空き家買取

江戸川区の空き家買取業者11選|区の解体助成を使う前に査定を比べる

上空から見た江戸川区上一色付近の新中川沿いに住宅が密集する街並み(江戸川区の空き家買取のイメージ)

「江戸川区の空き家、どこの会社なら買い取ってくれるの?」 「古い木造だけど、壊してからでないと売れない?」

江戸川区で空き家の売り先を探すと、まずこの2つで手が止まりませんか。区の空家等対策計画にも、借地の家の持ち主が亡くなり、別に家を構える兄弟の相続手続きが進まなかった例が載っています(江戸川区空家等対策計画)。区内11社と当社の比較表から、壊す前に比べる額と、家の事情ごとの頼み先まで決められます。

\ 他社で断られた物件も買取可能 /

借地の上の家や古い木造の実家も、壊さず今の状態のまま査定を頼めます。

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電話で無料相談する 0120-985-623

受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)

小岩・篠崎・葛西など江戸川区内の空き家買取業者11社と買取くん

江戸川区の空き家は、借地の上の家・建て替えられない通路の奥の家・家財が残る家といった家の事情を、公式サイトで買取の対象に挙げている会社に頼みます。道や家財・名義に事情がなければ、仲介と買取の両方を扱う会社で両方の査定を取りましょう。前の道が4m未満でも、道の中心から2m下がれば建て替えられる家は、こちらに入ります。候補は、南小岩・南篠崎町・瑞江・松江・鹿骨・東葛西・一之江・江戸川に事務所を置く11社と、当社です。

持ち主が住まず、貸しも売りもしていない空き家は、区内に15,530戸あります(総務省 令和5年住宅・土地統計調査)。23区の値を当社が並べてみると、世田谷区に次いで2番目の多さなんです。

区内に会社も多いので、事務所の近さだけでは候補はあまり減りません。先に表の「買取の対象」で、自分の家の事情が載っている会社を探しましょう。事務所の近さは、「現地を見に来るまで何日かかるか」を電話で比べるときの目安にしてください。区の外も含めて東京都全体で探すなら、東京都の空き家買取業者31選に31社をまとめています。

この比較は、江戸川区の空き家の買取も行う当社(買取くん)が書いています。当社を含め、各社の公式サイトで確かめた事実だけを並べました。表に出てくる言葉は、次の意味です。

  • 再建築不可:今の家を壊すと、その土地に新しい家を建てられない土地を指します
  • 借地・底地:他人の土地を借りて家を建てている状態が借地、その土地の地主側の権利を底地と呼びます
  • 共有持分:兄弟などで名義を分けたときの、1人ぶんの取り分を指します
  • 残置物:家に残ったままの家具や家電などの家財
  • リースバック:家を売ったあとも、家賃を払ってそのまま住み続ける仕組み
業者名特徴江戸川区内の事務所公式サイトに載っている買取の対象買取の形公式サイト
買取くん投資家300名以上に紹介する仕組みで仲介手数料0円品川区上大崎の本社から対応(全国対応)再建築不可・借地・底地・共有持分・相続した空き家・残置物そのまま自社での買取と投資家への紹介の両方公式HP
快晴ホーム江戸川区・葛飾区の買取専門店。荷物ありのまま南小岩狭小地・変形地・再建築不可・違反建築・事故物件(家具・荷物はそのまま)直接買取が中心(仲介も)公式HP
エドワン訳あり物件を直接買い取り、残置物の処分も任せられる瑞江再建築不可・借地・底地・共有持分・狭小地・事故物件・ゴミ屋敷直接買取公式HP
ニットー住宅区内の工務店が建売用地として買い取る南篠崎町相続物件・空き家・再建築不可・狭小物件・事故物件・ゴミ屋敷自社買取公式HP
明和リブウェル他社に断られた難しい売却の相談を受ける松江相続した家・共有持分・境界や越境の問題・再建築不可仲介が中心・自社での購入も公式HP
ジャスト瑞江・船堀・篠崎・一之江の買取を強化南篠崎町物件種別の記載なし自社買取(リフォームして販売)公式HP
三京開発内覧の対応がいらない直接の売却南小岩空き家・自宅・投資用物件直接買取と仲介公式HP
友建ホームズ城東地区で空き家・使わない土地を買い取る鹿骨空き家・使っていない土地買取(販売・仲介も)公式HP
センチュリー21エス・ジェイ自社買取なら解体・測量の費用負担なし東葛西相続した空き家仲介と直接買取(リースバックも)公式HP
財成リアルティ荷物が多い相続の家は撤去業者を手配一之江相続した家賃貸・売買仲介が中心・買取もあり公式HP
三信不動産販売解体・空き家管理まで一体で扱う南小岩土地・建物・借地(仲介の対象)仲介が中心・買取もあり公式HP
オーウィック相続・住み替えの売却相談。希望すれば買取江戸川物件の事情の記載なし仲介が中心・希望で買取公式HP

