「相模原市の空き家、買い取りを頼める会社はどこ?」 「古い家だから、市の補助で壊してから売るべき?」
売り先探しと、壊すかどうか。実は決める順番があるんです。壊して更地にしてから売るのが近道に見えますよね。でも相模原市の解体の補助は上限50万円(世帯全員が非課税なら80万円)で、補助が決まる前に工事を契約すると受けられません。壊す前に今のままの査定を取る順番と、市内10社の比べ方をお伝えします。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)
相模原市の中央区・南区・緑区にある空き家買取業者10社と買取くん
相模原市の空き家は、家財が残る・道路に接していないといった自分の家の事情を、公式サイトで買取の対象に挙げている会社に頼みます。道や家財に事情がない家は、仲介と買取の両方を扱う会社で両方の査定を取りましょう。共有名義でも兄弟全員が売ると決めているなら、相続登記で名義をそろえれば同じように比べられます。
候補は、中央区の千代田・小山・上溝・横山台・中央、南区の相模大野・上鶴間本町・相南・西大沼、緑区の橋本に事務所を置く10社です。市内で持ち主が使わず、貸しにも売りにも出していない空き家は11,800戸。平成30年から1,400戸増えています(第2次相模原市空家等対策計画)。
表は、まず「公式サイトに載っている買取の対象」の列から見て、自分の家の事情が書かれた会社に印をつけましょう。事情のない家なら、「買取の形」の列で仲介も扱う会社を選びます。事務所の近さは、現地を見に来るまで何日かかるかを電話で比べるときの目安です。神奈川県のほかの市も含めた会社は、神奈川県の空き家買取業者18選で比べられます。
この記事は、相模原市の空き家の買取も行う当社(買取くん)が書いています。当社も含め、各社の公式サイトで確かめた事実だけを並べました。表に出てくる言葉は、次の意味です。
- 再建築不可:今の家を壊すと、その土地に新しい家を建てられない土地のことです
- 共有持分:兄弟などで名義を分けたときの、1人ぶんの取り分のことです
- 底地・借地:他人の土地を借りて家を建てている状態を借地、その土地の地主側の権利を底地と呼びます
- 残置物:家に残ったままの家具や家電などの家財のことです
| 業者名 | 特徴 | 相模原市内の事務所 | 公式サイトに載っている買取の対象 | 買取の形 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|
| 買取くん | 投資家300名以上に紹介する仕組みで仲介手数料0円 | 東京都品川区上大崎の本社から対応(全国対応) | 再建築不可・共有持分・底地・借地・相続した空き家・残置物そのまま | 自社での買取と投資家への紹介の両方 | 公式HP |
| 友伸不動産 | 直接買取で最短1週間の現金化 | 中央区千代田 | 築年数が古い・立地が悪い・権利関係が複雑な物件、家具・家電が残る物件(お客様の声に例) | 自社で直接買取(仲介・管理も扱う) | 公式HP |
| サンユー建設 | 町田・相模大野の住宅会社が直接買取 | 南区相模大野(相模原センター) | 土地・中古戸建て・マンション(査定基準で対象外あり)、兄弟の共有名義で相続した家(お客様の声に例) | 自社で直接買取(買い取らない場合は仲介) | 公式HP |
| 日本土地企画 | 代表が相続診断士・2024年設立 | 中央区小山 | 複雑な権利関係の物件・相続物件・廃屋 | 直接買取(仲介・管理も扱う) | 公式HP |
| グリーンランド | 売り出して6か月で売れなければ買取を保証 | 中央区上溝 | 取り扱いが困難と思われる物件・処分に困っている空家 | 買取と仲介(6か月の買取保証) | 公式HP |
| SumikA | 南区と町田市の売却に絞った会社 | 南区上鶴間本町 | 誰も住んでいない実家をそのままの状態で | 直接買取と仲介 | 公式HP |
| ピュアホーム | 自社の現金買取と買取業者の紹介の両方 | 南区相南 | 空き家・相続物件・古家付き土地・再建築不可・遠方の不動産(相談) | 現金買取・買取業者の紹介・仲介 | 公式HP |
| 相模原市売却相談カウンター | 買取業者の中から条件の良い先を探す窓口も持つ | 南区西大沼 | 戸建て・マンション・空き家を今の状態のまま | 自社買取・買取業者の紹介・買取保証付きの仲介 | 公式HP |
| ハウスドゥ 相模原横山台 | 訪問の場で買取と仲介の3段階の価格を示す | 中央区横山台 | 一戸建て・マンション・土地(物件の事情の記載なし) | 買取と仲介・リースバック | 公式HP |
| スターハウジング | 平成17年から買取・電話査定は早ければ1時間 | 中央区中央 | 相続した不動産・住み替えの自宅(物件の事情の記載なし) | 買取と仲介(買取保証あり) | 公式HP |
