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| 買取くん | 300名以上の投資家に紹介して現況のまま買取・仲介手数料0円 | 品川区上大崎(都内の本社から対応) | 再建築不可・共有持分・底地・借地・相続した空き家・残置物そのまま | 公式HP |
| 山翔 | 訳あり物件の買取専門を掲げる錦糸町の会社 | 墨田区太平 | 再建築不可・共有持分・底地・借地・狭小地・荷物が残った家 | 公式HP |
| イエプラス不動産 | 相続した家の売却が中心。買取の値下がり幅も自社で明記 | 墨田区太平 | 相続した不動産・空き家・マンション | 公式HP |
| アール・ジェイ・エステート | 両国寄りの店舗型。仲介と買取り保証つき売り出しを選べる | 墨田区石原 | 戸建・土地・マンション・相続や任意売却の訳あり物件 | 公式HP |
| ルーカ | 建築とリフォームも手がけ、老朽化した家の売却相談を受ける | 墨田区東駒形 | 空き家・相続した物件・老朽化した家 | 公式HP |
| セルフリジェネレーション | 仲介と直接買取の両方に対応。売主に契約不適合責任を問わないと明記 | 墨田区押上・錦糸 | 築古・再建築不可・相続した空き家・荷物や庭木が残った家 | 公式HP |
| てらじま不動産 | 東向島の会社。売らずに駐車場にする相談も同じ窓口で受ける | 墨田区東向島 | 借地権・再建築不可・現状のままの家・荷物が残った家 | 公式HP |
| 真不動産コンサルティング | 再建築できるかの調べ直しから相談でき、仲介と買取の両方を提案 | 墨田区東向島 | 再建築不可・借地・底地・共有持分・事故物件 | 公式HP |
| 大慶ハウジング | 1978年設立で買取が主な事業。買取実績を年度別に公開 | 墨田区墨田 | 借地権・再建築不可・共有持分・現況のままの家 | 公式HP |
| カレンエステート | 中古マンションの買取再生が主力。目安価格は即日提示 | 墨田区錦糸 | 中古マンション・土地・家屋・事件事故のあった物件 | 公式HP |
| 千歳不動産 | 相続不動産専門の買取。片付け・解体の費用を買取価格に含めて提示 | 台東区寿(墨田区の隣) | 再建築不可・共有持分・荷物が残った空き家・相続登記前の家 | 公式HP |
※ 表は横にスクロールできます。
並び順は順位ではありません。1行目が当社で、続いて区の南部、北部の会社、最後に錦糸のカレンエステートと隣の台東区の千歳不動産を並べています。
1. 買取くん(株式会社リアテクス)

墨田区で空き家の買取先をお探しなら、当社(買取くん)もぜひご検討ください。
当社は、空き家や訳あり物件の買取サービス「買取くん」を運営しています。墨田区の古い木造の家や、道路・借地の事情がある家のご相談も受け付けています。
おすすめポイント
- 荷物が残ったままでも買い取る:遠くに住んでいて片付けが進まない → 残置物の撤去やクリーニングをせず、今の状態で引き渡せます
- 道路や借地の事情がある家も対象:仲介で難しいと言われた → 再建築不可・借地・底地・共有持分を買取対象にしています
- ポータルサイトに載せない:近所に知られたくない → 物件情報をポータルサイトなどに出さずに売却を進められます
当社は宅地建物取引業の免許(東京都知事(1)第107888号)を受けて買取を行っています。
- 該当エリアの拠点: 都内の本社(東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前ビル2階)の対応チームが墨田区の案件を担当します(全国対応・オンライン査定)
- 公式サイト: 公式HP
2. 株式会社山翔

山翔は、サイト名に「墨田区を中心に訳アリ物件買取専門店」と掲げる錦糸町の会社で、2022年3月28日に設立されました。共有不動産・狭小地・再建築不可・底地権・借地権といった、一般には売りにくい不動産の買取に力を入れていると公式サイトに書いています。
3. 株式会社イエプラス不動産

イエプラス不動産は、墨田区の不動産売却を専門にする会社で、「錦糸町・両国・押上エリア強化中」と掲げています。相続した不動産の売却サポートが中心で、売却メニューには「当社買取」と「空き家」の専用ページがあります。
- 特徴: 買取は仲介手数料がかからず契約不適合責任も免除される一方、価格は仲介より「一般的に1〜3割ほど安くなります」と同社自身が説明。LINEでの無料査定もあり
- 該当エリアの拠点: 本社(〒130-0012 東京都墨田区太平2丁目13番9号 ホープ錦糸町104)(公式の会社概要)
- 公式サイト: 公式HP
4. 株式会社アール・ジェイ・エステート