※ 表は横にスクロールできます。

表は、公式サイトに載っている買取の対象が具体的で、買取が事業の中心にある会社を先に並べました。評価の順位ではありません。

1. 買取くん(株式会社リアテクス)

買取くんの公式サイト

江戸川区で空き家の売却先をお探しなら、当社(買取くん)もぜひご検討ください。

当社は、再建築不可・借地・底地・共有持分の家のように、仲介では買い手が見つかりにくい空き家を買い取っています。買い手になるのは、当社自身か、当社が紹介する投資家です。

おすすめポイント

  • 借地や建て替えられない家も得意な物件として査定:借地の上の家や道路に接していない家で、ほかの会社に断られた → 再建築不可・底地・借地は当社の得意な物件で、他社で断られた物件も買い取れる場合があります
  • 壊さず、家財も残したまま:解体や片付けの費用を先に出せない → 残置物の撤去やリフォーム、クリーニングをせず、今の状態で引き渡せます
  • 区の外に住んでいても進められる:江戸川区の実家まで通う時間が取れない → フォームか電話で申し込め、査定は最短6時間(水曜・日曜は翌営業日)です

借地や名義の話が絡むときは、提携する弁護士・司法書士・土地家屋調査士と組んで進めます。

  • 該当エリアの拠点:都内の本社(東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前ビル2階)の対応チームが江戸川区の案件を担当します(全国対応・オンライン査定)
  • 公式サイト:公式HP

2. 株式会社快晴ホーム

株式会社快晴ホームの公式サイト

南小岩に本社がある、江戸川区・葛飾区の買取専門店です(2021年にできた会社)。訳アリ物件として、狭小地・変形地・再建築不可・違反建築・事件や事故のあった物件を挙げています。「荷物有OK」「契約不適合責任免責」とうたい、測量していない土地や私道の承諾がない土地も買い取ります。契約不適合責任は、売ったあとに見つかった不具合について売主が負う責任のことです。

  • 特徴:直接買取なので仲介手数料はかからず、現金化は最短1週間。簡易査定は30分〜1時間、現地と役所を調べる詳細査定は1〜2日と案内
  • 該当エリアの拠点:本社(〒133-0056 東京都江戸川区南小岩3-29-7)(公式の会社概要)
  • 公式サイト:公式HP

3. 株式会社エドワン(エドワン不動産買取センター)

株式会社エドワンの公式サイト

瑞江に本店を置き、1都3県を中心に訳あり物件を直接買い取る会社です(2015年設立)。買取の対象に、再建築不可・事故物件・借地や底地・狭小地や不整形地・ゴミ屋敷・共有持分を挙げています。荷物が多い家の残置物の処分も任せられ、仏壇があって手を付けられない家の相談も多いと案内しています。

  • 特徴:直接買取なら仲介手数料0円で、契約不適合責任は免責。現金化は最短1週間(条件がそろった場合)
  • 該当エリアの拠点:本店(〒132-0011 東京都江戸川区瑞江2丁目1-14 長塚第2ビル5階)。港区に新橋支店もある(公式の会社案内)
  • 公式サイト:公式HP

4. 株式会社ニットー住宅

株式会社ニットー住宅の公式サイト

南篠崎町の地域密着の工務店で、「江戸川区でもうすぐ50周年」と案内しています。建売用地・賃貸用地・リノベーション用として、同社が自社で買い取る会社です。買取の対象には、相続物件・空き家・再建築不可・狭小物件・事故物件・ゴミ屋敷・現況渡しの物件が並びます。

  • 特徴:現地調査のあと最短即日で査定額を出し、納得すれば最短即日で売れると案内(即日の現金化は手付金を含む一部)。販売市場に出さないので、誰にも気づかれずに売れるとも書いている
  • 該当エリアの拠点:本社(〒133-0065 東京都江戸川区南篠崎町3丁目11番2号)(公式の会社概要)
  • 公式サイト:公式HP

5. 株式会社明和リブウェル

株式会社明和リブウェルの公式サイト

平成9年に設立した松江の会社で、仲介を中心に、自社でも不動産を購入しています。他社に断られた「難しい売却」の例として、相続・共有持分・境界問題・越境・再建築不可を挙げています。仲介が中心なので、自社で買うかは物件ごとに聞くことになります。

