「台東区の空き家なら、駅も近いし買い手はすぐ付くはず」 「でも台東区の実家は前の道が細いし、家財も残ったまま…」
台東区の空き家の買取を考えている方は、このような疑問やお悩みをお持ちではないでしょうか。東京都は都内の空き家を「長期間空き家状態となりにくい」と説明しています。ところが台東区では、空き家1万5,390戸の約66%が売りにも貸しにも出ていません(総務省の令和5年調査から当社が計算)。買取を頼むなら、建て替えできない細い道・借地・家財など家の事情を、公式サイトで買取対象に挙げる会社を選びます。事情がなければ、仲介と買取の両方で査定を取ります。台東区と近くの16社を、買取くんと並べて比べますね。
\ 他社で断られた物件も買取可能 /
建て替えられない細い道の奥の家や借地に建つ家も、住所と今の状態を伝えれば無料で査定を頼めます。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)
道路・借地・家財の事情がある台東区の空き家は、仲介より買取が向く

前の道・借地かどうか・家財の量で売り方を決める見取り図(出典: 台東区住宅マスタープラン基礎調査報告書、東京都財務局 令和8年地価公示を基に当社作成)
建て替えができない細い道に面している、借地に建っている、家財が残ったままという台東区の空き家は、仲介より買取業者に売るほうが手放しやすいんです。どれも買い手探しを長引かせやすい事情だからです。こうした事情がなければ、仲介と買取の両方を扱う会社で両方の査定を取りましょう。急がず片付けもできる家なら、仲介が向いています。
区の空き家に関する総合相談窓口のページには、「相続の権利関係が複雑で空き家になっている」「両親の入院や施設への入所で空き家になっている」という相談例が載っています。空いた理由は家ごとに違いますよね。ただ、売るときに話が止まるかどうかは、前の道・土地の権利・家の中の様子で変わってきます。
前の道の種類と借地かどうかで、建て替えられるか・頼む会社が変わる
区は谷中二・三・五丁目について、「木造の住宅が密集しており、防災性の向上が課題となっています」と説明しています(台東区 密集住宅市街地整備促進事業)。この3町と根岸三・四・五丁目の準防火地域には、東京都建築安全条例の「新たな防火規制」がかかっています。建て替えるときは、原則として準耐火建築物以上にする決まりです(台東区 新たな防火規制)。
⇒ 同じ台東区でも、町によって建て替えのしやすさが違うんです。
道路の事情も見ておきましょう。家を建てる土地は、道路に一定の幅で接していなければなりません。この決まりを接道義務といい、満たさずに建て替えができない土地を再建築不可と呼びます(詳しくは再建築不可物件の解説)。
区の基礎調査は、幅4m未満の道に面している住宅と、道路に接していない住宅の割合を出しています。区全体では、合わせて10.0%でした(平成30年住宅・土地統計調査を基にした台東区住宅マスタープラン基礎調査報告書)。都心8区より低い割合なので、区全体が建て替えにくいわけではありません。気にしたいのは、自分の家の前の道なんです。
前の道が幅4m未満でも、建て替えられる家はあります。建築基準法42条2項の道路(下がれば建て替えられる道)に面した家です。この道では、道の中心から2m下がった線を道路の境とみなすので、その線まで下がれば建て替えられます(建築基準法 第42条)。下がる分だけ敷地は狭くなりますが、事情のない家と同じく仲介と買取の両方で査定を取れます。
建て替えられないのは、前の道が建築基準法の道路ではない家や、道路に2m以上接していない家です。こうした家だけを「細い道」の事情として、再建築不可を買取対象に挙げる会社に頼みます。どちらか分からなければ、前の道の種類を確かめてから頼み先を決めましょう。区の建築課 狭あい道路担当(03-5246-1337)に聞くか、区の地図サイト「たいとうマップ」の建築基準法道路マップで調べられます(台東区 建築基準法等に関する質問とその答え)。
土地が借地かどうかも、売り方に関わります。借地権とは、地主から借りた土地に建物を建てて使う権利のこと。反対に、地主が人に貸している側の土地は底地と呼びます(借地権の解説)。借地の家は地主とのやりとりも加わるので、借地を買取の対象に挙げる会社が相談先になります。
時間をかけて高く売りたいなら仲介、片付けや道路の事情で止まっている家は買取
どちらで売るかは、次の3つを思い浮かべると決めやすくなります。
- いつまでに手放したいか
- 家財を自分で片付けに通えるか
- 建て替えられない道・借地・共有者の同意がそろわないといった事情があるか
台東区の住宅地の平均価格は、1㎡あたり132万800円です(東京都財務局 令和8年地価公示 区市町村別用途別平均価格表)。土地に値段がつく区なので、急がず片付けもできるなら、仲介で買い手を待つ売り方が向いています。
ただ、仲介では内覧のために家を片付け、買い手の住宅ローン審査も待つことになります。建て替えられない細い道の奥の家や借地の家は、買い手がローンを使いにくく、話が止まりやすいんです。