| リビングホーム | 橋本で1995年から・相続の相談 | 緑区橋本 | 相続して使っていない空き家・空き地(全国の物件も対応) | 仲介・賃貸が中心で買取もある | 公式HP |
※ 表は横にスクロールできます。
並び順は、公式サイトで買い取る家の事情を具体的に挙げ、直接買取を前面に出す会社を先にしました。物件の種類だけを書く会社や、仲介が中心の会社は後ろです。評価の順位ではありません。
1. 買取くん(株式会社リアテクス)

相模原市で空き家の売却先をお探しなら、当社(買取くん)もぜひご検討ください。
当社は、建て替えのできない土地に建つ家や、兄弟で名義を分けた家のように、ほかの不動産会社が扱いを見送りがちな空き家を買い取っています。当社が自ら買主になる場合と、投資家ネットワークの投資家へ紹介する場合の両方で引き受けます。
おすすめポイント
- 道路に接していない家も査定:建て替えできないと言われ、売り先が決まらない → 再建築不可は得意な物件の一つで、他社で断られた物件も買取可能です
- 家財ごと今の状態で引き渡せる:家財が残り、修繕もしていない → 残置物の撤去やリフォームをせずに引き渡せます
- 市外に住んでいても頼める:平日に相模原市まで通えない → フォームか電話で申し込めて、査定は最短6時間(水曜・日曜は翌営業日)です
名義や相続の手続きが絡むときは、提携する弁護士・司法書士・土地家屋調査士と組んで進めます。
- 該当エリアの拠点:相模原市にも対応(全国対応/オンライン査定)。相模原市内の案件は本社(東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前ビル2階)の対応チームが対応します
- 公式サイト:公式HP
2. 有限会社友伸不動産

千代田に本社を置き、「その不動産買い取ります。」と直接買取を前面に出す会社です(宅建 神奈川県知事(8))。築年数が古い・立地が悪い・権利関係が複雑な物件も、積極的に買い取ると案内しています。同社が直接買うので、仲介手数料はかかりません。
- 特徴:現金化は最短1週間、決済は最短1営業日(不動産の状況により異なると注記)。お客様の声に、中央区の相続した実家の買取と、家具・家電を残したままのマンションの買取を載せている。仲介・賃貸管理も扱う
- 該当エリアの拠点:本社(〒252-0237 神奈川県相模原市中央区千代田2-10-20)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
3. サンユー建設株式会社(相模原センター)

町田・相模原を中心に住宅を手がける会社で、相模大野のセンターでも売却の相談を受けています。土地・中古戸建て・マンションを「サンユー建設が直接買取ります」と案内し、直接買い取るときは仲介手数料がかかりません。
- 特徴:査定基準で買取の対象外になる物件もあり、その場合は仲介で売る手伝いに切り替える(仲介手数料あり)と明記。お客様の声に、兄弟4人の共有名義で相続した土地建物の買取と、築30年余りのアパートを今の状態のまま買い取った例を載せている
- 該当エリアの拠点:相模原センター(〒252-0303 神奈川県相模原市南区相模大野7-1-6)。町田市・新横浜にもセンターがある(公式の買取ページ)
- 公式サイト:公式HP
4. 日本土地企画株式会社

小山に本社を置き、2024年に開業した会社です(宅建 神奈川県知事(1))。代表は、大手の建設不動産会社で約20年働いてきた相続診断士。マンション・戸建・土地・アパートを直接買い取り、「複雑な権利関係や相続物件、廃屋なども独自のノウハウで迅速に対応」と案内しています。
- 特徴:空き地・空き家の管理も受けている。仲介や管理も扱う会社で、相続が絡む家の相談先に向く
- 該当エリアの拠点:本社(〒252-0205 神奈川県相模原市中央区小山2丁目6番38号)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
5. 株式会社グリーンランド

上溝に本社があり、買い取った家をリノベーションして売る事業もしている会社です(宅建 神奈川県知事(3))。「一般的には取り扱いが困難と思われる物件も」積極的に買い取り、「処分に困っている空家等」も積極的に買い取ると案内しています。
- 特徴:仲介で売り出して6か月以内に売れなければ、同社が買い取る買取保証がある(諸条件あり・すぐの買取にも対応)。税理士・司法書士と組んだ無料相談もある
- 該当エリアの拠点:本社(〒252-0243 神奈川県相模原市中央区上溝2221-8)(公式の会社紹介)
- 公式サイト:公式HP
6. 株式会社SumikA