  • 特徴:査定は、AIのデータと担当者の経験、近隣で実際に売れた価格を組み合わせると案内。売るまでの空き家管理のプランもある
  • 該当エリアの拠点:本社(〒132-0025 東京都江戸川区松江7-18-13)(公式の会社概要)
  • 公式サイト:公式HP

6. 有限会社ジャスト

有限会社ジャストの公式サイト

瑞江駅前の会社で、物件を査定して自社で買い取り、リフォームしてから同社が売主になって販売します。「瑞江・船堀・篠崎・一之江など、江戸川区周辺の不動産買取」を強化中と案内しています。区の東側や南東側に家がある方には、事務所の近い候補です。

  • 特徴:道や借地などの物件の事情は公式サイトに書かれていない(電話で確かめる)
  • 該当エリアの拠点:本社(東京都江戸川区南篠崎町3-1-1 ピエテ瑞江1階)(公式の会社案内)
  • 公式サイト:公式HP

7. 有限会社三京開発

有限会社三京開発の公式サイト

南小岩の会社で、江戸川区を中心に長く売却を手がけ、早く現金化したい人には買取で対応すると案内しています。同社が直接買い取るので仲介手数料はかからず、内覧の対応や買い手を募る手間もありません。

  • 特徴:施設に入るため管理が難しくなった家や、相続したが住む予定のない家の相談を受ける。定休日は水曜と案内(日曜はお客様との打ち合わせ・訪問の日)
  • 該当エリアの拠点:本社(〒133-0056 東京都江戸川区南小岩8-25-4)(公式のアクセスページ)
  • 公式サイト:公式HP

8. 株式会社友建ホームズ

株式会社友建ホームズの公式サイト

鹿骨の会社で、「あなたの不動産買わせてください!」と買取を前に出しています。江戸川区・葛飾区・江東区・墨田区の城東地区が得意で、空き家や使っていない土地の処分に困る人から、土地・戸建・マンション・一棟アパートの相談を受けています。

  • 特徴:代表は江戸川区の不動産に関わって20年と案内。中古戸建の販売や仲介も扱う
  • 該当エリアの拠点:本社(〒133-0073 東京都江戸川区鹿骨1-26-5)(公式サイト)
  • 公式サイト:公式HP

9. 株式会社エス・ジェイ(センチュリー21エス・ジェイ)

株式会社エス・ジェイの公式サイト

東葛西の売却・買取の会社で、仲介と買取のどちらにするかを比べて選べます。同社が買い取る場合は、解体・測量の費用負担も仲介手数料も要らないと案内しています。お客様の声には、東葛西2丁目の相続した空き家を買い取った例が載っています。

  • 特徴:売ったあとも住み続けるリースバックも扱う。センチュリー21の加盟店は独立・自営と公式に記載
  • 該当エリアの拠点:本社(〒134-0084 東京都江戸川区東葛西2-1-3 江商ビル1階)(公式の会社概要)
  • 公式サイト:公式HP

10. 株式会社財成リアルティ

株式会社財成リアルティの公式サイト

一之江の会社で、都営新宿線の沿線を中心に賃貸と売買の仲介を扱い、リフォーム販売と買取も行っています(財成グループの創業は1986年)。相続の家に荷物が多いときは、貴重品だけ持ち出せば、残置物の撤去業者を紹介して撤去を手配すると案内しています。

  • 特徴:仲介や買取の利用者向けに、売ったあとの不具合に備える瑕疵保証サービスがある。賃貸・売買仲介が中心で、買取もある会社
  • 該当エリアの拠点:本社(〒132-0024 東京都江戸川区一之江8-13-1)。船堀にも店舗がある(公式の会社案内)
  • 公式サイト:公式HP

11. 株式会社三信不動産販売

株式会社三信不動産販売の公式サイト

南小岩の地域密着の売買仲介の会社で、グループで不動産の買取も行っています。仲介の対象に土地・建物・借地を挙げ、建物の解体や空き家の管理まで一緒に扱います。

  • 特徴:査定価格と実際に売れた価格の差は平均6.22%と同社は説明。仲介が中心で、買取もある会社
  • 該当エリアの拠点:本社(〒133-0056 東京都江戸川区南小岩5-21-4)(公式の会社概要)
  • 公式サイト:公式HP