たとえば、谷中の建て替えられない路地の奥にある築古の実家を相続し、家財もそのままだとします。仲介だと、片付けと買い手探しの両方で足が止まりがちです。買取なら買い手は業者1社なので、査定から引き渡しまで1対1で進められます。
家に残った家具や家電などは、残置物と呼ばれます。片付けや修繕をせずに今の状態のまま買い取ることは、現況買取と呼ばれます。
兄弟で名義を分けて持つ家(共有名義)は、全員が売ると決めたなら、相続登記で名義をそろえてから、事情のない家と同じく仲介と買取の両方で査定を取ります。共有者の同意がそろわず、自分の取り分(共有持分)だけを手放すなら、共有持分を買取対象に挙げる会社に頼みます。この場合は、全員で売るより値段が下がりやすくなります。
ただし、買取の価格は仲介の相場より低くなりやすい点は知っておいてください(理由は空き家の買取相場の解説、売り方全体は不動産売却の完全ガイド)。
台東区に限らず東京都全体の買取業者は、東京都の空き家売却を頼める買取業者31選で比べられます。
台東区とその近くで空き家・訳あり物件を買い取る16社と当社
台東区内に事務所を置き、空き家や訳あり物件の買取を公式サイトで案内している会社は12社あります。区外の都内から台東区の物件を扱う会社も4社見つかりました。表の「公式サイトに載っている対応物件」で自分の家の事情を挙げている会社を選び、「拠点(町名)」は現地を見に来てもらう日程を聞くときの目安にしてください。
この記事は、空き家・訳あり物件の買取サービス「買取くん」を運営する当社(株式会社リアテクス)が書いています。買取くんを含め、各社の公式サイトで確かめた事実だけを並べました。表の1行目は買取くんで、品川区上大崎の本社から台東区に対応しています。
| 業者名 | 特徴 | 拠点(町名) | 公式サイトに載っている対応物件 | 公式HP |
|---|---|---|---|---|
| 買取くん(株式会社リアテクス) | 家財ごと現況で買取・投資家300名以上に紹介 | 品川区上大崎の本社から対応(全国対応) | 再建築不可・共有持分・底地・借地・相続した空き家、 家財が残ったままの家 | 公式HP |
| 千歳不動産 | 相続不動産専門の自社買取・士業と連携 | 台東区寿 | 再建築不可・共有持分・相続登記が済んでいない物件・残置物が多い空き家 | 公式HP |
| 浅草縁結び不動産 | 仲介と買取の両方を提案 | 台東区千束 | 相続した空き家・空き地 | 公式HP |
| 台東区不動産売却相談センター | 仲介と買取を選べる売却相談窓口 | 台東区元浅草 | 空き家・再建築できない土地・狭い土地・事故のあった物件 | 公式HP |
| ピタットハウス秋葉原北店 | 借地権の買取専門・地主との交渉を代行 | 台東区台東 | 借地に建つ家・底地・古い建物を現況のまま | 公式HP |
| やまびこ | 戸建てを買い取ってリノベーション再販 | 台東区西浅草 | 一戸建て・区分マンション | 公式HP |
| ファーストハウジング | 戸建て用地の買取 | 台東区上野 | 土地・古家付きの土地 | 公式HP |
| イチマツ | 売れにくい中古物件の買取サービス | 台東区浅草 | 土地・戸建て・マンション・ビル | 公式HP |
| 城北商事不動産部 | 台東区・荒川区専門、仲介と買取を選べる | 台東区根岸 | 一戸建て・マンション・土地 | 公式HP |
| アイティネクスト | 土地・戸建てを自社で買取 | 台東区東上野 | 土地・戸建・区分マンション、権利関係が複雑な不動産 | 公式HP |
| エスケーユニティ | 自社で直接現金買取 | 台東区上野 | 築年数が経った家・マンション・土地 | 公式HP |
| フレキシブル | 訳あり物件も買い取り自社で保有 | 台東区東上野 | 再建築不可・既存不適格・事故物件 | 公式HP |
| サーティデイ | 浅草エリアの地元会社、買取と仲介 | 台東区寿 | マンション・戸建て・空き家・店舗跡地 | 公式HP |
| TMR | 千代田区・台東区を名指しで対応 | 千代田区外神田 | 戸建て・土地・マンション、借地など事情が複雑な不動産 | 公式HP |
| 大慶ハウジング | 買取が主力、台東区の買取実績を掲載 | 墨田区墨田 | 戸建て・土地・マンション、権利関係が複雑な物件、現況のまま | 公式HP |
| 東京土地開発 | 再建築不可・借地・底地の買取が中心 | 豊島区南池袋 | 再建築不可・借地・底地・既存不適格・相続物件 | 公式HP |
| 住宅一家 | 戸建用地・中古戸建・再建築不可の買取 | 豊島区東池袋 | 戸建用地・中古戸建・再建築不可 | 公式HP |
※ 表は横にスクロールできます。
表は各社の公式サイトの記載をもとに作りました。対応物件の欄に無い物件も、扱わないという意味ではありません。
1. 買取くん(株式会社リアテクス)