上鶴間本町にあり、相模原市南区と町田市に絞って不動産の売却を扱う会社です。空き家の買取もしていて、「誰も住んでいないご実家など、そのままの状態での買取も可能」と案内しています。
- 特徴:同社が直接買い取る方法と、仲介で売る方法の両方を扱う。営業は10時〜18時で、定休は第1・3火曜と毎週水曜
- 該当エリアの拠点:本社(〒252-0318 神奈川県相模原市南区上鶴間本町2丁目11-11)(公式のアクセスページ)
- 公式サイト:公式HP
7. ピュアホーム有限会社

小田急相模原駅から歩いて2分、相南にある会社です(宅建 神奈川県知事(6))。空き家・相続物件・古家付き土地・再建築不可物件・遠方の不動産など、「どのような不動産でもご相談可能」と案内しています。
- 特徴:提案は、自社の現金買取・買取業者の紹介・仲介の3つ。複数の買取会社や売り方を比べながら検討できるとしている。査定は無料で、売るかどうかは査定のあとで決められる
- 該当エリアの拠点:本社(〒252-0312 神奈川県相模原市南区相南4丁目3-34)(公式の会社紹介)
- 公式サイト:公式HP
8. 相模原市売却相談カウンター(株式会社ランドゲート)

西大沼にある売却の窓口で、株式会社ランドゲートが運営しています。自社が今の状態のまま直接買う買取は、平均1か月・最短2週間で現金化と案内しています。広告を出さずに買うので、周りに売ることを知られにくいとしています。
- 特徴:売主の代わりに買取業者の中から条件の良い先を探す紹介と、一定期間売り出して売れなければ買取に切り替える買取保証付きの仲介もある。「空き家が遠方にあるため管理できない」相談も受ける。定休は火・水
- 該当エリアの拠点:本社(〒252-0332 神奈川県相模原市南区西大沼4-8-50)(公式の運営会社ページ)
- 公式サイト:公式HP
9. ハウスドゥ 相模原横山台(夢のなかまたち株式会社)

横山台にあるハウスドゥの加盟店で、夢のなかまたち株式会社が営んでいます(宅建 神奈川県知事(2))。頼んだその日に訪問できることもあり、訪問の場で価格を示すと案内しています。
- 特徴:すぐに買い取れる金額に加え、仲介で3か月程度・1か月程度で売れる金額の3段階で提案する。売った後も住み続けられるリースバックもある。道路や家財など物件の事情は公式サイトに書かれていないので、電話で確かめる
- 該当エリアの拠点:店舗(〒252-0241 神奈川県相模原市中央区横山台2丁目13番1号1F)(公式の店舗紹介)
- 公式サイト:公式HP
10. 株式会社スターハウジング

相模原駅に近い中央に本社があり、平成17年から不動産の買取をしている会社です(宅建 神奈川県知事(5))。一定期間内に売れなければ、あらかじめ約束した価格で同社が買う買取保証があります。
- 特徴:査定は、電話なら早ければ1時間程度、フォームなら2営業日程度でおおよその価格をメールで返すと案内。提携税理士による相続の無料診断もある。物件の事情は公式サイトに書かれていないので、電話で確かめる
- 該当エリアの拠点:本社(神奈川県相模原市中央区中央1-14-10)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
11. 有限会社リビングホーム

橋本で1995年から営む会社で、代表は相続対策専門士です(宅建 神奈川県知事(7))。「相続したけど利用していない空き家・空き地など不要な不動産を買い取り致します」と案内しています。全国各地の物件や、ローンを払っている途中の物件にも対応すると書いています。
- 特徴:売買・賃貸の仲介が中心で、買取もある会社。相続・家族信託・任意売却の相談も受ける。今回調べた範囲では、緑区で公式に買取を案内しているのはこの1社
- 該当エリアの拠点:本社(〒252-0143 神奈川県相模原市緑区橋本6-31-17 リビングホームビル)(公式の会社概要)
- 公式サイト:公式HP
古い空き家を壊す前に、市の解体補助と買取査定を比べる

補助の対象条件と、200万円(仮の値)で壊した場合の自己負担150万円を、今のままの買取査定と並べて比べる図(出典: 相模原市 危険な老朽空き家等除却費補助金・第2次相模原市空家等対策計画を基に当社作成)
古い空き家は、市の解体の補助を申し込む前に、壊さず今の状態のまま買い取る会社の査定を取り、手元に残る額を比べます。市の補助の対象は、平成12年5月31日以前に建築確認を受け、1年以上住んでいない戸建てです。補助が決まる前に解体を契約すると、補助は受けられません。
市が空き家の所有者に聞いた調査(平成30年度・38人)では、今後の予定は「売却する」が23.4%、「解体する」が12.8%でした。売るか壊すかで、持ち主の考えも分かれているんです。