12. 株式会社オーウィック

株式会社オーウィックの公式サイト

江戸川区江戸川4丁目の、売却の相談を受ける会社です。相続・離婚・住み替えなどの事情に合わせた売却を手伝い、希望すれば買取にも対応して早く現金化できると案内しています。ローンが残る家を金融機関の同意を得て売る、任意売却の相談も受けています。

  • 特徴:業界歴30年以上のスタッフが対応すると案内。借地や再建築不可など、物件の事情の公式記載はない(電話で確かめる)
  • 該当エリアの拠点:本社(〒132-0013 東京都江戸川区江戸川4-1-2)(公式の会社概要)
  • 公式サイト:公式HP

区の解体助成を申し込む前に、壊さず買い取る会社の査定を取る

解体費200万円の例で区の助成100万円と自己負担100万円・撤去費を分け、契約の順番を示した図

助成を使っても工事費の残り半分と家財などの撤去費は自己負担で、解体の契約は助成決定の通知を受けてから(出典: 江戸川区老朽住宅除却工事助成事業を基に当社作成)

古い木造の空き家は、区の解体の助成を申し込む前に、壊さず今の状態のまま買い取る会社の査定を取り、手元に残る額を比べます。区の助成は、道路に2m接している古い木造の家が対象です。空き家なら、工事費の2分の1が上限100万円まで出ます。ただし助成が決まる前に解体を契約すると、助成は受けられません(江戸川区老朽住宅除却工事助成事業)。

区の空家等対策計画によると、区に寄せられた危険な空き家の多くは、50〜70㎡前後の小さな木造の一戸建てです。道路に接していない再建築不可の家のため、解体に至らない例も挙げています。古い家は壊してから売るもの、と決める前に、比べておける額があるんです。

助成の対象は、道路に2m接している昭和56年5月以前の木造住宅

区の助成を受けられるのは、次の条件をすべて満たす家です。

  • 昭和56年5月31日以前に建てた木造の家で、地下を含めて2階建てまで
  • 個人が持っている家(会社の持ち物は対象外)
  • 道路の条件(建築基準法43条)を満たしている。原則は、道路に2m以上接していること
  • 持ち主・住んでいる人・土地の持ち主(共有を含む)の全員が同意している

ほかに、耐震性が足りないことや、住民税の滞納がないことも条件です。道路の条件を満たさない家は、壊しても助成が出ません。そうした家ほど、壊す前に買取の査定を取るのが先です。借地の上の家なら、地主の同意も要ります。頼み先は次の章で見ていきます。

空き家は工事費の2分の1・上限100万円、決定前に契約すると対象外

たとえば解体と整地の費用が200万円なら、2分の1の100万円が出て、空き家の上限とちょうど同じです。残りの100万円は自分で払います。家財(区のページでは室内残留物)や塀・物置・植栽の撤去費は、助成の対象外で、これも自己負担です。解体費の目安は、家の解体費用で調べられます。

手続きは、申請から助成決定の通知まで概ね1か月です。通知を受けてから解体を契約し、工事に入ります。令和8年度の申し込みは12月25日(金)まで、契約は令和9年1月末日までです。上限100万円を受けるには、空き家であることを示す必要もあります。問い合わせ先は、建築指導課耐震化促進係(03-5662-6389)です。

助成金は、工事が終わって完了報告と請求をしてから、概ね1か月で振り込まれます。それまでの工事費の支払いと家財の片付けは、自分で用意することになります。壊してから売るなら、その費用を売値で取り戻せるかを先に確かめたいところです。壊してから売る額は、後の章「電話で確かめる5つ」の4の聞き方で、今の状態の買取額とあわせて出してもらいましょう。

壊さずに売るなら、家財ごと今の状態で買い取る会社へ

片付けや修繕、解体をせずに、今の状態のまま買い取ることを現況買取と呼びます。家財が残る古い木造でも、壊さず片付けずに買い取る会社が区内にあります。

  • 家財や荷物をそのまま買い取る:当社(現況のまま引き渡し)・快晴ホーム(荷物有OK)・エドワン(残置物の処分も任せられる)・ニットー住宅(ゴミ屋敷・現況渡しの物件)
  • 解体・測量の費用を求めない:エス・ジェイ(同社が買い取る場合)

撤去費や解体費を査定額から引くかどうかは、会社ごとに違います。後の章の4で確かめましょう。自分で片付けてから売るなら、東京都空き家ワンストップ相談窓口を通すと、家財整理の費用の2分の1(上限5万円)を都が補助します(東京都空き家家財整理・解体促進事業)。家財の処分の手間は、残置物とはで確かめられます。