台東区で空き家の売却先をお探しなら、当社(買取くん)もぜひご検討ください。
買取くんは、空き家や訳あり物件を、当社が買主になるか投資家に紹介するかの両方で引き受ける買取サービスです。家の中に家財が残っていても、片付けずにそのままの状態で査定します。
おすすめポイント
- 家財を残したまま引き渡せる:片付けに通う時間が取れない → 残置物の撤去・リフォーム・クリーニングをせずに、今の状態のまま引き渡せます
- 建て替えられない家・借地の家も対象:「建て替えができない」と言われた → 再建築不可・借地・底地・共有持分の家も買取の対象です
- 近所に知られずに売れる:隣の家との間が近く、売り出すと目立つ → 物件情報をポータルサイトに載せずに買い取ります
宅地建物取引業の免許は、東京都知事免許(1)第107888号です。
- 該当エリアの拠点:台東区にも対応(全国対応/オンライン査定)。台東区内の案件は本社(東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前ビル2階)の対応チームが対応
- 公式サイト:公式HP
2. 千歳不動産(株式会社ライスボール)

千歳不動産は、相続した不動産を自社で買い取る会社で、本社は台東区寿にあります。台東区の訳あり物件の専用ページを設け、谷中・根岸・浅草など町ごとの事情を載せています。再建築不可や共有持分、残置物が多い空き家も、引き渡し後の責任を売主が負わない形で買い取ると案内しています(公式の表記は「瑕疵担保免責」)。この責任を契約不適合責任といい、引き渡したあとに雨漏りなど契約と違う不具合が見つかったとき、売主が修理や代金の減額を求められる責任のことです。
- 特徴:残置物の処分費用・解体費用も買取価格に含めて提示。最短3日で契約決済した実績を掲載。弁護士・司法書士・税理士・行政書士と連携。東京都知事免許(1)第107388号
- 該当エリアの拠点:本社(〒111-0042 東京都台東区寿2丁目1-6 アイステージ寿306)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
3. 浅草縁結び不動産(縁結び株式会社)

浅草縁結び不動産は、台東区・文京区で営業する地元の不動産会社です。トップページに「相続した空き家・空き地を売りたい」という案内があり、仲介と買取の両方を扱います。買取では同社が買い手となって直接買い取り、仲介より価格が下がる傾向があることも自社のページで説明しています。
- 特徴:任意売却・収益物件の売却・賃貸管理にも対応。東京都知事(2)第106755号。営業は9:30〜19:00(水曜定休)
- 該当エリアの拠点:本社(〒111-0031 東京都台東区千束1-6-2 リベール浅草1階)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
4. 台東区不動産売却相談センター(株式会社qubit RE)