補助の対象は、平成12年5月以前の建築確認で、傷みが進んだ家か道路に接していない家
市の「危険な老朽空き家等除却費補助金」は、次の条件をすべて満たす空き家が対象です。
- 平成12年5月31日以前に建築確認済証を取った、個人が持つ戸建て
- 1年以上、だれも住んでいない
- 交通量のある道路や隣の家に近く、周りに悪い影響を与えるおそれがある
- 所有権以外の権利が付いていない
そのうえで、傷みが進んだ家(市の基準で外観の評点が100点以上)か、道路に接していない家(許可を得ていない敷地)であることが求められます。共有名義や、相続人が何人もいる家なら、全員の同意書も要ります。
基準日は、旧耐震の昭和56年ではなく平成12年5月31日です。傷みが軽い家は、対象から外れることもあります。どちらに当たるかは、市の職員が現地を見る事前調査で決まるんです。
補助は工事費の半分か50万円の低いほう、決まる前に契約すると受けられない
補助額は、工事費の2分の1・床面積×1㎡あたり36,000円(木造)・上限50万円のうち、いちばん低い額です。世帯全員が非課税なら、上限は80万円になります。
たとえば木造・床面積100㎡の家で、解体と家財の処分に仮に200万円かかるとします。工事費の半分は100万円、床面積×36,000円は360万円なので、補助は上限の50万円です。残る150万円は自分で払います(非課税世帯なら補助80万円・残り120万円)。200万円は計算のための仮の値で、解体費の相場は家の解体費用にまとめています。
敷地の中の家財(動産)を処分する費用も補助の対象に入ります。ただし、半分・上限50万円の枠の中での話です。
手続きは、工事をする年度の10月末日までに事前調査を申し込み、11月末日までに交付申請、1月末日までに工事を終える流れです。予算に達すると締め切られるので、まず住宅課(042-769-9817)に電話しましょう。
補助で壊すと、事前調査の申し込み(10月末日まで)から工事の完了(1月末日まで)まで、数か月かかります。その間の自己負担と片付けの手配は、自分で用意することになります。さらに壊すと、住宅用地特例(家が建っている土地の固定資産税を軽くする仕組み)が外れます。市の計画も、税額が上がるので空き家を残すケースがあると書いています。特例が外れたあとの税の変わり方は、空き家の固定資産税で確かめられます。
壊してから売るなら、この費用と税を売値で取り戻せるかを、今のままの査定と比べてから決めましょう。道路に接していない家を壊すと、新しい家を建てられない土地が残る
市の計画は、建築確認を受けていない家などについて「接道の問題など現行の法制度に適合しないため、売却や建て替えが困難」と課題に挙げています。
家を建てる土地は、原則として道路に2m以上接していなければなりません(建築基準法43条)。この決まりが接道義務です。接道義務を満たさず、今の家を壊すと建て替えられない土地を、再建築不可と呼びます。
市の補助は、道路に接していない家も対象にしています。ただ壊すと、許可を受けない限り新しい家を建てられない土地が残り、買い手は限られます。市も解体費の概算のページで「空き家の立地状況や接道状況により、解体費用等が大幅に高くなる場合があります」と注記しています(市の解体費用の概算のページ)。
たとえば、道路に接していない古い実家を相続し、補助で壊そうか迷っているとします。その場合は、次の順で決めましょう。
- 壊す前に、建物ごと今の状態で買い取る会社に査定を頼む。表で再建築不可を挙げるのは、ピュアホーム(買取の相談の対象として)と買取くん。権利関係が複雑な物件を挙げる友伸不動産・日本土地企画にも、同じ資料で聞ける
- その金額と、補助で壊した場合の自己負担・更地の売値の見込みを並べる。解体費と更地の売値の概算は、市が案内する無料のシミュレーターで調べられる
前の道が4m未満でも、下がれば建て替えられる道(建築基準法42条2項の道路)に面した家は、再建築不可ではありません。下がる分だけ敷地は狭くなりますが、事情のない家と同じく仲介と買取の両方で査定を取りましょう。どちらの家か分からないときは、市役所の建築の窓口で前の道の種類を確かめてから頼み先を決めます。窓口は、建築指導課など道の種類を調べられる課です。
建て替えできない理由や、自分の土地が当たるかの調べ方は、再建築不可物件とはに載っています。
家財が残る家や市外から通えない家など、家の事情ごとの頼み先

自分の家の事情に当たる行を選ぶと、先に確かめることと査定を頼む会社が分かる図(出典: 相模原市 世論調査(平成28年度)・相模原市空き家家財処分等補助金・各社公式サイトを基に当社作成)