借地の上の家、細い通路の奥の家、兄弟で相続した家の頼み先

借地・細い通路・兄弟の相続・事情なしの4区分ごとに、先に確かめることと頼む会社を示した図

細い通路の奥の家は先に区の細街路係で建て替えの見込みを聞き、ほかの事情は対象に挙げる会社へ頼む(出典: 江戸川区の住まいの手引き・法務省・各社公式サイトを基に当社作成)

借地の上の家は借地・底地を買取の対象に挙げる会社へ、細い通路の奥の家は区で建て替えの見込みを聞いてから頼みます。兄弟で相続した家は、全員が同意すれば相続登記をそろえて家ごと売り、話がまとまらなければ自分の持分だけを共有持分を扱う会社に頼みます。道や名義に事情のない家なら(下がれば建て替えられる道に面した家を含む)、仲介とも比べましょう。

借地の上の家は、借地・底地を買取の対象に挙げる会社へ

区の空家等対策計画には、借地に建つ家の持ち主が入院して誰も管理しなくなった例や、子どもが別に家を構えて放置され、傷んでいった例も載っています。3つとも、持ち主が亡くなったり家を離れたりしたあと、誰も手を付けないまま止まった例なんです。

借地権は、他人の土地を借りて家を建てて使う権利のことです。土地の持ち主(地主)の側の権利を底地といいます。表の会社で、この2つを公式サイトに挙げているのは次のとおりです。

  • 借地・底地を買取の対象に挙げる:エドワン・当社
  • 仲介の対象に借地を挙げる:三信不動産販売(買取の対象としての記載ではない)

たとえば借地の上の実家を継いで、地主から今後どうするかを聞かれたとします。地主との契約書(なければ地代の領収書)を手元に用意し、借地を挙げる2社に同じ資料で査定を頼みましょう。区の助成で壊す場合も、地主の同意が要ります。地主の承諾など売り方の詳しい話は、借地権とはで読めます。

細い通路の奥の家は、区の細街路係で建て替えの見込みを聞いてから

区の計画は、道路に接していない再建築不可の家のため、解体に至らない例を挙げています。「建て替えできないかもしれない」と言われた家こそ、先に区で確かめておきたいところです。

家を建てる土地は、原則として幅4m以上の道路に2m以上接していなければなりません(江戸川区 住まいの手引き 2-1)。これを接道義務と呼び、満たさない土地が再建築不可です。細い通路の奥に敷地が広がる土地は旗竿地と呼ばれ、区の手引きでは路地状敷地といいます。

通路の長さが20m以下なら、通路の幅が2m以上あることが建てる条件の一つです。20mを超えるなら、幅3m以上が要ります(耐火・準耐火でない建物で延べ面積が200㎡を超えるときは、さらに広い幅が要ります。東京都建築安全条例・住まいの手引き 2-4)。道路に2m接していなくても、建築基準法43条2項2号の許可を受ければ建てられる場合があります(住まいの手引き 2-6)。

家の前の道の幅が4m未満、という家もあります。昭和25年11月より前から家が建ち並んでいた4m未満の道は、建築基準法42条2項の道路(道の中心から2m下がれば建て替えられる道)とみなされることがあります(住まいの手引き 2-3)。この道に面した家は、下がる分だけ敷地が狭くなりますが、建て替えられます。事情のない家と同じく、仲介と買取の両方で査定を取りましょう。どちらの道か分からなければ、細街路係で家の前の道の種類を確かめてから頼み先を決めます。

細い通路の奥の家を頼む順番は、次のとおりです。

  1. 区の「指定道路情報提供サービス」の地図で家の前の道を確かめ、建築指導課細街路係(区役所第三庁舎1階・03-5662-0854)に許可の見込みを聞く
  2. 見込みが無ければ、再建築不可を買取の対象に挙げる快晴ホーム・エドワン・ニットー住宅・当社に査定を頼む(明和リブウェルも、難しい売却の例に再建築不可を挙げている)
  3. 見込みがあれば、仲介も扱う会社とも比べる

売るまでの流れは、再建築不可物件とはで追えます。

兄弟で相続した家は、全員が同意すれば家ごと、まとまらなければ持分だけを買い取る会社へ

区の計画は、「相続問題で手を付けられない」などを理由に、解体に至らない例も挙げています。冒頭の、兄弟の手続きが進まなかった例と同じ形ですね。

兄弟全員が売ることに同意できれば、相続登記をそろえて家ごと査定を頼みます。家ごとなら、表のどの会社にも頼めます。区の解体助成も、持ち主全員の同意が条件でしたね。話がまとまらなければ、自分の取り分(共有持分)だけを、共有持分を買取の対象に挙げるエドワンか当社に相談しましょう。取り分だけでも売れますが、全員で家ごと売るより値段は下がりやすくなります。明和リブウェルも、難しい売却の相談の例に共有持分を挙げています(仲介が中心)。