稲荷町駅から歩いて約2分のところにある、売却相談の窓口です。仲介から買取まで扱い、再建築ができない土地、面積の狭い土地、過去に事件や事故があった物件も、買取を含めて売り方を検討すると書いています。周りに知られずに手放したい方にも対応しています。
5. ピタットハウス秋葉原北店(株式会社ハウスクル)

借地権の買取を専門にする店で、「借地権無料相談ドットコム」というサイトを運営しています。「どんな状態の借地でも現況のまま買取」とし、必要なら地主との交渉も代わりに行うとしています。底地を買い取った事例のページもあります。
- 特徴:対応は東京・神奈川・埼玉・千葉。相談・査定・出張訪問は無料。東京都知事免許(3)第99010号
- 該当エリアの拠点:店舗(〒110-0016 東京都台東区台東1-31-7 PMO秋葉原北 7F)(公式の店舗案内)
- 公式サイト:公式HP
6. 株式会社やまびこ

つくばエクスプレス浅草駅のそばにある地元企業で、平成29年7月に設立されました。一戸建てや区分マンションを買い取り、リノベーションして販売しています。公式の購入実績には、再建築不可の戸建て(川崎市)や借地権付きアパート(品川区)も載っています。
7. 有限会社ファーストハウジング

上野で賃貸と売買を扱う不動産会社で、戸建て分譲用や事業用の土地を買い取っています。「古家があるけど平気?」という相談も受けており、古い家が建ったままの土地も相談できます。公式サイトのトップには「最短1週間」「査定無料」と表示されています。
- 特徴:同社が買い取るため仲介手数料は不要。対応は首都圏。営業は9:30〜18:30(水曜・日曜定休)
- 該当エリアの拠点:本社(〒110-0005 東京都台東区上野3丁目10-1 ファーストビル1階)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
8. 株式会社イチマツ

浅草に事務所を置く会社で、「不要になった土地や戸建てを買取いたします」という案内ページを持っています。なかなか売れない中古物件の買取サービスも行っています。対応するのは、台東区を中心とした近隣の地域です。
9. 有限会社城北商事不動産部

台東区と荒川区を専門にする不動産会社で、公式サイトのトップには「1940年創業」と表示されています。仲介と買取の両方を扱い、「手間なく秘密で即現金化したい」方には同社が買い取ると案内しています。一戸建て・マンション・土地の買取査定のフォームもあります。
- 特徴:鶯谷駅北口から徒歩1分。相続の相談にも対応。東京都知事(17)第2814号
- 該当エリアの拠点:本社(〒110-0003 東京都台東区根岸3丁目8-6 大原ビル1・2階)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
10. 株式会社アイティネクスト

上野駅の近くにある会社で、土地・戸建て・区分マンションを自社が買い手となって買い取り、販売しています。買取の対象は、主に東京23区とその近くです。相続対策や、権利関係の調整が要る取引にも対応します。
- 特徴:投資用不動産の買取も。500件以上の取引経験を掲載。東京都知事(1)第108604号
- 該当エリアの拠点:本社(〒110-0015 東京都台東区東上野4-12-4 西村ビル2階)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
11. 株式会社エスケーユニティ

御徒町駅のそばにある会社で、自社が直接現金で買い取る「不動産買取」を案内しています。買取が向くケースとして「築年数が経った家」「売却を近所・周囲に知られたくない」を挙げています。仲介より売却価格が下がるケースが多いことも説明しています。
- 特徴:一戸建て・マンション・土地・アパートの仲介も。対応は台東区をはじめ都内全域。受付は10:00〜20:00
- 該当エリアの拠点:店舗(〒110-0005 東京都台東区上野5-25-6 西尾ビル3F)(公式のアクセス)
- 公式サイト:公式HP
12. 株式会社フレキシブル