家財が残る家は家財ごと買い取ると公式に書く会社へ、市外に住んで通えない家は遠方の持ち主の相談を公式に挙げる会社へ頼みます。兄弟で相続した家は、全員が売ると決めたかどうかで頼み先が分かれます。津久井・相模湖・藤野の家は、市の家財処分の補助を使うかを先に決めましょう。道や家財、名義に事情のない家は、仲介とも比べます。
家財が残る家は、家財ごと今の状態で買い取ると書く会社へ
市も家財整理のページで、「見積もりは2~3社からもらい、価格やサービスを比較して業者を選ぶ」と案内しています(市の家財整理のページ)。片付けを先にするなら、その費用も自分で払うことになります。
片付けや修繕・解体をせずに、今の状態のまま買い取ること。これを現況買取と呼びます。表の中で、家財ごと買うと公式に書く会社は次のとおりです。
- 買取くん:残置物の撤去・リフォーム・クリーニングをせずに引き渡せる
- 相模原市売却相談カウンター:現況のまま直接購入する
- SumikA:誰も住んでいない実家を、そのままの状態で買い取れる
- 友伸不動産:家具・家電を残したままのマンションを買い取った例を、お客様の声に載せている
撤去費を査定額から差し引くかどうかは、会社ごとに違います。電話で聞くときに、費用とあわせて確かめておきましょう。家財をどう片付けるかで迷うなら、残置物とはで処分の方法ごとの違いが分かります。
市外に住んで通えない家は、現地へ行く回数を聞いてから頼む
市の世論調査(平成28年度)で、空き家を持つと答えた人は77人。そのうち困りごとの最多は「遠方に居住、時間がない、高齢であるなどの理由で自身での管理が難しい」でした。その割合は23.4%です。
市外に住んで通えない家は、空き家が遠くにあって管理できない相談を公式に挙げる、相模原市売却相談カウンターや当社に頼みます。相模原市売却相談カウンターは「空き家が遠方にあるため管理できない」相談も受けると案内しています。買取くんも、遠方の空き家を相続して管理も売却も手つかずのまま、という相談を受けています。買主を探す内覧がないので、その立ち会いもありません(買取くんの事業紹介)。
ただ、査定・契約・引き渡しで現地へ何回行く必要があるかは、どの会社も公式サイトに書いていません。買取くんも含めて、電話で回数を聞いてから頼みましょう。⇒回数を数で答えた会社なら、市外からでも段取りを組めます。
売るまでの草刈りや見回りは、市が案内するシルバー人材センターの空き家の管理に頼めます。中央・南・緑の事務所と、津久井・相模湖藤野の連絡所が窓口です(市の相談窓口のページ)。
兄弟で相続した家は、全員が売ると決めたかで頼み先が分かれる
家全体を売るには、名義人全員の同意が要ります。全員が売ると決めたら、まず相続登記で名義をそろえましょう。相続登記の義務化とは、相続で家を受け継いだと知った日から3年以内に名義を書き換える義務のことです。令和6年4月1日に始まり、正当な理由なく怠ると10万円以下の過料が科される可能性があります(法務省 相続登記の申請義務化に関するQ&A)。
名義がそろえば、事情のない家と同じく、仲介と買取の両方で査定を取って比べられます。道路に接していない・家財が残るなど、ほかの事情があるなら、その事情を扱う会社へ頼みます。サンユー建設は、兄弟4人の共有名義で相続した土地建物を買い取った例を、お客様の声に載せています。
たとえば兄弟3人で実家を相続し、1人が売ることに反対しているとします。この場合、家ごと売る話は止まります。それでも、自分の取り分(共有持分)だけなら、ほかの兄弟の同意がなくても売れるんです。
兄弟の同意がそろわず自分の取り分だけを手放すなら、共有持分を買取の対象に挙げる会社へ頼みます。表の中では買取くんがそれに当たります。表の他社にも同じことを電話で聞き、2社目の答えをそろえましょう。ただ、取り分だけを売ると、全員で家ごと売るより値段は下がりやすくなります。
なお、市の解体の補助は全員の同意書、市の空き家バンクは相続登記が済んでいることが条件です。持分の売り方は共有持分とは、実家を売る流れは実家の売却にまとめています。
津久井・相模湖・藤野の家は、家財処分の補助を使うか買取に出すかを先に決める
市の世論調査で、身近な問題のある空き家として「樹木や雑草が敷地からはみ出すほど茂っている」を挙げた人は、緑区で33.3%でした。緑区は、使われていない空き家が住宅に占める割合も、市内3区でいちばん高いんです(4.1%。総務省 令和5年住宅・土地統計調査の区ごとの値から当社が計算)。
津久井・相模湖・藤野地区には、空き家の家財を片付けるときに使える市の補助金があります(相模原市空き家家財処分等補助金)。
- 対象:3地区にある、だれも住んでいない一戸建て(土砂災害警戒区域などの家は対象外)
- 補助額:家財の処分と清掃に5万円を超えてかかるとき、その半分(上限20万円)
- 条件:補助を受けた日から2年は、移住者に売る・貸す・譲る場合に限られる。「里まっち」への登録と、申請前に里まち移住・定住促進協議会(窓口は藤野観光協会)への相談も要る