相続で家を受け継いだら、知った日から3年以内に名義を書き換えなければなりません。この決まりを相続登記の義務化と呼び、令和6年4月1日に始まりました。それより前に相続した家も、相続登記がまだなら対象です(法務省 相続登記の申請義務化について)。兄弟での話し合い方は共有持分とは、実家を売る流れは実家の売却で読めます。

道や名義に事情のない家は、仲介と買取の両方を扱う会社で2つの査定を取る

道路に2m以上接し(前の道が4m未満でも、下がれば建て替えられる42条2項の道を含みます)、借地でも共有でもなく、片付けも済む家なら、仲介でも売り出せます。仲介は広告で買い手を募り、内覧に立ち会う手間がかかります。三京開発は、買取ならこれが要らないと案内しています。

その代わり、買取の価格は仲介より低くなりやすいんです。当社も買取の会社ですが、この点は先にお伝えしておきます(理由は空き家の買取相場が仲介より安い理由)。両方を扱う会社は、表の「買取の形」で探せます。

  • 仲介と直接買取:エス・ジェイ(リースバックも)・三京開発
  • 買取が中心で、仲介も扱う:快晴ホーム・友建ホームズ
  • 仲介が中心で、自社での購入や買取もある:明和リブウェル・財成リアルティ・三信不動産販売・オーウィック

2つの額の聞き方と比べ方は、次の章の4で示します。売却の流れ全体は、不動産売却ガイドに順を追って載せています。

区内の業者に査定を頼む前に、電話で確かめる5つのこと

家の状況別に先に聞く質問の番号と、買取と仲介の2つの額から手元に残る額を比べる式を示した図

事情のない家は4、壊すか迷う家は3と4、借地や名義の事情がある家は3と5から聞き、4の答えは手元に残る額と期間で比べる(当社作成)

査定を頼む前に、現地を見に来る日・空き家を買い取った例・家の事情を扱うか・2つの売り方の額と引かれる費用・引き渡し後の責任の5つを電話で聞き、2社以上の答えを比べます。各社の違いは、公式サイトだけでは分からないからです。

仲介か買取か、どの会社に何を聞けばいいか、で迷っていませんか。5つすべてを満たす会社を探す必要はありません。道や名義に事情のない家なら、4を最初に聞きます。壊すか迷っている家なら3と4、借地や名義の事情がある家なら3と5を先に聞きましょう。

1. 現地を見に来る日と、査定額が出る日

比較表に入れなかったのは、日数を公式サイトに書く会社が少なく、数える区間も会社ごとに違うからです。快晴ホームのように、簡易査定(30分〜1時間)と、現地と役所を調べる詳細査定(1〜2日)で日数が分かれる会社もあります。事務所が区内にあっても、見に来る日は電話で聞くまで分かりません。

2. 空き家を買い取った例

江戸川区や、借地・再建築不可・古い木造といった近い条件の空き家を買い取った例を聞きます。町名や道の条件まで話せるかが目安です。エス・ジェイのように、東葛西2丁目の相続した空き家の買取をお客様の声に載せている会社もあります。

3. 家の事情を買い取るか

借地の上・道路に2m接していない・家財が残る・兄弟で名義を分けた、のどれに当たるかを先に伝えてから、それでも買い取るかを聞きます。答えが「現地を見てから」だけなら、何を見て決めるのかも続けて聞いておきましょう。

4. 2つの売り方の額と、そこから引かれる費用

比べるには、2つの額がそろっている必要があります。電話では「今の状態で買い取る額と、仲介で売り出す額(壊してから売る場合はその額)の両方を出せますか」と聞きます。続けて、解体費・家財の撤去費・仲介手数料・査定料を、その額から引くかも確かめます。

壊してから売る側は、区の解体助成を差し引いた自己負担で計算します。両方の額から仲介手数料と解体・撤去の自己負担を引き、手元に残る額を売れるまでの期間とあわせて比べます。助成の申請から解体、売却までは時間がかかるので、2社から両方の額を取ってから決めましょう。

5. 引き渡した後の責任を免除できるか

売った家に、契約書に書いていない傷みや不具合が後から見つかったとき、売主が負う責任を契約不適合責任といいます。快晴ホームとエドワンは、自社で買い取る場合の免責を公式サイトで案内しています。古い木造ほど、免除できるか、範囲をどう決めて契約書に書くかまで聞いておきましょう。