全国の不動産を買い取る会社で、平成4年8月に設立されました。買取の対象に、再建築不可や既存不適格(建てた後に決まりが変わり、今の基準に合わなくなった建物)、事故物件を挙げています。買い取った物件は、原則として自社で保有・運用すると案内しています。机上審査なら即日回答できるとしています(土日祝は翌営業日)。
13. 株式会社サーティデイ

浅草エリアを中心にする地元の会社です。マンションの売却が中心ですが、「戸建てや空き家や店舗跡地などの買取や仲介も行っています」と書いています。出張相談とオンライン相談に対応し、買取は相場より安くなる可能性が高いこともよくある質問のページで説明しています。
14. 株式会社TMR

「千代田区・台東区で不動産売却・買取のことならTMRへ」と、台東区を名指しで案内している会社です。地上げや借地など事情が複雑な不動産や、トラブルを抱えた不動産の売買を得意としています。創業は令和元年12月です。
- 特徴:マンション・戸建て・土地の相談に対応。士業向けの案内ページあり。東京都知事(2)105550号
- 該当エリアの拠点:千代田区外神田の本社(〒101-0021 東京都千代田区外神田2丁目2-17)から対応(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
15. 株式会社大慶ハウジング

墨田区に本社を置き、「買取業務を主な事業として」いる会社で、1978年3月に設立されました。公式の買取実績には、台東区の土地や区分所有建物が載っています。権利関係が複雑な物件、周りに知られたくない売却、現況のままの売却にも応じています。
- 特徴:東京・神奈川・埼玉・千葉で戸建て・マンション・土地・収益物件を買取。東京都知事(13)第34221号
- 該当エリアの拠点:墨田区墨田の本社(東京都墨田区墨田2丁目28番18号)から対応(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
16. 東京土地開発株式会社

再建築不可・借地・底地の買取を中心にする会社で、取引の範囲に東京都23区を挙げています。査定結果は「最短翌日」に報告するとしています。既存不適格の物件や相続した物件も取り扱います。
- 特徴:2014年設立。東京都知事(3)第96416号。定休は火曜・水曜・祝日
- 該当エリアの拠点:豊島区南池袋の本社(〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-12-5 第三中野ビル7F)から対応(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
17. 株式会社住宅一家

「戸建用地・中古戸建・再建築不可」の高額買取を案内している会社で、取り扱いエリアに台東区を載せています。買主が見つからなかったときに買い取る「買取り保証」の提案や、チャットでの匿名査定も行っています。
- 特徴:提携する同業者へ一括で金額の提示を求める仕組みも記載。東京都知事(1)第108376号
- 該当エリアの拠点:豊島区東池袋の本社(〒170-0013 東京都豊島区東池袋2丁目13番9号 MT東池袋ビル2階)から対応(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
査定の前に買取業者へ電話で聞いておく5つのこと