アール・ジェイ・エステートは、墨田区石原1丁目に店舗を構え、墨田・江東・台東・中央区の売買を中心に扱う会社です。公式サイトには「早急な売却をお考えの方など買取りも実施しております。無料査定、秘密厳守」とあります。
- 特徴: 離婚・相続・任意売却などの訳あり物件も扱い、「買取り保証つき売り出し」の案内もあります
- 該当エリアの拠点: 本社(〒130-0011 東京都墨田区石原1-7-1 E&Sビルディング1階)(公式の会社概要)
- 公式サイト: 公式HP
5. 株式会社ルーカ

ルーカは東駒形に本社を置き、「墨田区を拠点に、東京、千葉、埼玉、神奈川」の物件を扱う会社です。空き家の売却ページを持ち、よくある質問では「弊社で買取も対応しております」と答えています。
- 特徴: 売却・買取に加え、リフォーム・リノベーションの設計と施工も手がけます。司法書士・税理士・土地家屋調査士・弁護士と連携していると記載
- 該当エリアの拠点: 本社(〒130-0005 東京都墨田区東駒形3-25-2)(公式の会社概要)
- 公式サイト: 公式HP
6. 株式会社セルフリジェネレーション

セルフリジェネレーションは2020年創業の会社で、押上に本店、錦糸町にオフィスがあります。「仲介での売却と、当社による直接買取の両方に対応」と掲げ、築年数の古い家・再建築不可・相続した空き家の相談を受けています。京島・向島・八広には幅4m未満の道路に面した土地があり、建て替えの可否が価格に影響する、とトップページに書いています。
- 特徴: 家具・家財・庭木が残ったままでも買い取り、売主に契約不適合責任を問わないと買取ページに明記
- 該当エリアの拠点: 本店(〒131-0045 東京都墨田区押上1丁目11番6号1階)・錦糸町オフィス(〒130-0013 東京都墨田区錦糸2丁目4-10)(公式の会社情報)
- 公式サイト: 公式HP
7. 株式会社てらじま不動産

てらじま不動産は、平成24年6月に設立された東向島の会社で、社名は旧町名の「寺島町」に由来します。トップページに「借地権・再建築不可」「現状のまま丸ごと対応」と掲げ、残置物の処理や建物解体の相談窓口も設けています。
- 特徴: 戸建・マンション・土地の買取のほか、売らずに駐車場にする土地活用の相談も同じ窓口で受けます
- 該当エリアの拠点: 本社(〒131-0032 東京都墨田区東向島1-32-10)(公式の店舗情報)
- 公式サイト: 公式HP
8. 真不動産コンサルティング株式会社

真不動産コンサルティングは、「スカイツリーの隣駅の不動産会社」を名乗る東向島の会社です。借地・底地・相続・再建築不可・事故物件の相談を受けています。公式サイトには「以前に他社で再建築不可と言われた物件がありましたが、実は再建築できる物件だったこともありました」とあります。
- 特徴: 早く売りたい方からは直接買い取ることもでき、「最短で2営業日でのご売却も可能」と記載。仲介か買取かで迷う場合は両方を提案するとしています。税理士・弁護士・司法書士と連携
- 該当エリアの拠点: 本社(〒131-0032 東京都墨田区東向島2丁目23番1号)(公式の会社案内)
- 公式サイト: 公式HP
9. 株式会社大慶ハウジング

大慶ハウジングは1978年3月に設立され、「買取業務を主な事業として」売買仲介や管理も手がける会社です。買取の対象は東京・神奈川・埼玉・千葉で、権利関係が複雑な物件や、周囲に知られたくない、現況のまま売りたいといった相談に対応すると記載しています。
- 特徴: 買取実績を年度別に公開しており、墨田区の借地権付き物件、足立区・葛飾区の再建築不可の物件、持分の買取が含まれます
- 該当エリアの拠点: 本社(東京都墨田区墨田2丁目28番18号)(公式の会社案内)
- 公式サイト: 公式HP
10. 株式会社カレンエステート

カレンエステートは、錦糸町のアルカセントラル15階に本社を置き、中古マンションの買取再生を主力にする会社です。「当社が直接買い主となりますので…最短2日で不動産を現金化することも出来ます」と書き、仲介手数料は不要としています。
- 特徴: 目安の価格なら即日で示せると記載。境界トラブルや事件・事故のあった物件、競売手続き中の物件も買い取るとしています。空き家がマンションの一室なら候補に入れやすい会社です
- 該当エリアの拠点: 本社(東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル15階)(公式の会社概要)
- 公式サイト: 公式HP
11. 千歳不動産(株式会社ライスボール)