見るところ電話で聞くこと答えの比べ方
訪問と査定の日現地を見に来られるのはいつですか。査定額はいつ出ますか日付で答えた会社を残す
買取の例江戸川区や、借地・再建築不可の家を買い取った例はありますか町名や道の条件まで話せるか
家の事情借地の上の家や、道路に2m接していない家も買い取りますか「見てから」だけで終わらないか
手元に残る額今の状態で買い取る額と、仲介で売り出す額(壊してから売る場合はその額)の両方を出せますか。解体費・家財の撤去費・仲介手数料は引きますか両方の額から仲介手数料と解体・撤去の自己負担を引いた手元に残る額と、売れるまでの期間で比べる
引き渡し後の責任契約不適合責任は免除できますか。範囲はどう決めますか免除の有無と範囲を契約書に書くか

買取業者の選び方の全体は、空き家買取業者の選び方で確かめられます。

借地や再建築不可の家で迷ったら買取くん——借地・底地も買取の得意分野

借地の上の家や道路に2m接していない家で売り先が決まらないなら、当社が合います。借地・底地・再建築不可を得意な物件に挙げ、壊さず今の状態で買い取るからです。

品川区上大崎の本社から、江戸川区の空き家にも対応

買取くん(株式会社リアテクス)の本社は、目黒駅から歩いて2分の品川区上大崎にあります(会社情報)。江戸川区の空き家も、この本社の担当者が受け持ちます。宅地建物取引業の免許は、東京都知事(1)第107888号です。

物件の所在地と今の状況をフォームか電話で伝えれば、相談を始められます。書類は後からで大丈夫です。買い取れるかと金額の目安は、担当者が登記・図面・現地の状況を確かめて判断します。何日後に現地を見るかは、査定を申し込むときに電話で確かめられます。

借地・底地・再建築不可が得意で、他社で断られた物件も買取可能

当社は、再建築不可・共有持分・底地・借地・相続した空き家・立退き・空室やボロの家を、得意な物件として買い取っています(買取くんの事業紹介)。前の章で見た借地の家、建て替えの見込みが無い通路の奥の家、兄弟で名義を分けた家も、この中に入ります。他社で断られた物件も、買い取れる場合があります。買い取れないときも、理由をお伝えします。

壊さず家財ごと引き渡せて、近所にも知られにくい

残置物の撤去やリフォーム、クリーニングをせずに、今の状態のまま引き渡していただけます。区の助成で壊すと、費用の残り半分と家財の撤去費は自己負担でした。当社なら壊す前の姿で査定するので、前の章の4で比べる「今の状態で買い取る額」をそのまま出せます。撤去にかかる分を買取額にどう反映するかは、査定を申し込むときに電話で確かめられます。

契約不適合責任を免除する契約も可能です(免除の範囲は物件の状況・契約条件により、契約時に個別に定めます)。物件情報をポータルサイトなどに載せないので、ご近所や知人に知られずに手放したい方にも対応できます。

300名以上の投資家に紹介する仕組みだから、仲介手数料0円で最短3日

物件ごとに、当社が買主になるか、常時300名以上いる投資家ネットワークの投資家へ紹介するかを決めます。当社の収入は投資家からいただく紹介手数料が基本なので、売主様から仲介手数料はいただきません。

広告や内覧で買い手を探す期間がないので、売却は最短3日でまとまります。査定は最短6時間で、水曜・日曜は翌営業日の対応です。

借地や建て替えられない通路の奥で話が止まった家や、壊さず家財ごと手放したい実家を持つ人に向く

道路も名義も問題がなく、時間をかけて高く売りたいなら、仲介も扱う区内の会社のほうが向いています。一方、次のどれかに当てはまる方は、当社に一度ご相談ください。

  • 借地の上の家で、地主との話も含めて任せたい
  • 区の細街路係で聞いても、家の前の通路では建て替えの許可の見込みが無いと分かった
  • 解体の費用と家財の片付けを先に出さずに手放したい

当社が買い取った事例(公式サイト掲載)のうち東京都の物件は、北区の築50年を超えて少し傾きのある家で、4,400万円でした(江戸川区の外の物件です)。窓口役のご家族は平日の日中に動けない状況でしたが、「土曜日も動いてくださり、さらにはSMSでのやり取りもしてくださりました」と声を寄せてくださいました。平日に動きにくい方は、申し込むときに連絡の取り方もご相談ください。

\ 最短3日で現金化・全国対応 /

借地の上の家や、建て替えの見込みが無い通路の奥の家も、所在地と今の状況を伝えれば相談を始められます。

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電話で無料相談する 0120-985-623

受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)

江戸川区で空き家を売るときによくある質問

江戸川区の空き家の困りごとは、区役所のどの課に聞けばいいですか?