家財の片付けに通えないなら1と4、建て替えられない道や借地で断られた家なら2と5から聞く(各社の公式サイトの記載を基に当社作成)
査定を頼む前に、現地を見に来るまでの日数、似た家を買った例、査定までの時間、費用の負担、引き渡し後の責任の5つを電話で聞いておきます。会社の一覧や表だけでは、時間や費用までは分からないからです。実際、上の16社のうち12社は、買取にかかる日数や時間を公式サイトに書いていません。
5つ全部を満たす会社を探す必要はありません。家財の片付けに通えないなら1と4を、建て替えられない道や借地で断られた家なら2と5を先に聞くと決めやすいですよ。事情のない家なら、仲介で売り出す価格と、買い取る価格の両方を出せるかを最初に聞きます(買取保証なら、買い取る価格と売り出す期間)。両方の額から仲介手数料などを引いた手元に残る額と、売れるまでの期間で比べましょう。同じ質問を2社以上にして、答えを並べて比べてください。
1. 現地を見に来るまで何日かかるか
物件のある町の近くに事務所があるかは、表の「拠点(町名)」で分かります。ただ、近いから早く来てくれるとは限りません。「物件を見に来られるのは何日後ですか」と聞いて、日にちで比べましょう。
2. 建て替えられない道・借地・家財が残った家を買い取った例があるか
「建て替えられない細い道の奥の家や借地の家を買い取った例はありますか」と聞いてみてください。町名や前の道の幅など、条件まで具体的に話せるかが比べるときの目安になります。
3. 査定額が出るまでの時間と「最短」の条件
「最短」と書く会社でも、調査や手続きで数日かかる場合があると注記していることがあります。査定額はいつ出るのかと、最短になる条件は何かを、両方聞いておきましょう。
4. 仲介手数料・家財の処分費・解体費を誰が払うか
家財の処分費や解体費を、買取価格に含めて示す会社もあります。だから比べるときは、売主が払う費用を差し引いた手取りで並べるのがコツなんです。仲介手数料がかかるかも、あわせて聞いてください。
5. 引き渡した後の責任を免除できるか
契約不適合責任を免除できるか、免除するならどこまでかを聞きます。免除の有無と範囲を契約書に書いてもらえるかも、確かめておきたいところです。ただし、免除の特約をつけても、売主が知りながら伝えなかった不具合の責任は残ります(民法572条。詳しくは契約不適合責任の免責特約の解説)。築年数の古い家ほど、引き渡した後の不具合が気になりますよね。
聞くことと比べ方を1枚にまとめると、次のとおりです。
| 見るところ | 電話で聞くこと | 答えの比べ方 |
|---|---|---|
| 事務所の場所 | 物件を見に来られるのは何日後ですか | 日にちを具体的に答えた会社を残す |
| 似た家の買取例 | 建て替えられない細い道の奥や借地の家を買い取った例はありますか | 町名や条件まで話せるか |
| 査定までの時間 | 査定額はいつ出ますか。最短になる条件は何ですか | 時間と条件の両方を答えたか |
| 費用 | 仲介手数料・家財の処分費・解体費はかかりますか | 売主が払う費用の合計で比べる |
| 引き渡し後の責任 | 契約不適合責任は免除できますか。範囲はどう決めますか | 免除の有無と範囲を契約書に書くか |
| 事情のない家 | 仲介で売り出す価格と、買い取る価格の両方を出せますか(買取保証なら買い取る価格と売り出す期間) | 手元に残る額と売れるまでの期間で比べる |
買取業者の選び方の基本は、空き家買取業者の選び方でも解説しています。
売り方が決まらない台東区の空き家は、区の相談窓口と解体の助成を使う