2年以内に移住者以外へ売ったり、取り壊したりすると、補助金は返すことになります。移住者に売る・貸すつもりなら、補助を使って片付けましょう。買取業者に早く売りたいなら補助は使わず、家財ごと買い取る会社へ今の状態で査定を頼みます。2つは同時には選べません。
たとえば藤野地区の実家に家財が残っていて、補助で片付けてから移住を希望する人を待つか迷うとします。⇒移住者を2年待てるかどうかで決めましょう。
今回調べた範囲では、津久井・相模湖・藤野地区に事務所を置き、公式サイトで買取を案内する会社は見つかりませんでした。緑区に事務所を置くのは、橋本のリビングホームです。中央区・南区の会社と買取くんにも、津久井・相模湖・藤野の家を扱うか電話で聞きましょう。南区と町田市に絞るSumikAは、聞く相手から外して構いません。
事情のない家は、仲介と買取の両方の価格を出す会社で比べる
道路に2m以上接し(下がれば建て替えられる道に面した家を含む)、借地でなく、共有なら兄弟全員が売ると決めていて、片付けも済む家。築年数が古いだけの家も、ここに入ります。こうした家は、仲介と買取の両方の価格を出す会社に頼み、手元に残る額と売れるまでの期間を比べます。表の中で、両方の価格を出す仕組み(3段階の価格提示・買取保証)を公式サイトに書いているのは、次の4社です。
- ハウスドゥ 相模原横山台:買取額と、仲介で3か月程度・1か月程度で売れる額の3段階
- グリーンランド:売り出して6か月で売れなければ、同社が買取を保証
- スターハウジング:一定期間内に売れなければ、約束した価格で買取
- 相模原市売却相談カウンター:売れなければ買取に切り替える、買取保証付きの仲介
買取保証の細かい条件は、各社に電話で確かめましょう。仲介は、内覧や広告、買い手の住宅ローン審査を待つ期間がかかります。一方で、買取の価格は仲介より低くなりやすいんです。当社も買取の会社なので、ここははっきりお伝えしておきます。
価格が下がる理由は、空き家の買取相場が仲介より安い理由で説明しています。県内で仲介と買取を比べる手順は、神奈川県の空き家売却で確かめられます。
相模原市の業者に査定を頼む前に、電話で聞く5つのこと

電話で聞く5項目と、壊すか迷う家は3と4、市外に住む人は1と3を先に聞く順番を整理した図(当社作成)
査定を頼む前に、現地を見に来る日・空き家を買い取った例・家の事情を扱うか・かかる費用・引き渡し後の責任の5つを電話で聞き、2社以上の答えを比べます。5つすべてを満たす会社を探す必要はありません。壊すか迷っている家なら3と4、市外に住んでいるなら1と3を先に聞きましょう。事情のない家なら、仲介で売り出す価格と買い取る価格の両方を出せるかを最初に聞いてください。
市の世論調査で空き家を持つ77人のうち、「空き家の売却や賃貸する相手方が決まっていない」を選んだ人は16.9%でした。「管理を頼める人がいない又は業者が分からない」も6.5%います。公式サイトだけでは、各社の違いまでは分からないんです。
1. 現地を見に来る日と、価格が出る日
各社の数える区間がそろっていないので、この項目は比較表に入れていません。横山台のハウスドゥは訪問の場で価格を示し、スターハウジングは電話なら早ければ1時間程度で答えます。現金化までなら、相模原市売却相談カウンターは最短2週間、友伸不動産は最短1週間です。答えの単位が違うので、「現地に来る日」と「価格が出る日」を分けて聞きましょう。
2. 空き家を買い取った例
相模原市の家や、道路に接していない・家財が残る・共有名義といった近い条件の家を、買い取った例があるかを聞きます。友伸不動産は中央区の相続した実家の買取を、サンユー建設は兄弟の共有名義で相続した家の買取を、お客様の声に載せています。町名や道の条件まで話せるかも見ておきましょう。
3. 家の事情を買い取るか
道路に接していない・家財が残る・兄弟の同意がそろわない、のどれに当たるかを先に伝えます。全員が売ると決めた共有名義の家なら、家ごと売る前提で聞きましょう。市外に住んでいるなら、「現地に通わずに、契約と引き渡しまで進められますか」も聞きます。現地へ行く回数を数で答えた会社なら、段取りを組めます。
4. かかる費用
仲介手数料や査定料に加え、家財の撤去費や解体費を査定額から差し引くかを聞きます。壊すか迷っているなら、市の補助で壊した場合の自己負担と、今のまま売った場合の手元の額を並べましょう。
5. 引き渡した後の責任を免除できるか
売った家に、契約書に書いていない傷みや不具合が見つかったとき、売主が負う責任。これを契約不適合責任と呼びます。当社以外の表の10社は、買い取るときにこの責任をどう扱うかを公式サイトに書いていません。なお、スターハウジングは、仲介で売った家で売主が修繕する条件で責任を免除にした例を載せています。免除できるか、範囲をどう決めて契約書に書くかを聞きましょう。