区は内容ごとに窓口を分けています。建物の傷みや倒れそうな危険は、建築指導課監察係(03-5662-6489)です。伸びすぎた庭木は環境課相談係(03-5662-1996)、空き家の使い道は福祉推進課住宅係(03-5662-0517)が受けます(江戸川区の空き家の取組み)。

売却や相続の相談は、全日本不動産協会江戸川支部が区の後援で開く、弁護士などの不動産無料相談会(定員あり・電話で申込)でできます。都の空き家ワンストップ相談窓口(0120-776-735・平日9〜18時)も使えます。

相続した江戸川区の実家を売るとき、3,000万円控除の確認書は窓口に行けば当日もらえますか?

当日の交付は区のページに書かれていないので、予約の電話で交付までの日数も聞きましょう。申請は区役所第三庁舎5番窓口(建築指導課監察係)で受け付け、職員が少ないため来庁の日時を事前に予約します。家族など申請者以外が出すときは委任状が要り、出した添付資料は返ってきません(江戸川区の空き家の取組み)。

対象は昭和56年5月31日以前に建てた家で、相続から3年を経過する年の12月31日までに売ることなどが条件です。相続空き家の3,000万円特別控除は、相続した家を売った利益(譲渡所得)から最大3,000万円を差し引ける特例です。要件は3,000万円特別控除で解説しています。

江戸川区に空き家バンクはありますか?

都がまとめた区市町村の空き家バンクの一覧に、江戸川区は載っていません(東京都 空き家を探す)。区の空き家と活用希望者のマッチング事業は、地域の活動の場として空き家を貸してよい持ち主と、使いたい人を紹介する事業です。自宅用の物件を紹介するものではなく、売却の窓口でもありません。売るなら、上の質問の相談先か、買取・仲介の会社に頼みましょう。

家の前の道が細いと言われた江戸川区の空き家は、区に道を広げてもらえば建て替えられますか?

道を広げるのは区ではなく、建築主や土地の持ち主です。区は、その人たちが区の基準で細い道を広げるとき、ブロック塀やフェンスの撤去、水道管の移設などの費用を助成します(拡幅整備助成金・窓口は土木部施設管理課)。前の道が42条2項の道路なら、道の中心から2m下がれば建て替えられます。建築基準法の道路でない道なら、43条2項2号の許可が要ります。どちらに当たるかは、先に建築指導課細街路係(03-5662-0854)で聞きましょう。

買取くんでは、江戸川区の借地に建つ空き家の査定もお願いできますか?

できます。底地・借地は、当社の得意な物件の一つです。物件の所在地と今の状況をフォームか電話でお知らせいただければ相談を始められ、書類は後からで大丈夫です。物件情報をポータルサイトなどに載せないので、ご近所に知られにくく進められます。査定は無料なので、地主との話を決める前の判断材料にも使えます。

まとめ

江戸川区の空き家は、家の事情を買取の対象に挙げる会社へ頼みます。古い木造は、区の解体助成の前に今のまま買う会社の査定と比べます。助成は道路の条件つきで、家財の撤去費は出ません。買取は早い分、仲介より安くなりやすいんです。建て替えられない道・借地・家財の事情があれば「買取の対象」が合う2社、なければ(下がれば建て替えられる道の家を含む)仲介も扱う2社に電話します。都内全体は東京都の空き家買取業者31選で探せます。

買取くんを運営する当社は宅建免許(東京都知事(1)第107888号)を持ち、借地・底地・再建築不可を得意な物件に挙げ、借地や再建築不可で売り先が決まらない実家に向いています。

\ 査定最短6時間・仲介手数料0円 /

区の解体助成を申し込む前に、壊さず売る場合の金額を比べられます。

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監修

株式会社リアテクス 執行役員 鶴野博之

鶴野 博之

株式会社リアテクス 執行役員

宅地建物取引士(東京)第257503号/賃貸経営管理士/FP2級

一棟投資物件専門の仲介会社で不動産業界に参入後、前職では「訳あり・瑕疵物件」に特化したコンサルティングプログラム責任者として600名以上の投資家の購入から売却までに携わる。自身も再建築不可物件を中心に訳あり物件へ投資し、転売売買から保有物件まで数々の実績を持つ。