家のある町で使える解体助成の上限を先に確かめ、区の窓口で相談する(出典: 台東区の各助成制度のページ、総務省 令和5年住宅・土地統計調査を基に当社計算)
売り方を決めかねているなら、区の総合相談窓口か都のワンストップ相談窓口に相談し、谷中や東浅草の家なら解体の助成も確かめます。区のチラシには「賃貸や売りに出したいけど方法がわからない」「空き家を解体したいが費用がかかるのでできない」という相談例が載っています(台東区 空き家に関する総合相談窓口チラシ)。
台東区では、空き家1万5,390戸のうち1万110戸が、借り手も買い手も募っていない家です(総務省 令和5年住宅・土地統計調査 第1-2表)。当社が同じ表から計算すると約66%で、特別区部全体の約23%を大きく上回り、23区で最も高い割合でした。この戸数にはマンションの空き部屋も含まれ、転勤や入院で長く留守にしている家、建て替え予定の家も入っています。放っておかれた家だけの数ではありませんが、動かさずに置かれた家が多いのは確かなんです。
区の基礎調査では、平成30年の空き家は1万2,810戸でした。令和5年の調査の1万5,390戸と比べると、約2,600戸増えています。住宅を持つ高齢の一人暮らしの方の約5割は、相続や継承を「まだ考えていない」と答えました(前掲の台東区住宅マスタープラン基礎調査報告書)。管理しないまま置いておくと区の指導の対象にもなるので、早めに相談先を決めておきたいですね。
区の総合相談窓口は年4回、宅地建物取引士・建築士・弁護士または司法書士の3人に一度に聞ける
台東区の空き家に関する総合相談窓口では、宅地建物取引士・建築士・弁護士または司法書士の3人に、まとめて相談できます。令和8年度は5月・8月・11月・翌年2月の火曜午後に開かれ、各日4組・1組40分程度で、予約が優先です。申し込みは電子申請か、住宅課(03-5246-1468)への電話です。次の開催日は区のページで確かめてください。
開催日まで待てないときは、次の窓口も使えます。
- 区の不動産相談:第2・第4火曜、1回30分。台東区に住む・勤める・通学する方が対象(台東区 不動産相談)
- 都の空き家ワンストップ相談窓口:無料。0120-776-735(平日9時〜18時)(東京都 空き家ワンストップ相談窓口)
区や都の窓口は中立に相談できる場所ですが、家を買い取ってはくれません。売ると決めたら、上の16社のような買取業者に査定を頼む流れになります。
谷中二・三・五丁目は上限300万円、東浅草・日本堤は上限140万円の解体助成がある
解体してから売るか迷っている方は、家のある町で使える助成を先に確かめておきましょう。
- 谷中二・三・五丁目:不燃化特区制度の老朽建築物除却助成。上限300万円(令和8年4月から拡充)。木造なら築15年を超えた建物が対象
- 東浅草二丁目・日本堤一・二丁目:不燃化集中促進助成金の建築物除却助成。平成8年5月31日以前の建物が対象で、上限140万円(令和12年度で終了予定)
- 区内全域:昭和56年5月31日以前の建物で、耐震診断で倒壊の危険性が高いとされたもの。除却工事費の1/3以内・上限50万円(台東区 老朽建築物等の除却工事費用の助成)
たとえば谷中三丁目にある築15年を超える木造の実家を解体する場合、助成の上限は300万円で、解体後の土地は空地として管理する条件がつきます(工事の約1か月前までに申請)。区のページには、助成を受けた土地をあとで売れるかや、空地として管理する期間までは書かれていません。売る予定があるなら、申請前の事前相談で確かめてください(地域整備第三課 03-5246-1365)。
当社は、買取なら建物を残したまま売れるので、解体するかどうかは査定額を見てから決めても遅くないと考えています。解体費用の目安は、家の解体料金の解説にまとめています。
区の指導に応じないまま勧告を受けると、土地の固定資産税の軽減が外れる
台東区は「東京都台東区空家等の適正管理に関する条例」で、管理されていない空き家に段階を追って対応しています(台東区 空家に関する条例)。
- 管理不全空家等(放っておくと特定空家になりそうな状態の空き家):指導 → 勧告
- 特定空家等(倒壊や衛生上の危険がある状態の空き家):助言または指導 → 勧告 → 命令 → 代執行
道路などに危険が及ぶ家には、区が所有者の同意なく、落ちそうな外壁材を取り除くなどの最小限の緊急安全措置を行えます。勧告を受けた管理不全空家は、土地の固定資産税などの軽減措置を受けられなくなります(政府広報オンライン)。この軽減を住宅用地特例といい、家が建つ土地の固定資産税を軽くする仕組みです。どれだけ上がるかは、空き家の固定資産税の解説で紹介しています。
空き家の買取で迷ったら買取くん——家財ごと現況で買い取る
家財の片付けや、建て替えられない細い道・借地の事情で売りに出せずにいる台東区の空き家なら、家財ごと現況で買い取る当社が合います。買取くん(株式会社リアテクス)は、空き家と訳あり物件の買取サービスです。電話で聞く5つに沿って、答えをまとめました。
台東区の空き家には、都内の本社から対応