千歳不動産は、隅田川をはさんだ台東区寿に本社がある、相続不動産専門の買取会社です。関東1都6県を対象にしていて、専用ページ「墨田区の訳あり物件 買取」で墨田区全域に対応すると書いています。
- 特徴: 再建築不可・旧耐震・残置物が多い空き家・相続登記が済んでいない家を現状のまま買い取り、残置物処分費や解体費も買取価格に含めて示すと記載。「最短3日で契約決済した実績」もあるとしています
- 該当エリアの拠点: 本社(〒111-0042 東京都台東区寿2丁目1-6 アイステージ寿306)=墨田区の隣の台東区(公式の会社概要)
- 公式サイト: 公式HP
解体する前に査定を取る|墨田区の除却助成と借地の家の注意

査定額の差が「解体費−区の助成額」より大きいときに解体を考える手順(出典: 墨田区「建物の取壊し(除却)助成について」「老朽危険家屋除却費等助成制度」を基に当社作成)
墨田区の空き家は、取り壊す前に、今のままの査定額と更地にした場合の見込み額を買取業者に聞きます。その差が「解体費−区の助成額」より大きいときに、はじめて解体を考えましょう。
更地にしてから売るべきか、迷いますよね。更地にすると住宅用地特例(家が建っている土地の固定資産税を軽くする仕組み)が使えなくなり、土地の固定資産税が上がります。先ほどの区の計画も、このために「除却を先送りにしている事例がみられます」と書いています。税額がどれくらい上がるかは、空き家の固定資産税が6倍になる条件で確かめられます。
除却助成は町名で上限が違い、京島・鐘ヶ淵周辺は最大200万円
墨田区は、古い家を取り壊す費用の一部を助成しています。上限は、家のある町と建物の条件で変わるんです。
| 対象の町・建物 | 助成額 | 主な条件 |
|---|---|---|
| 区内全域・道路に接していない敷地の不良住宅 | 工事費の3分の2(上限200万円) | 区の調査で不良住宅と判定された家 |
| 区内全域・不良住宅 | 工事費の2分の1(上限100万円) | 区の調査で不良住宅と判定された家 |
| 京島二・三丁目、墨田二〜五丁目など(不燃化特区) | 最大200万円 | 木造はおおよそ築15年以上・令和13年3月31日まで |
| 八広・東向島・向島五丁目・押上三丁目・立花二丁目など | 最大150万円 | 平成15年9月30日以前に着工した木造 |
| 鐘ヶ淵通り・八広はなみずき通り・押上通りの沿道30m以内 | 木造は1㎡あたり2万1千円(上限210万円) | 耐火・準耐火建築物以外など |
| 区内全域・耐震性が足りない住宅 | 最大100万円(緊急対応地区内) | 工事の契約・着手の前に申請 |
データ出典: 墨田区「建物の取壊し(除却)助成について」・墨田区「老朽危険家屋除却費等助成制度」
使うときの条件は次のとおりです。
- 工事を始める前に区へ申請し、承認を受ける
- 申請できるのは建物の持ち主(老朽危険家屋の助成は個人か中小企業者で、宅建業者などは除く)
- 不燃化特区の助成は、宅建業者が売る目的で取り壊す場合は対象外
⇒ 助成は持ち主が自分で解体するときに申請するもので、買取業者が取り壊す場合には使えない制度もあります
たとえば道路に接していない敷地の不良住宅なら、工事費の3分の2・上限200万円の枠があります。京島二丁目にある築40年の木造の家なら、不燃化特区の上限200万円の枠に当たります。
ただし、道路に接していない家は、壊すと原則として新しい家を建てられない土地になります。更地にした場合の見込み額も、建てられない土地として買取業者に聞いておきましょう。
不良住宅に当たるかどうかは、区の調査で決まります。査定を頼むときに、今のままの買取額と更地にした場合の見込み額の両方を聞いてみてください。そのうえで解体の見積もりを取り、区の助成の対象になるかを確かめてから比べます。解体費の相場は家の解体費用で確かめられます。迷うなら、解体しないまま2社以上に査定を頼みましょう。
借地に建つ家は、取り壊す前に地主と買取業者へ相談
借地権は、ほかの不動産と同じように売り買いできます。区の計画は、そのこと自体を借りている側が知らずにいるケースを挙げています。
同じ計画は、道路に接していない借地の家に注意を促しています。再建築できない借地の家を取り壊すと、借地権そのものがなくなるおそれがあるからです。
たとえば、道路に接していない借地の家を、売る前に自分で取り壊したとします。すると新しい家は建てられず、土地を借りる権利まで失うおそれがあるんです。借地の家は、取り壊す前に地主と買取業者へ相談しましょう。
先ほどの表では、山翔・てらじま不動産・真不動産コンサルティング・大慶ハウジングの4社が借地を買取対象に挙げています。借地の家の売り方は、借地権とはで詳しく説明しています。
査定を頼むときに電話で確かめる3つのこと