| 見るところ | 電話で聞くこと | 答えの比べ方 |
|---|---|---|
| 訪問と価格の日 | 現地を見に来られるのはいつ。価格はいつ出ますか | 日付で答えた会社を残す |
| 買取の例 | 相模原市や、道路に接していない家を買い取った例はありますか | 町名や道の条件まで話せるか |
| 家の事情 | 家財が残る家や、兄弟の同意がそろわないときの自分の取り分だけでも買い取りますか。市外に住んでいても、現地に通わずに契約と引き渡しまで進められますか | 「見てから」だけで終わらないか。現地へ行く回数を数で答えるか |
| 費用 | 家財の撤去費・解体費を価格から引きますか。仲介手数料は | 手元に残る額で比べる |
| 引き渡し後の責任 | 契約不適合責任は免除できますか。範囲はどう決めますか | 免除の有無と範囲を契約書に書くか |
| 事情のない家 | 仲介で売り出す価格と、買い取る価格の両方を出せますか | 手元に残る額と売れるまでの期間で比べる |
業者選びの全体の流れは、空き家買取業者の選び方に載っています。
壊すか売るかで迷ったら買取くん——片付けも修繕もせず今の状態で引き渡せる
古い実家を壊すか売るかで迷っている人や、道路に接していない家で売り先が決まらない人には、再建築不可を得意領域に挙げ、今の状態のまま買い取る当社が合います。建て替えできない家も、家財が残る家も、壊さずにそのまま査定に出せるからです。
品川区上大崎の本社から、相模原市の空き家にも対応
買取くん(株式会社リアテクス)の本社は、目黒駅から歩いて2分の品川区上大崎にあります(会社情報)。当社は、相模原市の空き家もこの本社のチームで担当しています。宅地建物取引業の免許番号は、東京都知事(1)第107888号です。
買い取れるかどうかと金額の目安は、担当者が登記・図面・現地の状況を確認して判断します。何日後に現地を見るかは、査定を申し込むときに電話で確かめられます。相談は、物件の所在地と今の状況をフォームか電話で伝えれば始められ、書類は後からで大丈夫です。
道路に接していない家も共有名義の家も得意で、他社で断られた物件も買取可能
得意な物件として挙げているのは、再建築不可・共有持分・底地・借地・相続した空き家などです(買取くんの事業紹介)。建て替えのできない家や、兄弟の同意がそろわない家の取り分も、査定の対象になります。
他社で断られた物件も買取可能で、買い取れない場合もその理由をお伝えします。
片付けも修繕もせず引き渡せて、近所にも知られにくい
当社へは、残置物の撤去・リフォーム・クリーニングをせずに今の状態のまま引き渡せます。撤去や解体の手間を価格にどう反映したかは、査定の担当者が買取価格とその根拠を説明するときに確かめられます。
契約不適合責任を免除する契約も可能です(免除の範囲は物件の状況・契約条件により、契約時に個別に定めます)。物件情報をポータルサイトなどに載せないので、ご近所や知人に知られずに手放したい方にも対応できます。
300名以上の投資家に紹介する仕組みだから、仲介手数料0円で最短3日
物件ごとに、当社が買主になるか、常時300名以上いる投資家ネットワークの投資家へ紹介するかを決めます。収入は、投資家から受け取る紹介手数料が基本です。そのため、売主様から仲介手数料はいただきません。
買主を募る広告や、買主の融資審査を待つ期間がないので、売却は最短3日で成立します。無料査定は最短6時間で、水曜・日曜は翌営業日の対応です。
道路に接していない古い実家や、家財を片付けに通えない実家を持つ人に向く
次のどれかに当てはまる方は、一度ご相談ください。
- 家が道路に接しておらず、市の補助で壊そうか迷っている
- 市外に住んでいて、家財を片付けに通えない
- 兄弟の同意がそろわず、自分の取り分だけを手放したい
当社の公式サイトには、東京都北区で築50年を超え、少し傾きのある家を4,400万円で買い取った事例を載せています(相模原市の事例ではありません)。窓口役のご家族は「平日の日中は動けず電話もあまりできない」状況でした。それでも「土曜日も動いてくださり、さらにはSMSでのやり取りもしてくださりました」と、お声を寄せてくださっています。
一方で、道路に問題がなく、共有名義でも兄弟全員が売ると決めていて、時間をかけて高く売りたい方もいます。その場合は、仲介と買取の両方の価格を出す市内の会社のほうが向いています。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)
相模原市の空き家の売却でよくある質問
相模原市で空き家の売却を相談できる窓口はどこですか?