当社の本社は品川区上大崎の目黒駅前にあり(目黒駅から歩いて2分)、全国対応のなかで台東区の案件も本社のチームが担当します。物件の住所と今の状態を伝えていただければ、オンラインで査定を始められます。担当者が登記・図面・現地の状況を確かめ、買い取れるかどうかと金額の目安を判断します。何日後に現地を見るかは、査定を申し込むときに電話で確かめられます。
家財を残したまま、近所に知られずに引き渡せる
残置物の撤去・リフォーム・クリーニングをせずに、今の状態のまま引き渡していただけます。撤去にかかる分を買取額にどう反映するかは、査定を申し込むときに電話で確かめられます。物件情報をポータルサイトに載せないので、隣の家との間が近い下町でも、近所に知られずに手放せます。
引き渡し後の契約不適合責任を免除する契約も選べます。免除の範囲は、物件の状況と契約条件に合わせて契約時に個別に決めます。
投資家300名以上に紹介する仕組みで、仲介手数料0円・査定は最短6時間
買取くんでは、当社が買主になるか、購入意欲の高い300名以上の不動産投資家に紹介するかの両方で物件を引き受けています。運営は、投資家からの紹介手数料が中心です。だから、売主から仲介手数料をいただく必要も、家を安く買い叩く必要もありません。仲介手数料は0円で、無料査定の結果は最短6時間でお返しします(水曜・日曜は翌営業日)。
片付けや道路の事情で売れずに止まっている家を持つ方に向く
次のような台東区の家をお持ちの方に、買取くんは向いています。
- 親の家財が残ったままで、片付けに通う時間が取れない
- 不動産会社に「前の道が細くて建て替えができない」と言われた
- 借地の上に建っていて、地主とのやりとりを自分で進めるのが負担
再建築不可・借地・底地・共有持分の家も買取の対象です。
台東区の事例ではありませんが、当社の公式サイトには、東京都北区で築50年を超えて傾きのある空き家を4,400万円で買い取った例を載せています。
一方、時間をかけてでも高く売りたい方や、自分で片付けられる方には、仲介や区の総合相談窓口のほうが向いています。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)
台東区の空き家の売却でよくある質問
台東区に空き家バンクはありますか?
台東区の空き家バンクはありません。東京都の「都内区市町村の空き家バンク一覧」に載っているのは豊島区と多摩・島しょの市町村で、台東区は入っていないんです(東京都 空き家を探す)。売るなら不動産会社か買取業者に、迷うなら区の総合相談窓口に相談しましょう。
台東区の実家を売ったとき、3,000万円控除の確認書はどこでもらえますか?
台東区役所5階の建築課監察担当でもらえます。申請してから受け取るまでは通常1〜2週間で、区役所へ行くときは前もって日時の予約が要ります(台東区 被相続人居住用家屋等確認書)。相続した空き家を売った利益(譲渡所得)から最高3,000万円を差し引ける、相続空き家の3,000万円特別控除で使う書類です。要件は3000万円特別控除の解説で紹介しています。個別の事情は税理士にご相談ください。
借地に建つ台東区の空き家も買い取ってもらえますか?
買い取る会社はあります。比較表の対応物件に借地を挙げる会社があり、借地権の買取を専門にする店は、地主との交渉を代わりに行うと案内しています。地主とのやりとりまで含めて相談できるかを、電話で聞いてみてください。
家財が残ったままの空き家でも手放せますか?
手放せます。都の空き家ワンストップ相談窓口に相談したうえで家財を整理するなら、費用(税抜)の1/2・上限5万円の補助が使えます(東京都 空き家家財整理・解体促進事業)。買取なら、家財を残したまま引き渡せる会社もあります。片付けの進め方は、残置物の解説にまとめています。
買取くんでは、台東区の建て替えられない細い道の奥にある空き家や借地の家も査定してもらえますか?
はい、査定できます。再建築不可・借地・底地の家も買取の対象で、台東区の物件は都内の本社の対応チームが受け付けます。買い取れない場合も、その理由をお伝えします。まずは物件の住所と前の道の様子を、フォームか電話でお知らせください。下がれば建て替えられる道に面した家なら、仲介の査定とも並べて比べてくださいね。
東京都全体の買取業者と買取の流れは、東京都の空き家売却を頼める買取業者31選で見比べられます。
まとめ
台東区の空き家の買取は、建て替えできない道・借地・家財など家の事情を、公式サイトで買取対象に挙げる会社に頼みます。事情がなければ、仲介と買取の両方で査定を取ります。区や都の窓口は中立の相談先で、買取はしません。買取は早い反面、仲介より安くなりやすいんです。今週中に住所と前の道・借地・家財の様子を書き出し、2社以上に5つを電話で聞いてください。
買取くんは、宅建業の免許(東京都知事(1)第107888号)を持つ当社が、提携の弁護士・司法書士・土地家屋調査士と進める買取サービスです。共有者の同意がそろわない家や、建て替えられない細い道・借地の事情で止まっている台東区の実家を、片付けずに手放したい方に合います。水・日曜に届いた査定の依頼は、翌営業日に対応します。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)