家の事情に合う質問から先に聞き、2社以上の答えを並べて比べる(各社公式サイトの確認結果を基に当社作成)
査定を頼む前に、買い取る家の条件・査定額と費用・売ったあとの責任の3つを電話で確かめます。
買取だと安く買い叩かれないか、心配になりますよね。ただ、各社の違いは公式サイトだけでは分かりません。表の他社10社のうち、査定額が出るまでの時間を公式サイトに書いているのは1社だけでした。
3つ全部を満たす会社を探す必要はありません。道路や借地の事情がある家は1を、遠くに住んでいて片付けが進まない家は2を、築年数が古く不具合が心配な家は3を先に聞きましょう。事情のない家なら、2で仲介と買取の両方の価格を出せるかを最初に聞きます。2社以上に同じ質問をして、答えを並べて比べるのがコツです。
1. 道路・借地・荷物の事情がある家を買い取るか
まず、自分の家の事情をそのまま伝えて、買取の対象になるかを聞きます。「物件を見てから」で終わらず、似た条件の家を買い取った例を話せるかも確かめましょう。
2. 査定額がいつ出て、片付けや解体の費用が差し引かれるか
次に、査定額が出るまでの日数と、片付けや解体の費用を買取価格から差し引くかを聞きます。仲介手数料や査定料がかかるかも、このときに確かめておきましょう。「最短」と書かれた日数は、どんな条件で当てはまるかも聞いておくと安心です。道路に接していて事情のない家なら、仲介で売り出す価格と買い取る価格の両方を出せるかも聞きましょう(買取保証なら、買い取る価格と売り出す期間)。
3. 売ったあとに見つかった不具合の責任を誰が負うか
最後に、契約不適合責任を免除できるかと、その範囲をどう決めるかを聞きます。築年数の古い家ほど、売ったあとに雨漏りなどが見つかることがあります。免除の有無と範囲が契約書に書かれるかまで確かめておくと、あとで困りません。
| 見るところ | 電話で聞くこと | 答えの比べ方 |
|---|---|---|
| 家の事情 | 道路に接していない・借地・荷物が残る家でも買い取りますか | 「物件を見てから」だけで終わらず、似た例を話せるか |
| 査定額と費用 | 査定額はいつ出ますか。片付けや解体の費用は差し引かれますか | 金額が出る時期と、売主が払う費用の合計で比べる |
| 事情のない家 | 仲介で売り出す価格と、買い取る価格の両方を出せますか | 両方の額から仲介手数料などを引いた手元に残る額と、売れるまでの期間で比べる |
| 売ったあとの責任 | 契約不適合責任は免除できますか。範囲はどう決めますか | 免除の有無と範囲を契約書に書くか |
全国の買取業者を選ぶときの見方は、空き家買取業者の選び方にまとめています。
解体を決める前に空き家の買取査定を早く頼むなら買取くん
解体や片付けを決める前に金額の目安を知りたい方には、当社の買取くんが合います。当社の無料査定は、最短6時間で金額をお伝えします(水曜・日曜のご依頼は翌営業日)。
査定は最短6時間、解体するかを決める前に金額が分かる
解体するかどうかは、今のままの査定額を知ってから決めるのが順番です。金額が早く分かれば、解体の見積もりや区の助成と並べて比べられますよね。
更地にした場合の見込みを知りたいときも、査定のときにご相談ください。査定は無料です。
荷物も道路・借地の事情もそのまま、現況で引き渡せる
当社は、残置物の撤去やリフォーム、クリーニングをせずに、今の状態のままで家を引き渡していただけます。再建築不可・借地・底地・共有持分の家も買取の対象です。撤去にかかる分を買取額にどう反映するかは、査定を申し込むときに電話で確かめられます。
売ったあとの責任については、契約不適合責任を免除する契約も可能です。免除の範囲は、物件の状況や契約条件に応じて、契約時に個別に決めます。
300名以上の投資家に紹介する仕組みで、仲介手数料0円・最短3日
当社は、お預かりした家を当社が買い取るか、常時300名以上の投資家に紹介するかの両方で引き受けています。投資家から受け取る紹介手数料で運営しているため、売主様から仲介手数料はいただきません。
買取価格から必要以上の利益を取らなくても運営できる仕組みなんです。売却の成立は最短3日です。
品川区・目黒駅前の本社から墨田区の空き家に対応