区役所の市民相談室で、宅地建物取引士に無料で不動産の相談ができます。中央区役所は第2・第4金曜、南区役所は第1月曜、緑区役所は第3月曜の13時30分〜16時で、1人30分まで。当日の8時30分から電話で予約します(市の不動産無料相談会のチラシ)。管理・売却・解体・相続をまとめて聞くなら、NPO法人空家・空地管理センター(0120-336-366)が窓口です。市が支援法人に指定した団体です(市の相談窓口のページ)。家を見てもらうなら無料の空家等相談員派遣もありますが、売れる価格は示しません(空家等相談員派遣事業)。市の担当は住宅課の空き家対策班(042-769-9817)です。
相模原市の空き家バンクに登録すれば、買い手は見つかりますか?
市の空き家バンクの登録物件は、公表資料では0件です(物件登録状況)。登録できるのは、相続登記が済んで名義が持ち主と同じで、管理不全の状態でなく、法令違反や税の滞納がない空き家です。交渉と契約は当事者どうしで行い、市は宅建業者に仲介を頼むよう勧めています(仲介手数料がかかります。相模原市空き家バンク)。早く売りたいなら、表の会社に査定を頼みましょう。
相模原市で3,000万円控除の確認書をもらうには、どのくらいかかりますか?
市は、確認書の交付まで1〜2週間程度と案内しています。確定申告の時期(2月16日〜3月15日)が近づくと窓口が混み、さらに日数がかかることもあります(被相続人居住用家屋等確認書)。申請は相続人ごとで、添付した書類は返ってきません。この確認書は、相続空き家の3,000万円特別控除(親から相続した空き家を売った利益=譲渡所得から、最大3,000万円を差し引ける特例)を受けるのに使います。昭和56年5月31日以前に建てた家で、相続から3年を経過する年の12月31日まで、かつ令和9年12月31日までに売ることなどが条件です。3人以上で相続すると、1人あたり2,000万円になります。要件の一覧は3,000万円特別控除にあります。
相模原市の空き家で庭木が伸び放題だと、固定資産税は上がりますか?
放っておいて市から管理不全空家等と認められ、指導のあとに勧告を受けると上がります。管理不全空家等は、このままでは特定空家等(倒壊などのおそれがある空き家)になるおそれのある空き家のことです。勧告を受けると住宅用地特例が外れ、土地の固定資産税等は約4倍になると市は説明しています(市の認定基準のページ)。庭木の剪定・伐採は、市と協定を結んだ相模原造園協同組合(042-773-8977)に相談できます。相談は無料で、作業は有料です。
買取くんでは、相模原市の道路に接していない空き家の査定もお願いできますか?
できます。再建築不可は、当社が得意とする物件の一つです。買い取れない場合も、その理由をお伝えします。契約不適合責任を免除する契約も可能です(免除の範囲は物件の状況・契約条件により、契約時に個別に定めます)。壊すか迷っている段階でも、今の状態のままの価格を確かめる材料にお使いください。
まとめ
相模原市の空き家は、家財・道路の接し方・名義といった家の事情を買取の対象に挙げる会社へ頼み、古い家は市の解体補助を申し込む前に今のままの査定と比べて決めます。買取は早い一方で価格は仲介より低くなりやすいので、事情のない家(下がれば建て替えられる道に面した家も含む)は両方の価格を並べましょう。家の事情を書き出し、壊す前に価格を取り、同じ5つを2社に聞く。この順番で頼み先を選んでください。ほかの市の会社も探すなら、神奈川県の空き家買取業者18選が入口です。
当社の買取くん(東京都知事(1)第107888号)は、共有持分を得意な物件に挙げています。兄弟の同意がそろわず、自分の取り分だけを手放したい方に合います。
受付時間 10:00〜19:00(水・日曜定休)