当社の本社は品川区上大崎の目黒駅前にあり、目黒駅から徒歩2分です。墨田区の空き家も、この本社の対応チームが担当しています(会社情報)。
解体を迷っている家、道路や借地の事情で断られた家に向く
当社の買取くんは、次のような方に向いています。
- 解体の見積もりを取る前に、今のままでいくらになるかを知りたい
- 不動産会社に、道路に接していないので難しいと言われた
- 墨田区の実家に荷物が残ったままで、月に1回も片付けに行けない
当社が買い取った事例(公式サイト掲載)には、東京都北区の築50年を超える傾きのある家を4,400万円で買い取ったケースがあります。都内で公開している事例はこの1件で、墨田区の事例ではありません。
一方、道路に接していて売り急がない家なら、仲介で時間をかけたほうが高く売れることもあります。どちらが手元に多く残るかは、当社の買取額と仲介の査定額を並べると比べられます。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)
墨田区の空き家買取でよくある質問
墨田区に空き家バンクや、空き家の売却を相談できる窓口はありますか?
墨田区の空き家バンクは、都の空き家バンク一覧に載っていません。売却などの相談は、京島二丁目の「すみだ空き家相談処」(03-3617-2262・月〜金9時〜17時)が受けています。窓口へ来られない人は、オンラインでも相談できます(すみだ空き家相談処の案内)。近所の迷惑になっている空き家の相談は、区役所5階の安全支援課(03-5608-6520)です(墨田区)。
墨田区の空き家を売るとき、3,000万円控除の確認書はどこで受け取れますか?
相続空き家の3,000万円特別控除は、相続した空き家を売ったときの譲渡所得(売って得た利益)から最大3,000万円を差し引ける特例です。必要な確認書は、区役所5階の安全支援課が交付します。当日の発行はできず、申請から2〜3開庁日かかります(墨田区)。要件は3,000万円特別控除の解説で確かめてください。
相続登記が済んでいない墨田区の空き家は、買取の前に何をすればよいですか?
まず、家の名義が誰になっているかを確かめましょう。相続登記の義務化(相続した家の名義を、相続した人へ移す手続きが義務になったこと)により、相続で取得したと知ってから3年以内に登記を申請する必要があります。義務化前の相続は令和9年3月31日までで、正当な理由なく怠ると10万円以下の過料の対象です。区は相談先として、東京司法書士会の総合相談センター(03-3353-9205)を案内しています(墨田区)。
墨田区の空き家を放置すると、区から何を求められますか?
区は「墨田区老朽建物等の適正管理に関する条例」にもとづいて持ち主を指導し、平成26年12月には東向島2丁目の建物を行政代執行で取り壊しました(墨田区)。国の法律でも、管理不全空家(放っておくと倒壊などの危険が出そうな空き家)として勧告を受けると、住宅用地特例が外れます(国土交通省)。放置のリスクは空き家を放置するリスクにまとめています。
買取くんには、墨田区の空き家の買取査定を区外に住んだまま頼めますか?
はい、頼めます。当社は、フォームと電話(0120-985-623・10時〜19時・水曜と日曜は定休)で査定のご依頼を受け付けています。品川区の本社から、全国のご依頼に対応しています。売買に必要な手続きは、提携する弁護士・司法書士・土地家屋調査士が必要に応じてサポートします。まずは家の住所と、道路・借地・荷物の状況をお知らせください。
まとめ
墨田区の空き家の買取は、道路に接していない・借地・荷物が残るといった家の事情を買取対象に挙げる区内と台東区の会社2〜3社に、査定を頼むことから始めます。事情がなければ、仲介と買取の両方で査定を取りましょう。買取は仲介の相場より安くなりやすい点に注意です。
解体や片付けの前に、家の住所と状況を書き出し、1社目に電話しましょう(都内全体は東京都の空き家買取の記事で比べられます)。当社の買取くんは仲介手数料0円で、物件情報をポータルサイトに載せません。近所に知られずに手放したい方に向きます。
査定額が手元にあれば、次の納税通知書が届く前に、売るか持ち続けるかを家族で決められます。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)

